日本で初の開催となった、ダブルグランプリ。

　何も特別なのは、本戦だけではありません。

　今回のグランプリには、スペシャルイベントと称された『アルティメットマスターズ』を６パック使用したイベントが開催されました。

　何が特別なのかと思われた方もいるかもしれませんが、これ、発売前のパックなんですよ！！

　『アルティメットマスターズ』の発売日は、2018年12月7日金曜日。ここグランプリ・静岡では発売１週間以上前の、11月29日木曜日、11月30日金曜日、そして、明日の12月2日日曜日もこれを用いた６パックシールドがおこなわれます。

　簡単にこのイベントを説明すると、『アルティメットマスターズ』のプレリリースのようなイベントです。

　各イベントには100名のプレイヤーが参加できるのですが、誰よりも早くマスターズのリミテッドのイベントに参加できるとあって、どの日も定員以上の申し込みがあって、参加は抽選となりました。

　私が確認した金曜日は、193名の申し込みがあったそうです。

　参加できた人は大変にラッキーです。

　有名なプレイヤーも、世界で誰よりも早く新セットのカードを触れるとあって、参加していました。

　「アルティメット」と名にある通り、今回収録されているカードはどれもパワフルで、パックを開封するだけでも、そこかしこで、歓喜の声が聞こえていました。

　　『アルティメットマスターズ』のカード一覧はこちら。

• 『アルティメットマスターズ』カードイメージギャラリー

　このイベントは、わりとカジュアルなイベントで、パック開封中は、どこもわきあいあいとした雰囲気でした。

　こちらの方は、《タルモゴイフ》のfoilカードを引き当てていました！

　荒ぶる姿となった新絵の《タルモゴイフ》。このとげとげしさが、foilに良く似合います。

　さて、デッキ構築がはじまると、誰もが真剣そのもので、自分のカードプール(パックから出たカードのこと)と睨み合っていました。

　それもそのはず、このイベントでは、３回戦中３勝すると、景品のパックだけでなく、アルティメットボックストッパーがもらえるのです。

　アルティメットボックストッパーとは、『アルティメットマスターズ』のボックスに１パック入っている特別なパックです。

　このパックの中には、１枚特別な枠のカードがランダムで１枚入っています。

　『アルティメットマスターズ』のすべてのカードが、ここに入るわけではなく、選び抜かれた全40種類のうち１枚が入っています。

　どれも、これも、パワフルなカードばかりです。まさに、アルティメット！

※『アルティメットマスターズ』のボックストッパーについては、こちらですべてのカードが公開されています。

• 『アルティメットマスターズ』発表

　シールド戦でも非常にカードパワーの高い戦いが繰り広げられていました。

　こちらは、戦場に《鷺群れのシガルダ》が出ています。

　対象に取れなくて、生け贄に捧げさせることもできない、しかも飛行で５/５、こんなクリーチャーが戦場に出てきたら、リミテッドではどうするの!?

　って思ってたら、彼は３勝して、ボックストッパーをゲットしていました。

　彼にも聞いてみたら「《鷺群れのシガルダ》はどうやったらやられるのか分からないぐらい、とにかく強かったです」とのことでした。

　「○○を出す、相手はしぬ！」と言えるほどのパワーカードがたくさんあるのも、この『アルティメットマスターズ』の面白さですね。

　他にも、この日は多くの人がトッパーのパックをゲットしていました。

　ではでは、最後に、今回のイベントでトッパーを手にいれた人が、この青いパックを剥くということでしたので、その場に立ち会わせていただきましたので、その様子を紹介したいと思います。

　パックから、飛び出したのは《魂の洞窟》と《復讐蔦》でした。

　これには、パックを剥いた方もご満悦。

　しかし、この２枚のカード。うーん、まさに、アルティメットッ！！