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グランプリ・北京2017

観戦記事

第10回戦:川崎 慧太(大阪) vs. 井川 良彦(東京)

By Masashi Koyama

 初日を8勝1敗とプレイオフ進出へ向けて視界良好なふたりの日本勢、川崎慧太(大阪)と井川良彦(東京)が2日目の緒戦で相対する。

 それぞれが関東、関西を代表するプロチームに所属していることもあり、会話は自然とその流れに。

井川「お、(所属チームの最新のサプライを)使ってるじゃん! 所属プレイヤーの鏡だね!」

川崎「いやいや、これ(ライフメモ)なんかは普通のやつやから......(笑)」

 和やかに会話をしていたふたりだが、「You may begin(ゲームを始めてください)」とヘッドジャッジのアナウンスが流れると、笑顔から勝負師の顔へと変貌し、運命の2日目が開始された。


川崎慧太(写真左)vs. 井川良彦(写真右)

ゲーム1

 井川が《迷宮の守護者》《仕える者たち》という2〜3ターン目のアクションに対し、川崎は《媒介者の修練者》から《食餌+給餌》でカバ・トークン生成というレアの2連打という強力な展開を見せる。

 ここでお互いに《微光鱗のドレイク》を召喚すると、川崎は《活力のカルトーシュ》で井川の《微光鱗のドレイク》を一方的に葬る。これに対し井川は《強制的永眠》で戦場を落ち着かせ、一進一退の攻防が続く。

 が、天秤を自らに傾けるべく川崎はここで《食餌+給餌》を「余波」で唱え一気に3枚の手札を補充し、アドバンテージで井川に差をつける。

どちらも強力な「1枚」

 この妨害無しでのアクションが許されたターンになるべく盤面での差をつけたい井川は《古代ガニ》という受け身な行動しか取ることができず、川崎の《大いなるサンドワーム》を《主張》するものの《釣りドレイク》で手札に戻され、決定打を放つことができない。

 井川はこの《釣りドレイク》を《錯覚の覆い》で無力化し、再度唱えられた《大いなるサンドワーム》を《本質の散乱》するが、《知識のカルトーシュ》をまとった《媒介者の修練者》が空から4点ずつのクロックを刻み始め、井川のライフは一桁まで落ち込む。

 井川は《風案内のエイヴン》《微光鱗のドレイク》で戦線を立て直すが、川崎のフィニッシュブローは《驚異への入り口》!

 これで川崎の全てのクリーチャーがブロックされなくなり、川崎が速やかに一本を先取。

川崎 1-0 井川

ゲーム2

 井川がマリガンスタートから《微光鱗のドレイク》サイクリングを経て《迷宮の守護者》、川崎が先ほどゲームを大きく動かした《食餌+給餌》からの立ち上がり。

 井川は1ターン挟んで《微光鱗のドレイク》を連続で送り出すと、川崎は1体をカバ・トークンへの《活力のカルトーシュ》で討ち取り、こちらも《微光鱗のドレイク》を並べる。

 井川はこれを《主張》し、《微光鱗のドレイク》ビートダウンで川崎のライフを削りにかかる......が先にカバ・トークンで攻勢に出ていた川崎がダメージレースではリードしており、井川のライフは5まで落ち込む。

 ここで井川は川崎の攻勢を受け止める必要があると判断し、クリーチャーを3体とも立ててターンエンド......がまたも川崎からは《驚異への入り口》!

川崎が2本連続で強烈な決定打を放つ

 これに対し何もできない井川は「デッキ強すぎるよ......」とこぼしながら土地を畳み、川崎が自身3度目のグランプリトップ8へ向けて2日目の順調なスタートを切ったのだった。

川崎 2-0 井川

川崎 Wins!

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