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第115回:プレインズウォーカーポイントにギルド導入!と、「ダメージの結果」

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ウィザーズプレイネットワーク通信


ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。

2012.08.29

WPN通信 #115:プレインズウォーカーポイントにギルド導入!と、「ダメージの結果」


 こんにちは。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。

 この週末はオフタイムを利用してさいたまスーパーアリーナへ行ってきました。昨年から行くようになったさいたま新都心ですが、このイベントが終わると夏も終わりだなあ、なんて感傷的になります。アリーナでは多くのマジックプレイヤーだったり、ジャッジだったり、元プレイヤーだったりという方々にお会いしたり、会えずともソーシャルメディアで体験をシェアしたり、打ち上げに出かけたりとアクティビティに満ちた週末でした。

 良質なエンターテインメントに触れたおかげで体力はともかく気力はすっかり回復し、月曜日から高密度なペーパーワークをこなす日々へ戻って参りました。ふとカレンダーを見れば 8 月もあと数日、夏も終わりですね。夏休みの宿題は、休み明けにまとめて提出するタイプの私は、いまになって色々しゃかりきになって倒している最中です。

 残暑って言葉はまだ似合わず、むしろ暑さがますます増しているような印象を受ける今日このごろ、来月半ばくらいまでは刺すような日差しに負けないように通勤・通学していく日々が続きそうですね。


マジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権は本日から開催です

2012マジック・プレイヤー選手権

 今年の最優秀選手、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを決めるマジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権は、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト本社にほど近いシアトルで、本日から三日間にわたって開催されます。

 2012 Magic Players Championship(英語記事)

 マジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権に参加できるのは、世界各地から招待された今シーズン最高峰の成績を残している 16 人のトッププロたち。もっとも多く選手を輩出しているアメリカからは 7 人、次点の日本から 4 人が招待されています。

2011年最優秀選手:オーウェン・タータンヴァルド(アメリカ)
2011年世界チャンピオン:彌永淳也
2011年マジック・オンライン・チャンピオン:リード・デューク(アメリカ)
プロツアー・フィラデルフィア・チャンピオン:サミュエル・エスラティ(イタリア)
プロツアー闇の隆盛チャンピオン:ブライアン・キブラー(アメリカ)
プロツアーアヴァシンの帰還チャンピオン:アレクサンダー・ヘイン(カナダ)
北米トッププロ:ジョシュ・アター=レイトン(アメリカ)
南米トッププロ:パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ(ブラジル)
ヨーロッパトッププロ:マーティン・ジュザ(チェコ)
日本トッププロ:渡辺雄也
アジア太平洋トッププロ:クオ ツーチン(台湾)
プロポイント招待:ジョン・フィンケル(アメリカ)
プロポイント招待:ルイス・スコット=ヴァーガス(アメリカ)
プロポイント招待:八十岡翔太
プロポイント招待:デヴィッド・オチョア(アメリカ)
プロポイント招待:中村修平

 プレイヤー選手権はタイトルだけでなく、参加するだけで 1,000 ドル、最優秀選手には 40,000 ドルの賞金が用意されているので、ペイアウト効率で話をすればもっとも「効率がいい」プロイベントかもしれません。まあ、招待される事由がプロツアー・チャンピオンであったり、あるいは地域のトッププロだったりと、そもそものハードルが高いんですけどね。

 鍛冶くんの連載でキューブ・ドラフトを練習している模様が紹介されていましたが、プレイヤー選手権のフォーマットには、キューブ・ドラフト、マジック基本セット 2013 ブースタードラフト、モダン構築の三つが採用されています。
 ブースタードラフトはともかく、キューブもモダンもきちんとメンバーを集めるところから始めないと練習する環境を作るのも一苦労だ、という話を以前渡辺くんから聞いたことがありました。

 プレイヤー選手権で使用するキューブの中身は事前に発表されていました(参考)ので、参加選手たちはこの内容を基に練習してきたことでしょう。そう考えると、日本から招待されているプロが 4 人もいて、彼らが東京に活動拠点を持っていたのは、多少のアドバンテージがあったかもしれません。

 水曜日と木曜日が予選ラウンドで、スイス 12 回戦終了時点の上位 4 人が金曜日のプレイオフへ進出します。イベントとウェブキャストの予定は次の通りです。

1 日目:29 日(日本時間:木曜 AM 3:45 から放送開始)

 ・キューブ・ドラフト 3 回戦
 ・モダン構築 3 回戦

2 日目:30 日(日本時間:金曜 AM 3:45 から放送開始)

 ・マジック基本セット 2013 ブースタードラフト 3 回戦
 ・モダン構築 3 回戦

3 日目:31 日(日本時間:土曜 AM 5:30 から放送開始)

 ・予選上位 4 人によるモダン構築シングルエリミネーション 2 回戦

2012 Magic Players Championship Event Information より・英語)

 ウェブキャストは日本時間で木曜日と金曜日は午前 3:45 から、土曜日は午前 5:30 からそれぞれ放送がスタートしますので、早起きが苦にならない人はぜひお楽しみください。


いま再び熱くなるモダンに注目!

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1500人以上が参加したグランプリ・横浜

 モダンは今年 6 月に開催されたグランプリ・横浜のフォーマットに指定されたことで、日本国内では夏まで大盛り上がりしました。いまは一段落したような風潮はありますが、実は全国の店舗大会で(スタンダードより開催数、参加人数ともに少ないですが)モダンは遊ばれていますので、モダンプレイヤーたちにとってはトッププロたちがプレイヤー選手権に持ち込んだデッキの行方は気になるところではないでしょうか。

 もちろん、ここで情報が出そろって加熱したところで、店舗大会を設定するのもありですね。というのも、10 月に開催されるプロツアー・ラヴニカへの回帰の構築フォーマットも同じくモダンなのです。地元の予選を抜けてプロツアーに参加する選手がいる店舗であれば、地元代表を応援する意味にもなるでしょう。なにより、プロツアーに参加する選手たちにとっても、プレイヤー選手権のモダンがスタートラインとなるでしょうから。

 渡辺、中村の両名はワールド・マジック・カップからグランプリ・ボストン(リンク先は英語カバレージ)を経てシアトル入りという三週間の長期アメリカ滞在スケジュールで、八十岡も前週のグランプリ・ボストンから参加してプレイオフに残り、その勢いのままにプレイヤー選手権に備えてシアトル入りしています。

 エピソードを一つご紹介します。

 渡辺くんとはわりと顔を合わせるのでお互いに近況報告をすることが多いのですが、あるときワールド・マジック・カップから続く夏の計画を話してくれました。グランプリ・横浜が終わって、モダン人気が一段落したころだったと思います。

「10 月までモダン漬けなんですけど、モダンのイベントがないんですよね。くわえてキューブもスタンダードも練習しないといけないんだから、キャプテンも楽じゃないっすね」

 笑い飛ばしながら夏の三連戦とプロツアー・ラヴニカへの回帰のことを話してくれた渡辺くん。ワールド・マジック・カップ、プレイヤー選手権、一月空いてプロツアー、と夏から秋にかけてモダン構築のプロイベントを連戦する彼にとって、参考となる、あるいは練習に使えるモダンのイベントがないのは悩みの種だったとか。

 でも、それは私に話をしてくれるときに「盛った」だけだろうなあと解釈しています。実際には、それぞれのイベントに同行することになるプレイヤーたちと集まって練習会をしていたようです。その模様は先に紹介した鍛冶くんの記事でも触れられていましたね。練習の成果が発揮されることを願っています。


 最大勢力にしてホームのアメリカ勢が勝つのか、日本から参戦した 4 人のプロが勝つか、はたまた二大勢力を押しのけた他の 5 人がタイトルを手にするのか。招待された 16 人 はいずれも負けず劣らず綺羅星のような実績を持つトッププロたち。彼らの素晴らしい試合を期待しながら、明日から早起きする三日間となりそうです。


プレインズウォーカーポイントがリニューアルされました

 マジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権の開催に合わせて、プレインズウォーカーポイントの公式サイトがリニューアルしました。

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 プレインズウォーカー・ポイント

 ラヴニカへの回帰ではアートとしてフィーチャーされているジェイスとニヴ=ミゼットですが、そのジェイスが背景アートとしてお目見えし、青一色に塗り替えられた公式サイト。「ギルド」というタブが実装されました。

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 さっそくギルドを見てみます。

 ラヴニカへの回帰でフィーチャーされるのは、ギルドの都です。ラヴニカには 10 のギルドが存在しますが、プレイヤー自身がいずれかのギルドに属することができるようになったのです!

 10 のギルドは、ギルド構成員が獲得したギルド・ポイント順にリーダーボードに並んでいます。この記事を執筆している時点で、一番人気のイゼット団は 748 人の構成員が! 最下位のグルール一族は構成員が 98 人なので、7 倍の開きがあります。イゼット人気すごいですね。

 さて、ギルドを選びましょう。

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 10のギルドがそれぞれのギルド・シンボルで彩られた紋章が表示されました。この中から所属したいギルドを選んだら、「加入」ボタンを押すだけです。

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 どのギルドを選ぶか決められない人は、「加入」ボタンの下にあるクイズから探すこともできます。

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 ギルドに加入すると、ギルドリーダーから構成員へウェルカムレターが届きます。そして、あなたのプレインズウォーカーポイントのページは、ギルドの色に染め上げられます。

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 「実績」タブをクリックして、最近獲得した実績を確認してみます。

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 わたしは競技イベントにルール上参加できないのでなかなか実績を獲得できないのですが、ギルド加入によってバッジが増えてました。

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 ギルド構成員が獲得できる実績は、ギルドごとに異なります。これらの実績を獲得するごとに、ギルド・ポイントがギルドにもたらされ、所属するギルドがより高みへと登っていくのですね。ラヴニカでもっとも反映したギルドを目指すには、より多くの構成員を集め、より多くの実績を獲得する必要があります。

 どのギルドにもありますが、構成員が合計何回プレリリースに参加したか、という項目があります。あなたが、所属しているギルドのメンバーとしてラヴニカへの回帰プレリリースに参加することで、それがそのままギルドの実績にも加えられ、ひいてはギルド・ポイントの上昇に繋がるのです。

 ぜひ、ギルドに所属してプレリリースやフライデー・ナイト・マジックに参加して、ギルドに貢献しましょう! 願わくば、あなたの所属するギルドから、グランプリ・チャンピオンが産まれんことを!

 プレインズウォーカーポイントは今回のリニューアルによって、プレインズウォーカーポイントをためる楽しみのほかにも楽しみ方が増えました。ぜひ、イベントに参加することを楽しんでください。

 『ラヴニカへの回帰』のギルドについては、特設ページが設置されています。前述の、ギルドを選ぶためのクイズもここから開くことができます。あわせてご利用ください。(編集追記 8/31)

 GuildsofRavnica.com (日本語翻訳あり)


9 月のフライデー・ナイト・マジック

 9 月のフライデー・ナイト・マジックのプロモカードが発表になりました。
 来月の FNM 賞品プロモカードは《未練ある魂》。

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 闇の隆盛で登場した《未練ある魂》は、すぐさまスタンダード環境を席巻するようになり、その強さゆえにイニストラード・ブロック構築では禁止カードに指定される憂き目にあいました。しかし、ブロック構築以外では問題なく使用することができるこのカードは、いまもスピリット・トークンを産み出し続けています。

 《未練ある魂》が最初に活躍したプロツアー・闇の隆盛では、プロツアー殿堂顕彰者ジョン・フィンケルのデッキに採用されていました。プロツアー・闇の隆盛でフィンケルの準決勝の対戦相手は、同じく殿堂顕彰者ブライアン・キブラー。
 この伝説的な二人の対戦は、動画でご覧いただけます

 9 月は毎週フライデー・ナイト・マジックがあり、マジック・セレブレーション(9/8)があり、ラヴニカへの回帰プレリリース(9/29-30)で幕を閉じます。
 翌週 10/5 はラヴニカへの回帰が発売されますが、この日にフライデー・ナイト・マジックを開催する店舗へは発売記念週末プロモが提供されますので、イベント申請はお忘れなく。



bnr_testing.png

ダメージの結果


 早速ですが、問題です。
(以下、アクティブ・プレイヤーをAP、非アクティブ・プレイヤーをNAPと表現します)

例題

 APは2体の《歩く死骸》でNAPに攻撃した。NAPはそのうち一方を《アジャニの陽光弾手》でブロックした。
 NAPのライフが1であったとすると、NAPはゲームに敗北するだろうか?


回答

 敗北しない。NAPはライフ1になる。


ダメージ

 マジックで一番やり取りされる数字といえば、やはりライフの数値とダメージでしょう。
 ダメージは戦闘の結果として与えられたり、呪文や能力による効果によって与えられたりします。また、ダメージを与えたことにより引き起こされるイベント(=誘発型能力)や、ダメージそのものが無くなってしまったり(=軽減効果)、別のイベントになったり(=置換効果)します。


ダメージの発生源

 ダメージを与えたオブジェクトはダメージの発生源となります。オブジェクトと書いた通り、どのようなオブジェクト――スタック上の呪文のコピーや、追放領域にあるカード、統率領域にある計略カード――なども、ダメージを与えることができます。

 主なダメージの発生源はクリーチャーです。一部に能力でダメージを与えることができるものもいますが、クリーチャーは戦闘によって戦闘ダメージを与えることができます。また、呪文は能力によってダメージが与えられる場合、その発生源は呪文それ自体や、能力の発生源となります。

 ダメージの発生源によっては、それを軽減したり置換したりするために必要な情報が含まれていたり、発生源が絆魂や接死をもっていることによってダメージの結果が変わったりします。

 例を出しましょう。《アジャニの陽光弾手》が《迫撃鞘》を装備しています。そして能力を起動して、対象となったプレイヤーに1点のダメージを与えようとしました。この場合、ダメージの発生源は《アジャニの陽光弾手》であり、それは絆魂をもっているので、起動した側のプレイヤーは、1ライフを得ることになります。


ダメージの結果

 ダメージは、それを受ける側によってその結果が変わります。

 クリーチャーが受けたダメージは、そのクリーチャーが「負う」ことになります。通常、ターンが終了する間際のクリンナップ・ステップになってようやく、「負った」ダメージは取り除かれます。

 プレイヤーが受けたダメージは、通常、結果としてその分だけのライフを減らすことになります。2点のダメージを受けるプレイヤーは、結果としてライフを2点減らします。これはライフの喪失であり、「ライフを失った」ことによる誘発型能力が誘発するきっかけになります。(→《極上の血》)

 プレインズウォーカーが受けるダメージは、結果としてその分だけの忠誠カウンターを取り除くことになります。上記のプレイヤーのライフの喪失と同じように、ダメージの結果として忠誠カウンターが取り除かれることになります。


 また、ダメージを与える側が能力を持っているかどうかによっても、その結果が変わります。

 感染や(古いキーワード能力である「萎縮」)を持つ発生源から、クリーチャーに与えられたダメージは、「負う」のではなく、-1/-1カウンターが置かれます。
 ここで注意して欲しいのは、あくまでダメージを与えた結果として-1/-1カウンターが置かれることになった、ということです。感染持ちのクリーチャーがダメージを与えた場合、それは-1/-1カウンターが置かれることになりますが、「ダメージを与えた」ことには変わりありません。それは単に「負う」のではなくなっただけです。

 同様に、感染を持つ発生源からプレイヤーに与えられたダメージは、同じ量の毒カウンターが置かれることになります。この場合でも、「ダメージを与えた」ことに変わりはありません。

 例えば、《ファイレクシアの十字軍》が《戦争と平和の剣》を装備してプレイヤーにダメージを与えた場合でも、そのプレイヤーのライフが減るのではなく毒カウンターが乗りますが、《戦争と平和の剣》の能力は誘発することになります。


 また、絆魂をもつ発生源がダメージを与えた場合、他の結果に加えて、その発生源のコントローラーはその量と同じライフを得ます。

 例題の場合、NAPはブロックしなかった《歩く死骸》から2点の戦闘ダメージを受けますが、同時に、《アジャニの陽光弾手》が持つ絆魂があります。従って戦闘ダメージの結果はNAPのみを見ると、「2点のライフを失い、2点のライフを得る」という結果になり、NAPのライフは結果として1点のままです。

 詳しいダメージの結果に関しては、CR119.3のaからfまでに表記されている通りです。


 さて、最後に以下の問題を考えてみて下さい。
 解答としては2択になりますが、まずはCRを見ずに直感で答えを出してみましょう。

 ツイッターでもつぶやいてみてくださいね。


問題

 APは《酸のスライム》を、
 NAPは《不滅》のついた《セラの天使》をコントロールしている。

 APが《酸のスライム》で攻撃し、NAPはそれを《セラの天使》でブロックした。
 その後、第2メイン・フェイズで、APは《存在の破棄》の対象を《不滅》にして唱え、それを追放した。

 さて、《セラの天使》は破壊されるだろうか? 


 この問題の答を含め、ダメージの手順についての解説は次回に行います。

 今回はここまでです。




ライター:testing

 愛知在住のレベル 2 ジャッジ。ルールに造詣が深い氏のブログ closet belief 2 では、おもにルールにまつわる役立つコラムが掲載されることが多く、毎週金曜日に掲載される Friday Magic Quiz を毎週楽しみにしているファンも多い。
 本コラム Formal Magic Quiz は、氏のブログで連載されている Friday Magic Quiz への氏によるオマージュであることは疑いようがない。どちらも略称 FMQ としてお楽しみいただければ。


WPN からのお知らせ

 8/29 現在、以下の WPN プログラムならびにイベントが申請できます。イベントの申請は、ウィザーズイベントレポーターからかんたんに操作できます。ウィザーズイベントレポーターは WPN サイトからダウンロードしてください。

全主催者
  • Magic (競技イベント/個人戦・双頭巨人戦・チーム戦)
    • ブースタードラフト
    • レガシー
    • エクステンデッド
    • ヴィンテージ
    • スタンダード
    • シールドデッキ
    • ブロック構築
    • モダン
    • Trios スタンダード(3人チーム構築)
    • Trios シールドデッキ(3人チームリミテッド)
    • 2HG(双頭巨人戦は 2HG で始まるそれぞれのフォーマットをご利用ください)
  • Casual Magic Event(カジュアル/8人未満で開催したイベントやフリープレイ会の報告に)
    • カジュアル構築
    • カジュアルリミテッド
  • Casual Multi-Player(カジュアル多人数戦)
    • 魔王/Archenemy
    • プレインチェイス戦/Planechase
    • 統率者/Commander
    • 皇帝戦/Emperor
    • 無差別戦/Free-for-all
    • 大乱闘戦/Grand Melee
    • その他/Other
ゲートウェイ店舗

 ゲートウェイ店舗は、全主催者向けイベントが申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

  • Magic League(店舗独自のリーグ戦報告に)
コア店舗

 コア店舗は、ゲートウェイ店舗のプログラムをすべて申請できます。くわえて、以下のプログラムが申請できます。

  • Friday Night Magic - October 2012
  • Magic Game Day - Return to Ravnica(ラヴニカへの回帰ゲームデー)
アドバンス店舗

 アドバンス店舗は、コア店舗のプログラムを 2 回ずつ申請できます。

WPNマテリアル

 サポートキットは一店舗一回限り請求できます。メンバーカードは、毎月 2 回まで請求できます。

  • Trade Marketing WPN Kit(2012年版店内掲示用キットの請求)
  • Membership Card Request - 2012(新規メンバーカードの請求)

 現在受付中の WPN プログラムについては、WPN 公式サイトに掲載されていますのでご確認ください。

 また、それぞれのイベント案内ならびにプロモーション案内は、セールス配布文書一覧から取り寄せることができます。

 WPN プログラムの申請方法については、WPN 通信 第47回に詳しく記載がありますので、ご一読ください。それでもわからないことがありましたら wpnjapan@wizards.com へお気軽にご相談ください。


グランプリトライアル(アドバンス店舗)

 グランプリトライアル(GPT)とは、競技レベルのトーナメントへの架け橋となるイベントで、該当するグランプリの不戦勝を選出するトーナメントです。プレインズウォーカーポイントのイベント倍率は 3 倍です。

 グランプリ トライアル大会

 GPT 開催に際しては、十分な席数を持つ会場と、イベント当日の運営を担う DCI 認定ジャッジが最低一人は必要です。また、イベントの申請に際しては遅くとも開催予定日の 3 週間前までに申請を済ませてください。

 現在トライアルの開催申請を受け付けているグランプリは次の通りです。

グランプリ グランプリ開催日 本戦のフォーマット トライアル開催時期 申請締切
台北(台湾) 11/24~25 シールドデッキ 8/26~11/9 9/10
名古屋 12/8~9 スタンダード 9/9~11/23 9/24

 申請された日付によっては GPT 開催が許可されないことがあります。上記トライアルの場合は、マジック・セレブレーション(9/8)、ラヴニカへの回帰プレリリース(9/29~30)、ラヴニカへの回帰発売週末(10/5~8)、ラヴニカへの回帰ゲームデー(10/27~28)の開催日には、GPT を開催することはできません。

 GPT のフォーマットは、シールドデッキ、スタンダード、エクステンデッド、モダン、ブロック構築のいずれかで開催することができます。GPT 開催を希望する店舗は、開催希望日、開催ロケーション、フォーマット、告知用 URL、当日のヘッドジャッジを明記のうえ、締切日までに wpnjapan@wizards.com へご連絡ください。


 日本語のルール文書まとめページが mtg-jp 内に設置されました。

 mtg-jp.com ルールページ

 ジャッジを目指す人必読の、マジック総合ルールや違反処罰指針、イベント規定といったお堅い文章から、プレイヤーに一度は目を通して欲しい基本ルールブック、プレインズウォーカーのルールやよくある質問集まで、日本語で読んでおいたほうがいいルール文書にアクセスしやすくなりました。


 各 WPN プログラムの申請スケジュールおよび大会日程、ならびに国内プレミアイベントの大会日程は Google カレンダーにまとめてありますので、よろしかったらご利用ください。

 また、注目イベントのページが特設されました。ブックマークに入れてぜひご利用ください。

 公開されている Google カレンダーは、各自が利用しているスケジューラにインポートすることができます。

 Google アカウントを利用して自身のカレンダーに表示させたり、スマートフォンのスケジューラへインポートすることで、自分の予定表とリンクさせることができるようになります。「今週の大会はどうだったっけ?」と悩んでいるような方にお勧めです。

 それでは、また来週。

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