• HOME
  • >
  • READING
  • >
  • 2013年9月27日 DCI禁止制限カードリスト告知

READING

お知らせ

お知らせ

2013年9月27日 DCI禁止制限カードリスト告知

お知らせ

2013年9月27日 DCI禁止制限カードリスト告知

authorpic_eriklauer.jpg

2013年9月27日 DCI禁止制限カードリスト告知

Erik Lauer / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru


告知日:2013年9月16日

発効日:2013年9月27日

マジック・オンライン発効日:2013年10月2日

Magic Online Pauper

時間の亀裂》、《雲上の座》 禁止

スタンダード、モダン、レガシー、ヴィンテージ

 変更なし

 マジック・オンライン固有のフォーマットへの変更は、Magic Online Community Group blog(リンク先は英語)にて月例で告知されています。

 各フォーマットの制限禁止カードリストは、こちら


2013年9月27日の制限禁止カードリスト更新に関する声明

 最近、Pauperの《フェアリーの大群》や《断絶》といった「フリースペル・メカニズム」を満載し、《雲上の座》を組み合わせて大量のマナを出す強力なデッキが存在します。《記憶の壁》や《熟考漂い》、《海門の神官》といったカード・アドバンテージをもたらすクリーチャーを加えることでカードの流れが止まらなくなりました。こうなると、《時間の亀裂》を使えば対戦相手のクリーチャーを大量にバウンスするだけでなく、カード・アドバンテージをもたらすクリーチャーをもう一度唱えることも可能になってしまいます。これを先のデッキに組み入れると、ループが発生します。パーミッション・デッキ以外では、この安定したデッキに立ち向かうのは困難です。

 DCIはどのカードのせいで対応が難しくなっているのかに注目しました。まずもって、ストームというメカニズムはPauperでは対策手段がほとんどありません。『ギルド門侵犯』のアップデートにより、《巣穴からの総出》や《ぶどう弾》は禁止されています。《時間の亀裂》が強力なことはわかっていましたが、この2種類に比べるとたいしたことはありません。そこで、このカードを禁止するのではなく、メタゲームがどう変遷するかを見ることにしたのです。大勢を占めるのでなければ、《時間の亀裂》デッキは面白いものです。しかし、それが大勢を占めるとなると、競技におけるメタゲームが狭まってしまうのです。

 2つめの問題は、《雲上の座》です。《雲上の座》には大した弱点もなく、マナ加速をもたらすとともに1枚で複数のマナを出せる土地となり、「フリースペル」がマナ生成器になってしまうのです。『ラヴニカ』ブロックのバウンス・ランドのような他の2マナ出せる土地には大きな弱点があります。《雲上の座》がモダンで禁止されたとき、ウルザ土地(《ウルザの鉱山》《ウルザの魔力炉》《ウルザの塔》)は競技モダンのデッキに入るぐらいに強くなりました。このレベルに水準を調整することで、Pauperのメタゲームも同じようによりダイナミックになるだろうと信じています。

  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索