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岩SHOWの「デイリー・デッキ」
ファイターとクレリック、「クラス」デッキをご紹介!(スタンダード、ヒストリック)
『フォーゴトン・レルム探訪』で「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に興味を持ったプレイヤーもたくさんいるんじゃないかな?
このゲームをプレイするにはまず、自分の分身となるキャラクターを作成するところから始めないとね。種族はもちろんのこと、クラスも重要だ。
クラスはシンプルに言えば職業であるが、単にそれだけを指すわけではなく、キャラクターの天命なのだと言われている。そう言われると慎重に選ばないとなぁ。
『フォーゴトン・レルム探訪』にはこのクラスをカード化したものがサイクルとして存在するので、まずはこれらをプレイして各クラスのニュアンスを理解するというのが正しい予習かもしれない。
クラス・エンチャントはレベルが上がるごとにその性能を増していく、まさしくRPGらしさを体感させてくれるものだ。今回はその中から2つのクラスのデッキをご紹介。いろいろと参考になれば幸いだ。それじゃあ早速1つ目! スタンダードで、闘志溢れるこのクラスから!
8 《山》 8 《平地》 2 《凱旋の神殿》 1 《怒静の交錯》 2 《ロアホールドの学舎》 -土地(21)- 4 《熱烈な勇者》 4 《コーの刃使い》 2 《鍛冶場主、コル》 2 《恐れなき探査者、アキリ》 4 《ブルーノー・バトルハンマー》 2 《戦闘の神、ハルヴァール》 -クリーチャー(18)- |
4 《毅然たる一撃》 2 《ファイター・クラス》 4 《タイライト剣の鍛錬》 1 《決闘のレイピア》 1 《影槍》 2 《ダンシング・ソード》 1 《ゴブリンのモーニングスター》 1 《拾った刃》 2 《スカイクレイブの大鎚》 1 《ドワーフの鎚》 1 《ハンド・オヴ・ヴェクナ》 1 《エンバレスの宝剣》 -呪文(21)- |
4 《火刃の突撃者》 4 《戦詠みのスカルド》 -サイドボード(8)- |
赤白が担当するのはファイター! 《ファイター・クラス》だ。
各種族の戦闘技術体系をマスターし、かつ多種族のそれに関する知識・眼識にも長けている、THE戦闘要員。ファイターにとって、その手に何を持つかは重要で、片手武器・両手武器・二刀流・盾を持つなどなど、装備品次第でその戦い方は変化する。
これを再現した《ファイター・クラス》は装備品に関するカードとなっており、そのレベル1は装備品サーチ。自分に適した武器探しより始まる。レベル2になれば装備コストを大幅に下げてくれるので、これらでクリーチャーに装備品をつけて殴るという動きをサポートするのが主な役割。
白と赤はもともと装備品の色で、他のセットでもそれを扱う色となっていることが多い。これを組み込んだ装備品重視のボロス(白赤)アグロデッキを組むのは簡単だ。似たような役目の《タイライト剣の鍛錬》と併せて、状況に即した装備品を手に入れる臨機応変なファイターデッキを目指そう。
このリストでは実に9種類、スタンダードの選りすぐりの装備品がひしめいている。お馴染みの破壊力抜群な《エンバレスの宝剣》は当然ながら、《ゴブリンのモーニングスター》《ドワーフの鎚》《ダンシング・ソード》などはクリーチャーを得る手段にもなる。
対戦相手のデッキや戦場の様子を見て、これらの中からベストな装備品をサーチするのは楽しい時間となるだろう。
クリーチャー陣もすべて装備品に関する能力持ち。《ブルーノー・バトルハンマー》が示す通り、とにかく装備品というカードをプレイする際に問題になるのは装備コストだ。
《ファイター・クラス》や《ブルーノー・バトルハンマー》をはじめとするカードでこれを軽減し、可能な限り踏み倒してスムーズに運用しつつ、ブルーノーや《コーの刃使い》《戦闘の神、ハルヴァール》で打点をグイッと上昇させ、可能な限り少ない攻撃でゲームを終わらせる。
対戦相手のクリーチャーは《ファイター・クラス》レベル3で強制的に戦闘させて討ち取ろう。アツく戦え!
16 《平地》 2 《アーデンベイル城》 2 《のどかな農場》 -土地(20)- 4 《魂癒し人》 4 《天界の語り部》 2 《巨人落とし》 1 《命の恵みのアルセイド》 4 《情熱的な扇動者》 4 《スカイクレイブの僧侶》 2 《太陽に祝福されしダクソス》 4 《正義の戦乙女》 1 《太陽冠のヘリオッド》 -クリーチャー(26)- |
4 《クレリック・クラス》 2 《希望の光》 4 《グリフィンの高楼》 2 《高貴なる行いの書》 2 《星界の霊薬》 -呪文(14)- |
2つ目のデッキはヒストリックより。白単で、このデッキが抱えるクラスはクレリック。クレリックは神に仕える者であり、信仰する神の力を授かってパーティーを支える。体力回復や防御力上昇などの呪文を用いるサポート役だ。クレリックはマジックでもお馴染みのクリーチャータイプなので、このイメージは掴みやすいね。
《クレリック・クラス》はこれまでのクレリック・クリーチャーと同じく、プレイヤーがライフを得ることに関する能力を持つ。レベル1は回復量アップ、レベル2になると回復することでクリーチャーを強化する。
ヒストリックには回復を重視するクリーチャー主体デッキがある。「白単ライフ」に《クレリック・クラス》を組み込んで、回復力をアップしつつ《太陽冠のヘリオッド》や《正義の戦乙女》で打点を上昇させるのを狙ったのがこのリスト。
とにかく回復、ライフゲインあるのみ! ライフが尽きなければアグロデッキに負けることはない。粘っていればクラスや戦乙女でクリーチャーのサイズでこちらが上回り勝てるだろうと。
《グリフィンの高楼》や《高貴なる行いの書》でトークンを並べて戦場を固めるのも得意としている。
《天界の語り部》や《正義の戦乙女》など重要なクリーチャーが除去されてしまったら、《クレリック・クラス》をレベル3にして復活させよう。このクラスは1マナと軽く、重ね引いてしまっても効果が重複するので無駄になりにくい点でも、構築シーンで活躍が見込めそうだね。
ファイターとクレリック、それぞれのクラスのデッキを紹介させてもらったが……皆がなりたいクラスはどれかな? クラスは全部で12種類もカード化されている。どれもが独自の機能を持っており、必ずや君好みのものが見つかるはず! さあ、クラスを決めたら構築フォーマットという深いダンジョンへと冒険の始まりだ!
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