2016年7月22日はイニストラードでの戦いの結末を描いた、『異界月』の発売日じゃったな。『異界月』はエムラクールの登場でイニストラードがえらいことになるんじゃが、その原因は……ソリンとナヒリの喧嘩かい！と、そういう顛末じゃな。コーの女性を怒らせると怖いのう。

　ふぉっふぉっふぉ、今日、紹介するカードも女性じゃったか、今日は『異界月』の大ボス、《約束された終末、エムラクール》を紹介するぞい。

　ナヒリが呼び寄せた《約束された終末、エムラクール》は次元を喰い歩くエルドラージの最強格じゃ。ボーラスやファイレクシアもやばい奴らじゃが、エルドラージは話が通じるところもなく、ただただ、やばい存在なのじゃな。一度、ソリン、ナヒリ、ウギンでゼンディカーに封印したものの、すったもんだの末に復活してしまったのじゃ。

　復活した時の《引き裂かれし永劫、エムラクール》もとんでもなかったのじゃが、２回目の登場となった《約束された終末、エムラクール》も、相手のターンを操ってしまうというとんでも能力を持っておってのう。トーナメントでは相手によって合法的にプレイミスさせられる事案が大量発生したのじゃ。ふぉっふぉっふぉ、ストーリーでも阿鼻叫喚、トーナメントも阿鼻叫喚と、エムラクールは阿鼻叫喚の渦に巻き込んだのじゃな。

　そして、このエムラクール、フレーバー上の強さと恐怖をゲーム上でも再現し、トーナメントレベルにするという試みがなされておってな、それがあまりにも完璧すぎたために不評という、ある意味すごいカードとなったのじゃ。そして、その強さと相まって、後にスタンダードで禁止カードに指定されたのじゃな。

　ふぉっふぉふぉ、わしはエムラムールに影響されてエルドラージにサレてしまう追タイ験がデキると考えれバ、そうワルくはナいと思うんジャガノ……エ？ ワシガエムラクールニ、シンショクサレテル？ イヤイヤ、アリエ ナイ エムラサイコウダゾイ、アリエ、アリ、エムラサイコウ、アリ……