ふぉっふぉっふぉ、今日は名作漫画「サイボーグ009」の連載が開始された日じゃ。わしには、この漫画が他人事とは思えなくてのう、個性的な９人が活躍するマジックのチームと言えばじゃ、おわかりいただけるじゃろう？ そうじゃ、我らがナイン・タイタンズじゃな。わしは「ウルザは実はサイボーグ009の大ファンだった」説を推しておるぞい。９人じゃし、それに常々、任務中に「俺のことはハリケーン・ジョーと呼べ」とか、言っとったような……わしもサイボーグ009は好きじゃが、ウルザは本当にしょうがない奴じゃ。

　さて、今回はサイボーグ009の代名詞の加速装置にちなんで、もっとも有名で強力なマナ加速のひとつ、《暗黒の儀式》を紹介していこうかのう。

　《暗黒の儀式》は最初期に色ごとに作られた、３の数字に関わる呪文のひとつじゃ。《暗黒の儀式》は１マナを３マナに増やすという、単純にして、強力な効果を持っておってな、土地が１ターンに１枚しか置けないことを考えると、使い捨てとは言え、３ターンを先取りできるとも言えたのじゃ。

　これに加えて、大きなインパクトを与えるカードと組み合わせれば、使い捨ての部分も容易に取り返せたのじゃな。《ネクロポーテンス》、《ファイレクシアの抹殺者》、《ヨーグモスの意志》といったカードたちじゃ。ふぉっふぉっふぉ、後はコンボとの組み合わせは無尽蔵にあったのう、コンボは決まれば勝ちじゃから、使い捨てだからなんてことは関係が無いのじゃ。レガシーなどでは、まさに加速装置よろしく、《暗黒の儀式》連打から、マッハ５の速度でゲームが終わることも良くあるのじゃな。

　さて、わしはそろそろ図書館の管理の任務に戻るとするかのう。……ガフ提督？ それは誰のことじゃ？ わしのことは任務中はハリケーン・ジョーと呼べと言ったじゃろ……