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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:プレインズウォーカーの笑い

浅原 晃

 ふぉっふぉっふぉ、いつもニコニコ、にっこにこにーでお馴染み、ガフ提督じゃ。

 今日は2月5日、2(ニ)5(コ)ということで、笑顔の日じゃな。ならば、ついにこのカードを紹介する時が来たようじゃのう。今日のカードは『プレーンシフト』から《プレインズウォーカーの笑い》じゃ。

 このカードには貴重なわしのイラストが描かれておるからのう、ふぉっふぉっふぉ、察しの通り、完全に私的な理由での紹介じゃぞい。

 まあ、それはそれとして、カードにはストーリーを表現する力があるのは何回も言っている通りじゃ。そして、この時は他のナイン・タイタンズの一員もサイクルとしてカードイラストに登場しておるんじゃな。ボウ・リヴァー、テヴェシュ・ザット、ウィンドグレイス卿、フレイアリーズと、わしの5名じゃな。これによって、それぞれのキャラクターがどんな性質や感情を持っているか、分かるというわけじゃな。ふぉっふぉっふぉ、結局、わしは笑ってばっかじゃがのう。

 プレインズウォーカーというカード・タイプは『ローウィン』から登場したのじゃから、もちろん、この時はまだ無かったのじゃな。なので、こういった形でプレインズウォーカーの力がカード化されたりもしたのじゃ。

 また、プレインズウォーカーと一口に言っても、時代によって、旧世代と新世代といった差があるは聞いたことがあるかのう? 『時のらせん』での時の裂け目の修復の前後で分けられるのじゃが、それ以前の旧世代のプレインズウォーカーは神にも近い力を持っていたと言ってもいいのじゃ、だから、本人のカード化は難しい面もあったのじゃな。

 逆に新世代となると次元を渡る力を持ってはいるものの、旧世代に比べれば普通の魔術師の範疇じゃ、まあ、サ◯ヤ人と超サ◯ヤ人くらいの差はあるじゃろう。ただ、力こそ失ったものの、フレーバー的にプレインズウォーカーのカード化はしやすくなったと言えるじゃろうな。今では環境の中心にプレインズウォーカーはずっと存在しておる。

 また、旧世代から新世代へと渡ったプレインズウォーカーもおるんじゃが、有名どころではニコル・ボーラスじゃろうな、旧世代から新世代に移るに当たって神の如き力を失い、それを取り戻すためにずっと頑張っておるんじゃ。当時はショックのあまり、「うそっ、私の力弱すぎ……」と呟いてしまったそうじゃが、いろいろな経緯を経て、今はラヴニカで暗躍しているようじゃのう、ラヴニカの次のセット、『灯争大戦』も含めて、これからどうなるのか、目が離せない展開じゃな。

 ちなみに旧世代プレインズウォーカーのドリームチームこと我々、ナイン・タイタンズは全員、全滅しておるんじゃな。ふぉっふぉっふぉ、まあ、後は若い人にお任せして、わしらは、ここで適当に喋っているぐらいがちょうどいいんじゃ。そう言えば、クリスティナとダリアを最近見かけたので、どこかで登場するかもしれんのう。

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