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戦略記事

クロタカの「コマンダー図書館」

第66回:デッキ紹介《討論するもの、シルバークイル》

クロタカ


 読者の皆さん、こんにちは!コマンダー大好きクロタカ(@clotaka1)です。

 先日フォーマットの名称が「統率者戦」から「コマンダー」に変更されたため、このコラムの名称も「クロタカのコマンダー図書館」に変更されました。内容は今までと変わりはありませんので、これからもよろしくお願いします!

 それでは今回は『ストリクスヘイヴンの秘密』に収録されているカードの中から統率者を1つピックアップして、ブラケット3にカスタマイズしたデッキを紹介していきます!
 

目次


 

統率者紹介

 今回紹介するデッキの統率者は、ストリクスヘイヴン大学の創始ドラゴンの1体《討論するもの、シルバークイル》です!

 
《討論するもの、シルバークイル》の特徴

 《討論するもの、シルバークイル》は以下の能力を持っています。

飛行、警戒
あなたが唱える、インスタントやソーサリーであるすべての呪文は犠牲1を持つ。(あなたがその呪文を唱えるに際し、あなたはパワーが1以上であるクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、その呪文をコピーし、そのコピーの新しい対象を選んでもよい。)

 パワーが1以上のクリーチャーを犠牲にすることで、インスタントやソーサリーをコピーできる統率者です。4/4、飛行、警戒で戦闘も結構得意。
 

目指しているレベル

 この記事では、こちらのコマンダー・ブラケット的には「ブラケット3:アップグレード」を目安に作っています。もっとカジュアルにしたい、もっとガチにしたいということであれば色々な改造ができると思いますので、ぜひご自身でも改造してみてください。

 それではデッキリストをご紹介します。


 

デッキリスト

「《討論するもの、シルバークイル》」、製作者:クロタカ[MO] [ARENA]
1 《討論するもの、シルバークイル》
-統率者(1)-

6 《平地》
6 《沼》
1 《放棄された気の寺》
1 《午前3時のビッグ・アップル》
1 《ブリーチボーンの境界》
1 《陽光昇りの小道》
1 《アーデンベイル城》
1 《コイロスの洞窟》
1 《統率の塔》
1 《日食の草原》
1 《寓話の小道》
1 《悪臭の荒野》
1 《噴水港》
1 《神無き祭殿》
1 《孤立した礼拝堂》
1 《湿地の干潟》
1 《魔晄都市、ミッドガル》
1 《無限地帯》
1 《英雄の公有地》
1 《コーの領域》
1 《薄暗い裏通り》
1 《砕かれた聖域》
1 《秘密の中庭》
1 《渦巻く湿地帯》
1 《勝者の大霊堂》
1 《大天使の霊堂》
-土地(36)-

1 《組み直しの骸骨》
1 《ステンシアの鮮血術師》
1 《恐血鬼》
1 《苦花を携える者》
1 《極楽の羽ばたき飛行機械》
1 《落書きの薄暮魔道士》
1 《永劫の無垢》
1 《セッジムーアの魔女》
1 《九生の使い魔》
1 《魔女の結界師》
1 《栄光のドミヌス、モンドラク》
1 《悲哀の名誉教授》
1 《真面目な身代わり》
1 《喜びあふれる太陽生まれ》
-クリーチャー(14)-
1 《流刑への道》
1 《剣を鍬に》
1 《悪魔の教示者》
1 《盛大なるクレッシェンド》
1 《ヘリオッドの介入》
1 《ケイヤの手管》
1 《危険な欲》
1 《マルドゥの意志》
1 《アクローマの意志》
1 《巧みな隠蔽》
1 《不敬者破り》
1 《墨盾》
1 《空の覆い隠し》
1 《栄光の終焉》
1 《幽霊狩りの道》
1 《共同戦線》
1 《白の太陽の黄昏》
1 《遺棄の風》
1 《瀉血》
1 《夜の囁き》
1 《血の署名》
1 《未練ある魂》
1 《子ウサギの誘惑》
1 《取り引き》
1 《危険な近道》
1 《死せざる者への債務》
1 《吸心》
1 《端正な論文》
1 《ゾフの消耗》
1 《エメリアの呼び声》
1 《応報の時》
1 《苦花》
1 《世話人の才能》
1 《想起の拠点》
1 《息詰まる徴税》
1 《太陽の指輪》
1 《旅人のガラクタ》
1 《ソウル・ストーン》
1 《秘儀の印鑑》
1 《稲妻のすね当て》
1 《オルゾフの印鑑》
1 《聖列のタリスマン》
1 《世界魂の杖》
1 《ニッサの欲動、苦茨》
1 《スカイクレイブの秘宝》
1 《双晶の杖》
1 《ホーン・オヴ・ヴァルハラ》
1 《嵐の討伐者、エルズペス》
1 《オニキス教授》
-呪文(49)-

 

各カードの役割分類

除去(10)
ドロー(13)
マナ加速(12)
サーチ(2)
クリーチャー強化(3)
クリーチャー・トークン生成(15)
ドレイン(5)
トークン倍生成(3)
生け贄用クリーチャー(3)
追加コピー(1)
攻撃クリーチャー対策(1)
除去対策(3)

※土地のほとんどはマナを加える効果なので割愛しました。


 

統率者の選択理由

 初代ストリクスヘイヴン(『ストリクスヘイヴン:魔法学院』)の頃に《シャドリクス・シルバークイル》でデッキを組んだので、今回もシルバークイルでデッキを組みたいと思い《討論するもの、シルバークイル》を選択しました。


 

《討論するもの、シルバークイル》デッキの良いところ

 ここからはこのデッキの良いところを紹介していきます。

インスタント&ソーサリーの威力が実質2倍!

 犠牲にするクリーチャーがいれば、インスタントorソーサリーをコピーして、実質2倍の効果を発揮することができます。このデッキには犠牲用のクリーチャーを多数採用しているので、犠牲用のクリーチャーに困ることはほとんどありません!

 
 
 

 犠牲でコピーしたら以下のような呪文が2倍の威力で唱えることができます!

  • 《ケイヤの手管》を双呪で唱えると、除去、墓地追放、トークン生成、ライフ回復×2回!
 
  • 《危険な欲》で6枚ドロー&6点ドレイン!
 
 
  • 《吸心》で対戦相手は2枚ディスカードで、こちらは大量ドロー!
 
  • 《応報の時》で大量パーマネント破壊or大量リアニメイト!
 
クリーチャー・トークンがいっぱい出てくる!

 《未練ある魂》などのクリーチャー・トークンを生成できるインスタントorソーサリーは、「戦力になる」+「犠牲でコピーできる」+「犠牲用クリーチャーとしても使える」という点で《討論するもの、シルバークイル》とは相性抜群です。

 

 デッキ内にはそれらのカードを複数枚採用しているので、いくつか紹介します!

 
 
  • トークン生成しつつ+1/+1カウンターまで置けちゃう《共同戦線》!
 
  • 戦闘ダメージを軽減して、軽減した分だけトークンを生成する《墨盾》!
 
  • クリーチャーと土地以外のパーマネントを一掃しつつトークンを生成する《空の覆い隠し》!
 
色んなシナジーがある!

 インスタント&ソーサリーシナジーなど、複数のシナジーカードがデッキに入っているので、様々なアドバンテージを得ることができます。

  • 「魔技」部門

《セッジムーアの魔女》

 

インスタントorソーサリーを唱えるかコピーするたび邪魔者トークンを生成!

《オニキス教授》

 

魔技で2点ドレイン!忠誠度能力で手札補充や除去もできる!

  • コピー部門

《双晶の杖》

 

犠牲でコピーしたら、追加でもう1回コピー!

  • トークン部門

《栄光のドミヌス、モンドラク》、《喜びあふれる太陽生まれ》

 

トークン2倍生成!

《世話人の才能》

 

トークンが出るたび1ドロー!

  • 死亡ボーナス部門

《想起の拠点》

 

犠牲でクリーチャーが死亡するたび1点ドレイン!出たときに人間・兵士・トークンも付いてくる!

 
 

ピックアップカード

 ここからはいくつかのカードをピックアップして紹介していきます。

《世界魂の杖》
 

 次に唱える呪文に召集をつけられるマナアーティファクト。《幽霊狩りの道》などでクリーチャー・トークンを生成しておくと、その後は重量級スペルも軽々唱えられるようになります。

 

 召集した分のマナはX呪文(《ヘリオッドの介入》、《白の太陽の黄昏》など)に全ブッパしたり、

 

 《遺棄の風》超過で対戦相手のクリーチャーだけ一掃するムーブも強力!

 
《落書きの薄暮魔道士》
 

 『ストリクスヘイヴンの秘密』コマンダーデッキに収録されている準備持ちクリーチャー。対戦相手が2枚目のカードを引くたび準備済み状態になり、《蛮人による編集》というドロー呪文を唱えられます。

 《蛮人による編集》はインスタントなので、上手くいけばターンが1周する間に複数回唱えることも可能。ドローしながら各プレイヤーのライフを失わせて、《稲妻波》などの火力呪文っぽく使うこともできます。

 

 複数回インスタントを唱えられるため、魔技を持つ《セッジムーアの魔女》&《オニキス教授》と相性◎!

《子ウサギの誘惑》
 

 ウサギのアートがかわいいドロー呪文。1ドローと兎トークンを生成して、対戦相手が1ドローと兎トークン生成を選ぶと、選んだ対戦相手の数だけ追加ドローとトークン生成ができます。

 

 《討論するもの、シルバークイル》でコピーして、対戦相手が全員ドロー&トークン生成を選んでくれたら、(対戦相手が3人いる場合)8枚ドロー&兎トークン8体生成!

 兎トークンのかわいさ効果で、大体のプレイヤーがドロー&トークン生成を選んでくれる……はず! もし誰も選んでくれなかったとしても、1ドロー&兎トークン1体生成で、《討論するもの、シルバークイル》の次回犠牲要員を調達できます。


 

デッキの回し方で意識するポイント

 ここからはデッキの回し方について確認していきましょう。

なるべく犠牲用のクリーチャーを用意する

 犠牲用のクリーチャーがいると、その後唱えるインスタントorソーサリーがコピーできるようになので、なるべく用意するようにしましょう。もしクリーチャー呪文やクリーチャー・トークンを生成する呪文がなかったとしても、土地からクリーチャー・トークンを生成できるようにしています。

 
 

 とにかく《討論するもの、シルバークイル》以外に1体以上のクリーチャーがいることが重要です!

こまめにライフ回復する

 このデッキにはドローしつつライフを失う呪文(《夜の囁き》、《危険な近道》、《端正な論文》など)が複数枚入っています。

 

 《討論するもの、シルバークイル》でコピーすると2倍ドローですが、その分ライフルーズも2倍……!これに《苦花を携える者》or《苦花》が重なったりすると、じわじわライフが減っていくので、こまめなライフ回復を意識しましょう。

  • ライフ回復カード例
 
隙あればシルバークイルで攻撃する
 

 《討論するもの、シルバークイル》は飛行、警戒という攻守に有効なキーワード能力を持っています。犠牲能力のインパクトが強くて見過ごしがちですが、戦闘も得意な統率者です。

 攻撃できそうな時は、《ホーン・オヴ・ヴァルハラ》や《放棄された気の寺》で強化して、統率者ダメージを狙っていきましょう!

 
 

勝ちパターン紹介

 ここからはいよいよこのデッキの勝ちパターンについて紹介していきます。

《瀉血》系呪文で大量ライフドレイン!
 

 《瀉血》をコピーして、対戦相手全員から10点以上ライフドレイン!

 

 《死せざる者への債務》をコピーしたら、Xの2倍×2回分ライフドレイン!

 

 《ステンシアの鮮血術師》を準備済み状態にして《瀉血》ドレイン!再度準備済み状態にしたら、《瀉血》連射も可能!

《嵐の討伐者、エルズペス》で全体強化&飛行付与!
 

 《嵐の討伐者、エルズペス》がいる状態でクリーチャー・トークンを2倍生成!
 十分なクリーチャーが揃ったら、[0]忠誠度能力でクリーチャー全体に+1/+1カウンターを置きつつ飛行を付与して、全軍突撃しましょう!

《栄光の終焉》X=10!
 

 《世界魂の杖》の召集などを使いつつ、《栄光の終焉》をX=10以上で唱えて、天使軍団を生成!

 

 攻撃時に《アクローマの意志》を唱えれば、さらに2倍ダメージ!

 

 今回のコマンダーデッキ紹介はこれでおしまいです。

 それではまた、次回のコラムでお会いしましょう。お楽しみに!

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