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プレイヤーズコンベンション愛知2023

トピック

楽しみ方色々!スタンダードイベント特集!

富澤 洋平(撮影者:堀川 優一)

 プレイヤーズコンベンション愛知2023では「チャンピオンズカップファイナル」や「2023 Asia Eternal Weekend」をはじめ、アーティストサイン会、ステージイベントなどさまざまな催し物が予定されています。

 なかでもスタンダードは複数の形式でイベントが用意されており、マジックを始めたばかりの方から長年遊んでいる方まで、幅広い層のプレイヤーが楽しめる内容となっています。

 本稿では初日に開催されたスタンダードイベントを紹介していきます!
 

イベント紹介の前に

 プレイヤーズコンベンション愛知2023のスタンダードイベントの紹介を前に、まずはこちらのイベントのために作られた貴重なプレイマットをお披露目しましょう。

 こちらのプレイマットに使用されているアートは『エルドレインの森』のアニメ・ボーダーレス版おとぎ話カード《全知》(アーティスト: やこたこすさん)。美麗なイラストが描かれ、ぜひとも手に入れたいところです。

 このプレイマットを手に入れるためには、次の2つのイベントのいずれかに参加する必要があります。
 

実力でプレマゲット!プレイマットチャレンジスタンダード

 マジックを長く遊んでいる方や大会へ参加経験のある方におすすめしたいのはプレイマットチャレンジスタンダードです。こちらのイベントでは3ラウンド終了後、3勝したすべてのプレイヤーにプレイマットが配布されます。腕に自信のあるプレイヤーに相応しく、使い慣れた相棒を手に参加してみましょう!

 実際の大会風景を眺めてみると、スタンダードでお馴染みのデッキの面々が見られました。エスパー・ミッドレンジやアゾリウス兵士、赤単アグロ、版図ランプなどなど、現スタンダードを代表するデッキばかりでした。『イクサラン:失われし洞窟』加入後も、既存デッキは確固たる地位を築き上げたようです。

 本イベントで記念すべき1枚目となる《全知》のプレイマットを手にした方にお話しを伺いました。

 こちらの男性は「『第4版』からマジックを初めて、現在はスタンダードからレガシーまであらゆる構築フォーマットで遊んでいる」とのこと。好きな構築フォーマットを問いかけると「特にパイオニアが好き」と教えてくれました。

 スタンダードの魅力について尋ねると「発見コンボのような一方的な戦略がなく、誰でも対戦を楽しめる。それこそ初心者でもマジックの楽しさに触れられます」「構築しやすい単色デッキがありますし、デッキが完成したらプレインズウォーカー・フレンドリーマッチ(PWFM)のような近所の店舗で楽しめるイベントも用意されているのもいいですね」と語ってくれました。

 確かに。カードが手に入りやすく、デッキが作りやすいのはスタンダードの魅力ですね。
 

楽しくプレマゲット!スタンダードフレンドリーマッチ

 続いてはカジュアルにスタンダードを楽しみたい方向けのイベントをご紹介します。

 スタンダードフレンドリーマッチは3ラウンドの大会ですが、勝敗に関係なくプレイマットを手に入れるチャンスがあります。3勝でも0勝でも等しく皆さんにチャンスがあるのです。え、どういうこと?

 実はプレイマットを手に入れる方法はイベント終了後に開催されるじゃんけんなのです!ゲームの勝敗とは無関係にプレイマットをゲットするチャンス!

 そのためプレイマットチャレンジスタンダードと比べてカジュアルな構築の方も多く、多種多様なデッキが選択されていました。そこには『イクサラン:失われし洞窟』で大幅に強化された種族デッキの姿もありました。

 こちらは『イクサラン:失われし洞窟』を代表するグルールカラーの恐竜が戦場へと並んでいます。《魂の洞窟》のおかげで打ち消し呪文も何のその。力こそパワーとばかりにそのサイズでもって蹂躙し、一方的なゲーム展開となっていました。

 青き《苦花》と噂されている《深根の巡礼》の入ったマーフォークデッキも確認できました。クリーチャーが1体でも残れば、瞬く間に戦場を埋め尽くすほどのトークンが生成されてしまいました。除去の大波を乗り越えて、マーフォークが戦場を駆け巡っていました。

 そして3ラウンド終了後、お待ちかねのじゃんけん大会が開催されました。今回のじゃんけんルールはまずジャッジと全員がじゃんけんをして、勝ったプレイヤーだけが残る勝ち抜きトーナメントでした。

 ジャッジの《取り消し》を乗り越えろ!

 じゃんけん大会を勝ち抜き、見事プレイマットをゲットしたのは15名のプレイヤーでした。みなさんプレイマットを手にご満悦。

 プレイマットを手に入れたプレイヤーからお話しを伺いました。

 こちらの女性は「『エルドレインの森』からマジックを始めた」とのこと。「マジック30周年展をきっかけにMTGアリーナでマジックに触れ、《精霊龍、ウギン》のプレイマットが欲しくなり、ついには実物のカードを集めてテーブルトップでもスタンダードを遊んでいる」そうです。

 好きなフォーマットは当然スタンダードとのことで、魅力について尋ねると「手軽に遊べて、新しいカードが沢山使えること」と教えていただきました。

 実際のカードを使ったマジックはまだ数回とのことでしたが、今回のスタンダードフレンドリーマッチは始めたばかりの方にもピッタリな、気軽に遊べて楽しめるイベントとなっています。こちらのイベントは参加者数によってじゃんけんでもらえるプレイマットの数が増えるため、迷っている方もぜひご参加ください。
 

コンフェッティ・フォイル仕様のカードが当たる!? スタンダード応援キャンペーン!!

 プレイヤーズコンベンション愛知2023では、スタンダードのサイドイベント(オンデマンドイベントは除く)に参加されたプレイヤーの中から、抽選で各日5名様(合計10名様)に『エルドレインの森』アニメ・ボーダーレス版おとぎ話コンフェッティ・フォイル仕様のカードが当たるキャンペーンが実施されます。

 該当のイベントは上記で紹介したプレイマットチャレンジとスタンダードフレンドリーマッチ、日曜日に開催されるリバウンドスタンダードを含めた8イベントです。

 こちらのイベントに参加したプレイヤーの中から抽選で10名に『エルドレインの森』アニメ・ボーダーレス版おとぎ話コンフェッティ・フォイル仕様のカード全20種類からランダムな2種類2枚セットか、または抽選で2名に『エルドレインの森』フォイル版コンプリートセットのいずれかが贈られます。

 スタンダードのイベントを楽しんだうえで、さらに『エルドレインの森』アニメ・ボーダーレス版おとぎ話コンフェッティ・フォイル仕様のカードか、『エルドレインの森』フォイル版コンプリートセットが手に入る可能性があるのです。これはもう、参加するしかありませんね!



 ここまでプレイヤーズコンベンション愛知2023のスタンダードイベントを紹介してきました。

 純粋に勝利を追い求めるも良し、カジュアルに好きなデッキを使うも良しと、デッキさえあれば誰でも楽しめるイベントだとわかりました。

 これらのイベントは本会場の2日目でも開催されます。ここでしか手に入らないプレイマットのために、皆さんも参加されてはどうでしょうか。

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