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グランプリ・京都2017

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世界のスタープレイヤーが集結! グランプリ・京都2017注目選手紹介 その2

by Masashi Koyama

 本記事では「その1」に引き続き、グランプリ・京都2017の注目選手を紹介していく。


マルシオ・カルバリョ/Marcio Carvalho(ポルトガル)

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 世界選手権2016準優勝、プロツアー『霊気紛争』準優勝と、今シーズン最も乗っているポルトガルのカルバリョ。

 現時点でプレイヤー・オブ・ザ・イヤーレースで2位の渡辺雄也に12点差をつけて首位を独走している。

 昨シーズンはドラフトマスター(年間のプロツアーのドラフトラウンドで最もマッチ・ポイントが高かったプレイヤー)に輝いており、世界でも名うてのリミテッダーとして名を馳せている。

 2000年代前半から息の長い活躍を続けているカルバリョであるが、プロツアーレベルのタイトル獲得はなく、「いつプロツアータイトルを獲るか」が期待されているプレイヤーだ。

 念願のプロツアー制覇に向けて、このグランプリ・京都2017を推進剤とすることはできるか。


ラファエル・レヴィ/Raphael Levy(フランス)

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 ジョン・フィンケルと並んで、いやそれ以上に黎明期からプロシーンで活躍を続けるベテランのラファエル・レヴィ。

 休止期間を挟むことなく20年もの間プロシーンのトップレベルで活躍し続けるレヴィは、近年もワールド・マジック・カップ2013でフランスを優勝に導くなど、なお盛んだ。

 ヨーロッパのレジェンドの勇姿を目に焼き付けよう!


ルーカス・ブロホン/Lucas Blohon(チェコ)

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 プロツアー『異界月』の決勝戦でみごとオーウェン・ターテンワルドを破りプロツアー覇者となったルーカス・ブロホン。今シーズンも来期のプラチナ・レベルが見える43点のプロ・ポイントを獲得している。

 今大会の結果によってはプロツアー『破滅の刻』を待たずしてプラチナ・レベルを確定でき、また「Hareruya Pros」という日本のショップのチームに所属していることもあり、並々ならぬ戦意を持ってグランプリへ挑むことだろう。


ヨエル・ラーション/Joel Larsson(スウェーデン)

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 プロツアー『マジック・オリジン』覇者のヨエル・ラーションは15時間(!?)以上もかけて京都へと訪れている。

 長時間のフライトと京都の暑さにより若干疲れ気味のようだったが、プロツアーへ向けては「疲れた」などと言ってはいられないだろう。

 現在年間獲得プロ・ポイントが40点と、来期のプラチナレベルには今大会、そしてプロツアー『破滅の刻』で好成績を残すことが要求される。

 プロツアー王者の奮起に期待しよう。


アンドレア・メングッチ/Andrea Mengucci(イタリア)

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 ワールド・マジック・カップ2015でイタリアを優勝に導き、翌2016年にはプロツアー『イニストラードを覆う影』で準優勝を果たしたイタリアの星がアンドレア・メングッチだ。

 来季へ向けてすでにゴールド・レベルをほぼ手中にする32点のプロ・ポイントを獲得しているが、目指すはもうひとつ上のプラチナ・レベルだろう。

 これまでに2度のプロツアートップ8を経験しているメングッチ。グランプリの躍進から、プロツアーへ勢いにつけたいところだ。


 さて、ここまで今大会注目のプレイヤーたちをご紹介してきた。

 本当はもっと多くのプレイヤーを紹介したいところだが、今大会は名前をあげればキリがなくなってしまうほどにスタープレイヤーが目白押しなのだ。

 2日間の祭典を、世界のスーパープロたちの戦いを、ぜひお楽しみいただければと思う。

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RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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