EVENT COVERAGE

グランプリ・京都2017

トピック

世界のスタープレイヤーが集結! グランプリ・京都2017注目選手紹介 その1

by Masashi Koyama

 シーズン最後のイベントとなるプロツアー『破滅の刻』。1年間の集大成となるこのプロツアーは7月28日(金)〜30日(日)にかけて、日本の古都、京都で行われる。

 その前週に行われているこのグランプリ・京都2017には普段の日本のグランプリでは見ることのできない世界のスタープレイヤーが一同に集結し、さながらプロツアーのような様相を呈している。

 そこで、本記事では今大会をより読者の皆さんにお楽しみいただけるよう、一部ではあるが世界中のスタープレイヤーをご紹介していく。


ジョン・フィンケル/Jon Finkel (アメリカ)

Finkel.jpg

 マジックのプロシーンの象徴、と言っても過言ではないレジェンドがグランプリ・京都2017に参戦している。

 プロツアー・シカゴ1997でプロシーンに登場すると、翌年にはプロツアー・ニューヨーク1998でプロツアー初戴冠。その後も世界選手権2000を制すなど、1990年代後半から2000年台前半にかけて数多くの栄光を手にしてきた。

 その後、一時期はマジックのトーナメントシーンから姿を消すものの、2008年にプロツアー・クアラルンプール2008で鮮烈な復帰を遂げ、2017年現在まで継続的に活躍を続けている。

 近年もプロツアー『戦乱のゼンディカー』プロツアー『イニストラードを覆う影』でトップ8入賞を果たすなど、彼の強さは衰えるところを知らない。

 彼の姿を日本のイベントで見ることができる機会は非常に貴重であり、今大会で間違いなく注目の的となるだろう。


オーウェン・ターテンワルド/Owen Turtenwald(アメリカ)

Turtenwald.jpg

 昨年、日本が誇るプロプレイヤー、渡辺雄也と同期での殿堂入りを果たしたオーウェン・ターテンワルド。2度のプレイヤー・オブ・ザ・イヤー(1年間でも最もプロ・ポイントを獲得したプレイヤーに与えられる称号)の座を手にしている数少ないプレイヤーであり、また過去5年間プラチナ・プロの座を維持しているスーパースターだ(5年間プラチナ・プロを維持しているのはターテンワルド以外には渡辺雄也のみ)。

 アメリカを代表するスーパースターの活躍に注目だ。


リード・デューク/Reid Duke(アメリカ)

Duke.jpg

 2012年のマジック・プレイヤー選手権でMagic Online Championship優勝者として参加してから一躍世界のトップ・プロに登りつめたリード・デューク。4年連続でプラチナ・プロの座を手に入れており、今期はプロ・ポイントレースでアメリカ首位の64点を獲得している。

 プレイヤー人口が多く競争が激しいアメリカにありながらトーナメントシーンで活躍を続け、グランプリで6回もの優勝を果たしているデューク。その爽やかなマスクとプレイスタイルで非常に人気のあるプレイヤーでもある。


ブラッド・ネルソン/Brad Nelson(アメリカ)

Nelson.jpg

 史上初のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーレースプレイオフ(参考記事「観客席からのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー」)を制し、2010年のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得したのがブラッド・ネルソンだ。

 一時期はプロ・レベルがシルバーまで落ち込んでいたが、近年は2シーズン連続でプラチナに復帰しており、再ブレイクの兆しを見せている。

 今シーズンもすでに来期のプラチナ・レベルを確定する55点のプロ・ポイントを手にしており、シーズン最後のプロツアーで狙うは世界選手権への参加権利獲得とプロツアー初戴冠だ。


アレクサンダー・ヘイン/Alexsander Hayne(カナダ)

Hayne.jpg

 プロツアー『アヴァシンの帰還』でジョン・フィンケルを打ち倒し、そのまま一気にプロツアー王者まで駆け上がったアレクサンダー・ヘイン。

 当時は無名の一選手だったものの、そこからコンスタントにプロシーンでの活躍を重ね、この5年間で4度もプラチナ・レベルを獲得するなど、世界最高峰のプレイヤーにまで成長を遂げた。

 チーム戦で行われたグランプリ・京都2013では日本の強豪たちを次々に撃破し、みごと優勝を果たしている。

 相性のいいこの京都の地で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。


パウロ・ヴィター・ダモダ・ロサ/Paulo Vita Damo Da Rosa(ブラジル)

PV.jpg

 プロツアー・サンファン2010でプロツアー王者となっったパウロ・ヴィター・ダモダ・ロサ。かつては八十岡翔太、鍛冶友浩、齋藤友晴が制したプロツアー・チャールストン2006のファイナリストとして世界の舞台へ登場した。

 プロツアートップ8入賞回数が11回はジョン・フィンケルに次ぐ単独2位というとてつもない記録(3位はカイ・ブッディ/Kai Buddeの10回)を持っており、2012年には24歳の若さで殿堂顕彰者という栄誉に輝いている。

 今シーズンも地域別プロ・ポイントレースで南米地域の首位を走っており、世界選手権への出場が有望視されているスーパースターだ。

<続>

  • この記事をシェアする

RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

RANKING

NEWEST

サイト内検索