（編注：一部の写真では撮影時のみマスクを外しています。）

　「コマンドフェスト・大阪2022」。日本では初のオフライン開催となる統率者戦の大型イベントです。

　競技マジックとは異なるカジュアルな雰囲気を持つ統率者戦は、日本においてもここ数年でマジックプレイヤーなら誰もが知るほど人気のフォーマットとなりました。

　その統率者戦を一日中、しかも対面の対戦で楽しめるこのイベントに参加しようと、300名分以上のチケットが数時間で完売。当日は多くの参加者が来場しました。本記事では、その様子を写真とともにお届けします。

　こちらが今回の会場となった「堺市産業振興センター」。大阪の南部にある、包丁などの刃物の町として有名な堺市にて開催されました。

　会場前の様子。多くのプレイヤーが祭りの開会を心待ちに行列を作っていました。

　中はこんな感じ。開場直後の風景なのでまだまだゆったりとしています。会場はホール全体を使用し、座席との間も広く取られていました。

　入り口の物販ブースは大盛況でした。

　また入り口付近のエリアには今回、特別に「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」の体験ブースも設置されており、無料のショートセッションで元祖テーブルトークRPGの世界を体験することができました。

　ファンタジー色満載のミニチュアフィギュアは、壮大な冒険を想像させますね。

　この体験会も多数の参加者で賑わい、多くのマジックプレイヤーが『フォーゴトン・レルム探訪』や『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い』の原典となる世界を楽しんでいました。

　マジックに戻って、こちらは大人数での対戦風景。これを見ると、マジックの大型イベントが帰ってきたんだなって感じますね。

　こちらはイベント参加者に配られた参加賞。コースによって内容は違うのですが、これはVIP版というだけあって豪華なグッズの数々です。

　これらはサイドイベント参加のためのチケットです。ブースでこのチケットを購入して、受付が完了。チケットをイベント開始時に渡して参加する形式でした。

　サイドイベントの１つ、『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い』を使った「1BOXスーパーシールド」（統率者シールド）の模様です。膨大なカードプールから統率者を選ぶのはなかなかに至難の業ですね。

　こちらはコマンドフェストのメインともいえる、オンデマンドイベント。人数が集まれば即プレイが始まる統率者戦しまくりの対戦会。参加者はイベント参加時に自分のデッキレベルを申告して、できるだけ近いレベルのプレイヤーと卓が組まれるよう配慮されていました。

　まさに統率者戦ならではの場面。クリーチャーに大量の＋１/＋１カウンターが置かれ、そのパワーはなんと84に！ 超ビッグサイズクリーチャーの爆誕です。

　この強烈なクリーチャーの登場には、マジックの実況でおなじみ、かつおぶし石川さんも目を見開きっぱなしでした。きっと口も開いていたことでしょう。

　続いては、スペシャルゲストの方々と主催者の集合写真。このイベントでは、運が良ければスペシャルゲストとオンデマンドイベントを通じて統率者戦を楽しめました。いつもは配信の向こう側の人たちとマジックができるのもテーブルトップイベントの醍醐味ですね。

　こちらは抽選会。会場では参加者や物販購入者に抽選チケットが配布され、ここでしか手に入らない貴重なグッズなどがプレゼントされました。

　そんなプレゼントの中には、超ビッグサイズな大判カードなども！

　おや、どこかで拝見したことのある方も当選されていました……そうです、グランプリの配信ではもはやお馴染みの「命を数える者、オカダ」さんです。このサプライズに、満面すぎる笑み！

　日本統率者選手権の決勝卓。カジュアルな雰囲気のコマンドフェストの中でも、ちょっと競技的なピリリとするイベントでした。そしてこちらが、統率者戦で最強を目指すプレイヤーたちがしのぎを削って残った４名の精鋭たちです。

　そしてこちらが日本統率者選手権王者のニワさん。コンボパーツと統率者とともに優勝者の笑みをみせてくれました。このように、コマンドフェストでは初心者にカジュアルプレイヤー、そして、最強を目指すものたちと、幅広い統率者戦ファンのニーズに答えるイベントが用意されていました。

　楽しかったお祭りの時間は飛ぶように一瞬で過ぎていきました。大勢のスタッフの方たちの支えによってイベントができていると分かる撤収の風景は、祭りの後の静けさを感じさせる風情がありますね。

　ということで、「コマンドフェスト・大阪2022」の開会から、閉会までの様子を写真でお届けしました。

　それではまた、どこかの会場でお会いしましょう！