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プロツアー・名古屋11
Round 13: 角岡 利幸(東京) vs. 千葉 晶生(北海道)
By 津村 健志
角岡(ビッグレッド)vs. 千葉(青黒コントロール)
筆者がテーブルに着くと、ちょうど角岡が《石弾化》で1本目をもぎ取ったところであった。
角岡 1-0 千葉
一方の千葉も土地が3枚で1ターン止まってしまったものの、こちらは角岡とは対照的にすぐさま土地を引き始める。
角岡も《マイコシンスの水源》と《胆液の水源》でドローを進めようと試みるが、千葉の《冷静な反論》と《鋼の妨害》がそれを許さない。
そして5マナ目を引くいなや、《殴打頭蓋》を戦場に解き放つ千葉。
次のターンにはさらにもう1枚の《殴打頭蓋》を追加し、依然として土地が3枚のままの角岡を追い詰める。
しかし角岡もここしかない、このタイミングで4枚目の土地をトップデック!
《核への投入》で《殴打頭蓋》2枚を一気に対処する。
これで流れを引き寄せたかに見えた角岡だったが、千葉が次のターンに送り込んできた刺客は《解放された者、カーン》。現状《墨蛾の生息地》しかクロックを持たない角岡にとって、このプレインズウォーカーの壁はあまりにも高い。
《墨蛾の生息地》でカーンを攻撃し、それをコストに《カルドーサの再誕》をキャストする角岡。《ゴブリンの戦煽り》も追加して、クロックの拡大を目論むが、千葉の《四肢切断》でこのゴブリンは葬られてしまい、なかなか思うようにいかない。
なんとか《カルドーサの再誕》のゴブリントークンで《解放された者、カーン》を攻め続けるが、プラス4という異次元の能力を持つこのプレインズウォーカーの忠誠度は全く減らない。
攻めるしかない角岡は《槌のコス》、《カルドーサのフェニックス》と連続でキャストするが、千葉は《冷静な反論》と《心理の障壁》で反撃の芽を摘み取っていく。
《解放された者、カーン》のプラス能力とマイナス能力を使い分け、巧みに戦場をコントロールする千葉に隙はなく、そのうちに千葉がトップデッキした《青の太陽の頂点》を見せたところで、角岡が投了。
角岡 1-1 千葉
3本目は先手、角岡の《ゴブリンの戦煽り》が除去されることなく、コツコツとクロックを刻む展開に。
後続の《胆液の水源》こそ《鋼の妨害》で打ち消されるが、千葉の土地が《闇滑りの岸》《沼》×3という、《心理の障壁》も《冷静な反論》もキャストできないマナベースを見て、《カルドーサのフェニックス》を発進させる角岡。
除去を持っていなかった千葉はこれを対処することができず、ライフが一気に9まで落ち込んでしまうことに。
一縷の望みに賭けて《殴打頭蓋》をプレイする千葉だったが、角岡は《カルドーサのフェニックス》アタック→《石弾化》で、千葉のライフをきっちりと削りきってみせたのだった。
角岡 2-1 千葉
Game 2
お互いに土地を置くだけの静かな立ち上がり。角岡の土地が《山》と《墨蛾の生息地》の2枚で止まってしまい、手札の《ゴブリンの戦煽り》を唱えることすら叶わず、ディスカードをするはめに。千葉 晶生 |
Game 3
角岡 利幸 | |
RESULTS 本大会の対戦結果・順位
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