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2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ)

戦略記事

ミシックチャンピオンシップⅣのドラフト6-0メタゲーム

Corbin Hosler
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2019年7月27日


 ここ晴れたバルセロナで行われるミシックチャンピオンシップⅣには、500人近い参加者がやってきた。金曜と土曜の2回のドラフト計6回戦を終えて、6-0を達成したのは4人のみであった。『モダンホライゾン』がフォーマットとして選択されたが、それは深さと戦略性によって高く評価されている。

 全勝を達成した、ジャック・キーファー/Jack Kiefer、トラルフ・セヴラン/Thoralf Severin、デイヴィッド・マインズ/David Mines、そしてジェイコブ・ウィルソン/Jacob Wilsonの4名は、この環境で成功する方法が多様であることを示した。それぞれ土曜も明確なアーキタイプをプレイしたが、金曜と同じアーキタイプを選択したのは1人だけだった。

 2日間のデッキをまとめるとこのようになる。

  • デイヴィッド・マインズ:2日とも4色氷雪
  • トラルフ・セヴラン:赤緑と黒赤
  • ジェイコブ・ウィルソン:青黒と白黒
  • ジャック・キーファー:黒赤と青黒

 初日では、全勝達成者の多くを「青黒忍者」が占めたのと違い、デイヴィッド・マインズが両日とも「4色氷雪」を選択したことを除けば、6-0達成者に明確な傾向はない。「氷雪」デッキは緑を中心とし、《春花のドルイド》や《アーカムの天測儀》といったカードでアドバンテージを得て、そしてマナベースを伸ばし強力なカードにタッチすることができ、実際、初日でも5色デッキをいくつか目にしている。

 実際マインズは2日目、5色全ての氷雪土地を使っているが、《冠雪の沼》は《氷牙のコアトル》のような氷雪カードのために氷雪カードの水増し目的である。

David Mines - 「氷雪」
2019ミシックチャンピオンシップⅣ / 『モダンホライゾン』ブースタードラフト[MO]
5 《
4 《
1 《冠雪の島
2 《冠雪の森
2 《冠雪の平地
2 《冠雪の山
1 《冠雪の沼

-土地(17)-

2 《氷山のカンクリックス
1 《氷牙のコアトル
1 《霧氷守り
1 《凍て虫
3 《吹雪の大梟
2 《思案する魔道士
1 《深き森の隠遁者
1 《ムラーサのビヒモス

-クリーチャー(12)-
3 《アーカムの天測儀
1 《一連の消失
1 《マリット・レイジのまどろみ
1 《厄介払い
1 《全可能性の究明
2 《吠え象の群れ
1 《超現実的決着
1 《レンと六番

-呪文(11)-

 6-0達成者が使った土地は、氷雪土地だけではない。トラルフ・セヴランの土曜日の赤緑は《平穏な茂み》と《忘れられた洞窟》のサイクリング土地を採用している。これはマナ・フラッド対策というだけでなく、3枚の《炎血の精霊》の準備に使われたのだ。

Thoralf Severin - 「赤緑」
2019ミシックチャンピオンシップⅣ / 『モダンホライゾン』ブースタードラフト[MO]
8 《
7 《
1 《忘れられた洞窟
2 《平穏な茂み

-土地(18)-

1 《花の壁
1 《頭空スリヴァー
1 《春花のドルイド
1 《双子絹蜘蛛
2 《ナントゥーコの養成者
1 《吼える大鹿
1 《掘削するアヌーリッド
1 《震足サイクロプス
3 《炎血の精霊
2 《クローサの大牙獣

-クリーチャー(14)-
2 《炎の稲妻
2 《独創のタリスマン
1 《過去の刈り取り
1 《棘竜巻
1 《ウルザの激怒
1 《吠え象の群れ

-呪文(8)-

 頂点にたどり着いたのはこれらのプレイヤーとデッキだが、環境ではいろいろなことが起きていた。クリスティアン・ハウク/Christian Hauckは2日目の最上位卓で、4枚の《氷山のカンクリックス》と大量の氷雪カードを使った青緑のライブラリーアウトデッキを使い、フィーチャーマッチでは《マリット・レイジのまどろみ》から伝説の20/20を登場させている。この大会では、《甦る死滅都市、ホガーク》と《狂気の祭壇》が相手のライブラリーを削り倒しているが、それをリミテッドでも行うというひねりが加わったのだ。

 『モダンホライゾン』は可能性に満ちたフォーマットであり、ミシックチャンピオンシップⅣの参加者は週末を通してその多くを切り開いた。

(Tr. Keiichi Kawazoe)

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RESULTS

対戦結果 順位
最終
16 16
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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