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第84回:プレリリース参加・開催の手引きと、「続・同時に行なわれること」

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ウィザーズプレイネットワーク通信


ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。

2012.01.24

WPN通信 #84:プレリリース参加・開催の手引きと、「続・同時に行なわれること」


 夜に命じよ。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。

 ついに闇の隆盛全カードがあきらかになりましたね! 新しいカードリストを元に、新環境のデッキを妄想するもよし、自分的カードレビューをして悦に浸るも良し、プレリリースの予習をするも良し。夢が詰まりまくっている闇の隆盛全カードが見られるカードギャラリーはこちらからどうぞ。

 闇の隆盛 カードギャラリー


闇の隆盛・プレリリースは今週末開催です

DKA Logo

 そう、いよいよ今週末は闇の隆盛プレリリースです! 吸血鬼、ゾンビ、狼男、スピリットが跋扈する闇の隆盛の世界観を存分に楽しめる発売前イベントは、1/27~28 に全国各地の WPN コア・アドバンス店舗で開催されます。

 闇の隆盛 プレリリース開催概要

 プレリリースの醍醐味は、なんといっても発売前の新製品で遊べること! プレリリーストーナメントでは、個人シールド戦、友達と二人でチームを組んで遊ぶ双頭巨人シールド戦のどちらかのフォーマットで開催されます。手ぶらで会場に遊びに行って、新製品をたっぷり味わってください。

 個人シールド戦の場合は、闇の隆盛とイニストラードのブースターパックをそれぞれ 3 つ 受け取り 40 枚以上のデッキを構築して遊びます。双頭巨人シールド戦は、それぞれ 4 つのブースターパックを受け取り、チームのプレイヤー二人がそれぞれ 40 枚以上のデッキを構築して遊びます。

 シールドデッキの構築をしたことがない? デッキが組めるかどうか不安? そういう人でも大丈夫。プレリリースでは、構築済みデッキで遊ぶことができるオープンデュエルも用意されていますので、新製品のカードは十分堪能できますよ。

 プレリリース参加者には、プレリリース特製プロモカード《貪欲なる悪魔》/《強欲の大悪魔》と達成カードが配布されます。どちらも数に限りがありますので、不足の際にはご容赦ください。

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 自宅の近所でプレリリーストーナメントが開催される店舗を知りたい人は、イベント検索をご利用ください。

イベント検索


夜に命じよ:モンスター vs 人間 ― 追加情報

 闇の隆盛プレリリースでは、モンスター vs 人間というイニストラード・闇の隆盛でのテーマがそのままプレリリース・イベントに仕掛けられています。

 Dark Ascension Prerelease Primer(英語記事)
 Command the Night(英語記事)

 プレリリースの参加人数に応じて 4 人~16 人のプレイヤーが、吸血鬼、ゾンビ、狼男、スピリットに扮して、ほかの人間たちを倒してモンスター仲間を増やすのです! モンスターに選ばれなかったプレイヤーは人間として遊んでもらいます。

参加人数 開始時のモンスター数
8~22 人 各モンスター 1 体(4 人)
23~80 人 各モンスター 2 体(8 人)
81~167 人 各モンスター 3 体(12 人)
168 人以上 各モンスター 4 体(16 人)


 そのイベントでモンスターに指定された人は、主催者からそれぞれのモンスターのステッカーを受け取ります。

モンスターのステッカー1

 モンスター側プレイヤーは、人間側プレイヤーに勝利すると、そのプレイヤーを自分の仲間にすることができます。自分の種族のステッカーを人間だった対戦相手にあげてください。こうすることで人間がモンスターに変化していくのですね。

 イベント開始時には部屋に二人しかいなかった吸血鬼が、2 回戦開始時には 4 人に、3 回戦開始時には 8 人に! なんてこともあるかもしれません。モンスター同士の対戦では種族に変化はありません。

モンスターのステッカー2

 こうしてモンスター vs 人間の戦いが繰り広げられるなか、イベント終了時点でもっとも仲間を増やしたモンスター軍を率いていたプレイヤーが勝利、また、モンスターに変身しなかった人間プレイヤーも勝利します。

 ステッカーはプレリリースキットに含まれていますので、主催者・プレイヤーどちらのみなさまも当日をお楽しみに!


プレリリース開催の手引き

 ウィザーズプレイネットワークの公式サイトでは、WPN 店舗・主催者のみなさんに役に立つコラムを週刊ペースで掲載しています。先週追加された記事から、プレリリースで役立ちそうなコラムを紹介します。

 Dark Ascension Prerelease Guide Part 2(英語記事)

 "参加者に対する賞品は、提供される未開封の最新ブースターパックに限定することはありません。シングルカードチケット、商品券、デッキケース、ダイス、メモパッド、プレイマット、スリーブなど。参加費の一部をこれら追加の賞品用に充てることで、より多くの賞品を参加者に提供することができます。"

 多くのプレリリースでは、横並びに参加賞としてプロモカードが配布され、一人1パックのお持ち帰り用ブースターパック、順位賞として参加人数分のブースターパックを上位から順に分配という賞品配布が取られているようです。

 上記ガイドでは、これらの賞品に加えて追加の賞品を配布するメリットを説いています。たとえば、参加者がもらったカードプールを持って帰ることができるデッキケースを配布したり、上位賞としてスタンダードのブースターパックやプレイマットなどを賞品として追加することもありでしょう。競技志向のプレイヤーには、上位賞を出すのが適切でしょうし、カジュアル志向のプレイヤーは、お持ち帰りの賞品が多いと喜ばれます。

 また、イベントの宣伝方法や、イベント後にプレリリースに参加したプレイヤーを店舗のリーグ戦など定期的に通ってもらう方策も挙げられています。イベントの宣伝から次のイベントにつなげるまで、主催者稼業に不慣れな方にはおすすめなテキストです!


闇の隆盛チェックリスト

 闇の隆盛全カードが公開されたのに合わせて、リミテッドのイベントで使用できるチェックリストも公開されました。英語版はもちろん日本語版もありますので、チェックリストを使用予定の主催者・ジャッジの方は下記サイトからダウンロードしてご利用ください。

 Dark Ascension Checklists(リンク先に日本語版あり)



bnr_testing.png

続・同時に行なわれること

 前回に引き続き、同時に行われる様々な効果や処理について説明を行います。


同時に適用される置換効果

 プレイヤーもしくはオブジェクトに影響を及ぼす単一のイベントを、同時に複数の置換効果が置換しようとした場合、以下の順番に沿って処理をします。なお、選ぶのは影響を受けるプレイヤー、もしくはオブジェクトのコントローラー(コントローラーが無ければオーナー)です。

1) 置換効果のなかに自己置換効果がある場合、そのうち1つを選びます。選んだならば5)へ、なければ2)へ進みます。
  ここでいう「自己置換効果」とは、。呪文や能力が、それ自身の解決時の効果の一部または全部を置換する効果を指します。
  例)《雲散霧消

2) 置換効果のなかにオブジェクトが誰のコントロール下で戦場に出すかを修整する効果があれば、その中の1つを選びます。選んだならば5)へ、なければ3)へ進みます。
  例)《標本集め

3) 置換効果のなかに戦場に出るオブジェクトを他のオブジェクトのコピーにする効果があれば、その中の1つを選びます。選んだならば5)へ、なければ4)へ進みます。
  例)《荒れ野の本質

4) 適用可能な置換効果のうち、1つを選んで5)へ進みます。

5) 選んだ効果を適用します。その後、まだ適用可能な置換効果が残っている場合、1)に戻って処理を続けます。適用可能な効果が残っていない場合、置換は完了し、イベントが実行されます。


 例を出しましょう。あなたは《荒れ野の本質》をコントロールしています。あなたは《錆びた歩哨》を唱え、解決されてそれを戦場に出します。このとき、《錆びた歩哨》が出るに際し、

A) 《荒れ野の本質》の「荒れ野の本質のコピーとして戦場に出る」置換効果
B) 《錆びた歩哨》の「錆びた歩哨はタップ状態で戦場に出る。」置換効果

 この2つの置換効果が同時に適用されようとします。上の1)から順番に考えると、1)、2)に該当する効果はありません。3)に該当する効果はA)ですので、これを選んで5)に進み、A)の効果が適用されます。すると、戦場に出るクリーチャーは《錆びた歩哨》ではなく、すでに《荒れ野の本質》ですので、「錆びた歩哨はタップ状態で戦場に出る。」という能力はすでに存在しません。従って、この《錆びた歩哨》は、《荒れ野の本質》のコピーとして、アンタップ状態で戦場に出ます。


同時に処理される状況起因処理

 状況起因処理は、プレイヤーが優先権を得るたびにチェックが行われます。該当するものがあった場合、その全ての状況起因処理を、同時に単一のイベントとして処理します。

 例を出しましょう。APが《酸のスライム》で攻撃し、NAPが《荘園の骸骨》でそれをブロックしたとします。NAPが《荘園の骸骨》を再生して戦場に残そうとした場合、起動型能力を何回起動しなくてはいけないでしょうか?

 戦闘ダメージが与えられた直後を考えてみましょう。状況起因処理のチェックで、以下のことが同時に起こります。

  • 接死を持つ発生源からダメージを与えられた《荘園の骸骨》は破壊される。
  • 致死ダメージを受けた《荘園の骸骨》は破壊される。

 この2つの状況起因処理は同時に処理されます。また、この場合、起こる結果は同じ(=《荘園の骸骨》が破壊される)です。この場合、単一の置換効果によってその全てが置換されます。(CR704.6
 従って、再生の盾は1つでよく、起動するのは1回で事足ります。


 もう一つ例を出しましょう。今度は『闇の隆盛』の新カードの登場です。

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 『闇の隆盛』に収録されている《絡み根の霊》は、「不死」という能力を持っています。不死能力を持つクリーチャーが死亡したとき、そのクリーチャーに+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1つ置かれた状態で戦場に戻すという効果を持ちます。かつてシャドウムーアに収録されていた頑強能力と似ています。

 さて、APは《ファイレクシアの十字軍》で攻撃し、NAPは+1/+1カウンターが1つ乗っている《絡み根の霊》でブロックしました。さて、戦闘ダメージを与えると、《絡み根の霊》の不死能力は誘発するでしょうか?

 上と同様に、戦闘ダメージが与えられた直後を考えてみましょう。ダメージの結果として、《絡み根の霊》の上には-1/-1カウンターが2個置かれます(《ファイレクシアの十字軍》は感染持ちのため)。そして、状況起因処理のチェックで、以下のことが同時に起こります。

  • タフネスが0以下のクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。
  • 単一のパーマネントに、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが乗っている場合、その2つのうちで少ないほうと同数だけ、両方のカウンターを取り除く。

 これらは同時に処理されます。《絡み根の霊》は死亡しますが、「死亡したとき」の誘発型能力は、墓地にある状態を見るのではなく、その直前の状態、つまり戦場にあった状態に基づいて誘発します。(CR603.6d

 では、この《絡み根の霊》はどうでしょうか? 死亡する直前の状態、つまり戦場にあった状態は、「+1/+1カウンターが1個、-1/-1カウンターが2個置かれた」状態です。従って、不死能力の誘発条件である「そのクリーチャーに+1/+1カウンターが置かれていなかった場合」を満たしません。結果として、不死能力は誘発せず、《絡み根の霊》は戻ってこないことになります。

/


 今週末には新エキスパンション『闇の隆盛』のプレリリースが各店舗にて行われます。
 新しいカードを見ても、まずはテキストをよく読むことを心がけましょう。ゲーム中にトラブルに出会ったり、大会やルールの質問がある場合は、お近くのジャッジまで声をかけてください。


 それでは、前回の回答です。


問 1

 2人がゲームをしている。APが《小悪疫》を唱えて、それを解決することになった。もっとも正しい解決方法を以下のうちから選べ。

1) APとNAPは互いに1ライフを失う。APは捨てるカードを1枚選ぶ。APは生け贄にするクリーチャーを1体選ぶ。APは生け贄にする土地を1つ選ぶ。その後、NAPが同じように捨てるカードを1枚選び、生け贄にするクリーチャーを選び、生け贄にする土地を1つ選ぶ。全て選択されたら、選ばれたカードやパーマネントが全て同時に墓地へ置かれる。

2) APとNAPは互いに1ライフを失う。APは捨てるカードを1枚選んでから、NAPが捨てるカードを1枚選ぶ。同じように、APは生け贄にするクリーチャーを1体選んでから、NAPが生け贄にするクリーチャーを1体選ぶ。土地も同じように選ぶ。全て選択されたら、選ばれたカードやパーマネントが全て同時に墓地へ置かれる。

3) APとNAPは互いに1ライフを失う。APは捨てるカードを1枚選んでから、NAPが捨てるカードを1枚選び、それらは同時に捨てられる。その後同じように、APは生け贄にするクリーチャーを1体選んでから、NAPが生け贄にするクリーチャーを1体選び、それらは同時に生け贄に捧げられる。土地も同じように選ばれ、同時に生け贄に捧げられる。

4) APが「1ライフを失う」「1枚カードを捨てる」「1体のクリーチャーを生け贄に捧げる」「1つの土地を生け贄に捧げる」ことを好きな順番で全て行う。その後、NAPも前述した4つの行動を好きな順番で全て行う。

5) APが「1ライフを失う」「1枚カードを捨てる」「1体のクリーチャーを生け贄に捧げる」「1つの土地を生け贄に捧げる」ことを好きな順番で全てスタックに積む。その後、NAPも前述した4つの行動を好きな順番で全てスタックに積む。実際にはNAPの選択が先に行われる。


回答1: 3)

 《小悪疫》のテキスト通りに解決すると、まず全員が1点のライフを失う。その後、全員が1枚の手札を捨てる。この時、同時に選択を行うので、APから順に1枚捨てるカードを選び、全員が選んだら、それらが同時に捨てられる。その後、全員がクリーチャーを生け贄に捧げるが、それも手札を捨てるのと同様に「同時に選択を行なって」から実行する。最後に、全員が土地を生け贄に捧げるのも全く同様に行う。

 この操作に一番近いのは3)である。


問 2

 A と B がゲームをしている。
 A は忠誠カウンターが3つ乗っている《ヴェールのリリアナ》をコントロールしている。

 A のターン、A は《ヴェールのリリアナ》の1番目の能力を起動し、解決した。

 さて、B は「A が何のカードを捨てたか」を見てから、B が捨てるカードを選ぶことができるだろうか?


回答2: Bは「Aが何のカードを捨てたか」を見てから選ぶことはできない。

 複数のプレイヤーが同時に何かをする場合、APNAP順ルールに従う。が、効果によって非公開の領域からカードを選ぶ場合、そのカードは選ばれた時点では裏向きのままになる。(CR101.4a
 手札を捨てるという行動は、手札領域という非公開の領域からカードを選ぶので、捨てられるカードは選ばれた時点では裏向きのままであり、他のプレイヤーがその表側をみることはできない。

 従って、Bがどのカードを捨てるかを選ぶ時点では、Aが決めた「捨てるカード」の表側を見ることはできない。

問 3

 店舗でのグランプリ・トライアルでのこと。フォーマットはスタンダード構築である。

 あるプレイヤーの提出したデッキリストは、メインデッキは60枚だったが、サイドボードは14枚であった。
 大会のルール適用度が『競技』なので、このプレイヤーに対しては「ゲームの敗北」の懲罰がくだされる。

 さて、サイドボードに関してはどのように手直しするべきか?


回答3: 実際のサイドボードに合わせて、リストの方を修正する。

 ルール適用度が『競技』なので、使用する文書は「マジック違反処置指針(IPG)」である。その文書の4.9項にある通り、サイドボードの戻し忘れ等を加味したあと、デッキリストをそのデッキにあわせて修正する。実際にデッキのカード枚数が足りない場合は最低限必要な枚数になるまでそのプレイヤーの選んだ基本土地を加える。

 リミテッド戦でも構築戦でもこの違反は「ゲームの敗北」となるので、デッキリストの確認は何度でも行って欲しい。


問 4

 あなたは+1/+1カウンターが1個乗った《台所の嫌がらせ屋》をコントロールしている。

 対戦相手が《皮裂き》を唱えて戦場に出し、誘発型能力の対象を《台所の嫌がらせ屋》にした。
 解決後、《台所の嫌がらせ屋》のタフネスは0になって墓地に置かれるが、《台所の嫌がらせ屋》の頑強能力は誘発するだろうか?

q4


回答4: 誘発しない。

 状況起因処理のチェックで、以下のことが同時に起こる。

  • タフネスが0以下のクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。
  • 単一のパーマネントに、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが乗っている場合、その2つのうちで少ないほうと同数だけ、両方のカウンターを取り除く。

 これらは同時に処理される。《台所の嫌がらせ屋》は死亡するが、「死亡したとき」の誘発型能力は、墓地にある状態を見るのではなく、その直前の状態、つまり戦場にあった状態に基づいて誘発する。(CR603.6d

 直前の状態をみると、《台所の嫌がらせ屋》は「+1/+1カウンターが1個、-1/-1カウンターが3個置かれた」状態である。従って、頑強能力の誘発条件である「そのクリーチャーに-1/-1カウンターが置かれていなかった場合」を満たさない。結果として、頑強能力は誘発しない。




ライター:testing

 愛知在住のレベル 2 ジャッジ。ルールに造詣が深い氏のブログ closet belief 2 では、おもにルールにまつわる役立つコラムが掲載されることが多く、毎週金曜日に掲載される Friday Magic Quiz を毎週楽しみにしているファンも多い。
 本コラム Formal Magic Quiz は、氏のブログで連載されている Friday Magic Quiz への氏によるオマージュであることは疑いようがない。どちらも略称 FMQ としてお楽しみいただければ。



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 それでは、また来週。

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