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ラグーンの神秘家、アーチェロス

Ari Zirulnik, Ethan Fleischer
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2020年10月30日

 

 『統率者レジェンズ』のプレビュー期間中、私たちは簡単なプロフィールとともにカードを公開します。そして10月30日から11月6日にかけて、あらゆる場所でプレビューされた全キャラクターのプロフィールを掲載する予定です。このセットの「レジェンド」全員を多少なりとも知ることができるようになると思います、記事1本で手頃に……ああ、記事2本なのですが、お分かりいただけるとは思います。


ラグーンの神秘家、アーチェロス

 亀人間のシャーマン、アーチェロスは非常に長い年月を生きています。実際、あまりに長すぎるため、自らの年齢もとうの昔に忘れてしまいました。彼はほとんどの時間を殻にこもって瞑想して過ごし、少なからぬ魔力を家と呼ぶ沼地の隅々にまで広げ、自然のあらゆる側面を感じ取り、理解しています。

 彼の魔法力はとてつもなく、相手は気付かぬうちにアーチェロスのペースに引き寄せられてしまいます。はい・いいえで答えられる単純な質問をしても、気づかぬうちに一時間が過ぎていることでしょう――そしてまだ返答を受け取っていないのです。唯一、とある厄介な兎人だけがこの魔法に抵抗できます。アーチェロスはその兎人の邪魔を腹立たしく思っていますが、自分はその兎が生まれた時には既に年経た存在であり、そしてその兎が大地に還ってもまだ年経た存在のままでいると判っているのです。

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(Tr. Mayuko Wakatsuki / TSV Yohei Mori)

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