金子と塚本の「勝てる！マジック」 最終回：総集編

by 金子 真実 ＆ 塚本 樹詩

最後の挨拶

金子：バカな話を考えるのに頭を悩ませたり、今後の計画を立てたりで毎週打ち合わせをして、少しだけ塚本さんと仲良くなれた気がします！今後はもう少し仲良くなって、ゆくゆくは友達みたいになれたら......あれっ？いや、なんかこれ、書くこと違いますね？

　ほんとあっという間で、一年と四ヶ月も連載していたなんて信じられません！たくさんご意見をお寄せいただきありがとうございました！みなさんのマジックをちょっとでもサポートできて、少しでも「勝てる」ようになったのなら幸いです！

塚本：皆様、毎回様々な意見ありがとうございました！実際にイベント会場等で「連載見ています」と話しかけてくれる頻度が最近は上がり、恥ずかしながらも励みになっていました。心より感謝いたします！！

　毎回金子さんと楽しく打ち合わせをしたり写真を撮ったりしていたので、連載終了まであっという間に終わってしまって少し寂しいですが、また何かの機会がありましたら、よろしくお願いします！

前回の勝てマジ！

ついにラスト！ということで塚本は金子から最も難しいとされている『マリガン』について教わったが、塚本には最後の一仕事が残っていた......そう、それはプレイング編および全体の総括だった！！

金子「といった感じで、泣いても笑っても今回が最後なので、綺麗にまとめて有終の美を飾りましょう！塚本さん！」

塚本「えーん！」

金子「もう33歳にもなるのに泣かない！！」

塚本「まずはクリーチャーの戦闘について学びましたね。基本的には均衡している場面では下手に動かずに様子見が吉。ってな具合にね。」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第25回：プレイング編　戦闘その１

金子「成人男性二人が２/２で女性が３/３という凄い設定でしたね！」

塚本「ええ......。そして次は戦闘に絡むインスタント呪文の取り扱いについて学びました！呪文はスタックに積まれた順番によって不利にも有利にもなるので、ここでも原則としては先に動かない方が良いので、マジックは構えるゲーム！」

金子「おおお！なんか塚本さんが玄人っぽい発言してる！」

塚本「えへへ。」

金子「構えた方が有利かどうかはリンク先をチェック！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第26回：プレイング編　戦闘とインスタント

塚本「そして、次は不利な戦闘での立ち振る舞いを教わりました！ここからは毎回『今回のまとめ』があるので、抜粋してその回のコメントができる！楽！！」

金子「自分の最悪なパターンを想定するだけでなく、相手が何をされたら嫌なのかを考えるという、相手の立場になって考えるという概念を教わったいい回でしたね！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第27回：プレイング編　不利な戦闘

塚本「そして、第26回とは違って、呪文をいつ使うのが適切なのか？というテーマの回をやりました！」

金子「この回はまとめもシンプルでわかりやすいですね。」

塚本「はい。戦闘の選択肢を広げられる行動、つまり、手札が増える呪文は戦闘前に使ってもよくて、戦闘の選択肢を狭めるような呪文は、戦闘の後にしよう。という単純明快な答えでしたね。」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第28回：プレイング編　呪文を唱えるタイミング

塚本「そして次はカニを食べました。今回のまとめはカニは美味い！でしたね。」

金子「おいおいおいおい！！ インスタント呪文はいつでも唱えられるけど、ちゃんと適切なタイミングがあるから意識して唱えようって回でしょ！！......でも改めて読み返して《古代ガニ》って腐ってないか心配ですね。」

塚本「熟成された旨み......うまーい！！風が語り掛けます......。」

金子「そんなローカルなフレーズ、誰がわかるんですか......。」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第29回：プレイング編　除去のタイミング

金子「次はダメージレースの回ですね。」

塚本「この回は、記事内に表があるのでちゃんとした記事っぽくて反響も良かった回ですね！」

金子「褒め方が、元も子もないよ！！」

塚本「戦闘に関わらずなのですが、数ターン後にどうなっているか予想しながら試合を進めていくのが大事という、まとめで言っていることも良い回ですね。」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第30回：プレイング編　ダメージレース

塚本「次はケアについてですね。有利な時にはやり過ぎず、不利な時には割り切りも大事という人生の標語のようなまとめの回！」

金子「塚本さんはいつハイスペックになるのですか？」

塚本「来世です。」

金子「きっぱり！！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第31回：プレイング編　ケアするべきとき、しないとき

金子「次はブラフについてです。」

塚本「不利な時でもこういったやりようがあるのですね、失敗したらひどい目に遭うということも含め大人のテクニックって感じがして良かったですね。」

金子「それよりもこの回の戦術的な部分以外のストーリー酷いな......。」

塚本「二人ともロースペックになった挙句に金子さんが有給3000日取ろうとしていますからね。まさに破滅エンド！」

金子「連載もこれで終わりなので、しばらくゆっくりしたいのが本音ですけどね！！」

塚本「上に激しく同意！！！！！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第32回：プレイング編　ブラフ

金子「次は情報の公開についてですね。」

塚本「最小限の労力で勝てば、相手に自分のデッキの情報をあんまり与えないので、次にまだ与えていない情報が有利に働く！」

金子「そうですね。イベントでは２ゲーム先取制でマッチをやる場合が多いので、今が何ゲーム目かによってどう動くかも変わる、というマッチ単位での考え方を扱いましたね。」

塚本「今までは１ゲーム中の出来事の話だったので、こういう奥行きのあるテクニックはとても参考になりましたね！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第33回：プレイング編　情報の公開

金子「そして塚本さんが突然大会に出た、対戦中の小ネタの回。」

塚本「試合中の戦術的なテクニックというよりはアナログゲーム特有のテクニックで、なかなか新鮮でしたね！」

金子「それよりも対戦相手のキャラ付けが濃すぎてヤバかった。」

塚本「最初......このイナズマデッキの使い手、稲妻でなく恐怖だったから余計に不気味なキャラでしたね。デッキに入ってるカードの名前に全部《恐怖》が入ってるっていう。」

金子「凄い！編集後記みたいに秘話を語って最終回っぽい！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」第34回：プレイング編　対戦中の小ネタ

塚本「最後は『マリガン』についてでしたね。個人的にはマリガンと打って変換しようとすると毎回『魔離岸』ってなるのでF7を押す癖がついて良かったです。」

金子「一番最後に一番どうでもいいエピソード！！塚本さんは期待を裏切らない人だよ！」

塚本「えへへ。」

金子「褒めてない！！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 第35回：マリガン

塚本「マリガンや試合中の小テクのように、実際の試合から得られる経験がやはり一番大事だと感じたので、最後にとってもいいことを教わりましたね！」

金子「最後が永遠の難題とはちょっと言い過ぎですが、それくらい深いテーマでしたね！ でもプレイング編だけでなく、構築編、リミテッド編ともに大事なことが詰まっていますよ！簡単に振り返ってみましょうか。」

塚本「まず最初の１クール目で基礎知識ともいえる構築・初級編を学びましたね！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 構築編（クリックで表示）

金子「デッキの種類からマナバランスに至るまで、マジックを始めるうえで重要な項目を最初にみっちり教えてましたね。あの頃が懐かしい！」

塚本「そして次にリミテッド編が来て、構築フォーマットとの違いからシールドとドラフトについての専門的な知識に分けてきっちり教えてくれましたね。２クール目もあっという間に終わって、なんだか昨日のことのようです！」

金子と塚本の「勝てる！マジック」 リミテッド編（クリックで表示）

塚本「こうして振り返ってみると、金子さんから毎回タメになることを教わっていたんだなとしみじみ思いますね。なので、最後の回にも何か教わりたいのですがいいですか！？」

金子「せっかく、なので全体のまとめとして最後に塚本さんに教えるのはこれだ！

• 実践あるのみ、この先は大会に出てたくさん失敗をして学ぼう。

　これに尽きますね。基礎は全て『勝てる！マジック』に詰まっているので、全部読んだら後はとにかくプレイ！！」

塚本「おお、なんか最後っぽくまとめましたね！」

金子「ということで、勝てる！マジックはこれにておしまいです。最後までお付き合いいただきありがとうございました！」

塚本「それでは良きマジックライフを！」

金子・ 塚本「さようなら〜！」

おわり