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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!コンボを支えるシブいカード、スーペリア・リアニメイト(スタンダード)

岩SHOW

遊ぶならとことん遊べ!行くぞっッッ!!

 なんでもとことんやるのが一番ですわ、ねぇ。最近趣味の面で色々とそう思うことがあり……やっぱり中途半端は、自分にとっても良くないね!そんなわけで普段からマジックを、スタンダードをとことん遊ぼうと標榜し続けてきたコラムとして、改めて声を大にして叫ばせていただいた。

 スタンダードとは道……果てしなく続くいくつもの道。スタンダー道を歩むなら、ゆっくりでも良い、焦らなくても良い、でもとことん向き合ってほしい!暑苦しいコラム、今週も駆け抜けていくぞッ!

Komatsu Yuuhei - 「スーペリア・リアニメイト」
チャンピオンズカッププレミアム予選 シーズン5 ラウンド2 権利獲得 / スタンダード (2026年10月18日)[MO] [ARENA]
3 《魂の洞窟》
3 《始まりの町》
3 《湿った墓》
3 《草むした墓》
4 《繁殖池》
3 《ウェイストウッドの境界》
2 《ウィローラッシュの境界》
1 《島》
1 《森》
-土地(23)-

4 《不注意な読書家》
4 《並外れた語り部》
4 《歴戦の冷術士》
4 《スーペリア・スパイダーマン》
2 《ベイルマークの大主》
2 《峰の恐怖》
2 《幽愁》
2 《欺瞞》
4 《最後の贈り物の運び手》
2 《簒奪者、アーデン》
-クリーチャー(30)-
2 《迅速な救助》
4 《救う価値あり》
1 《誉れある死者の目覚め》
-呪文(7)-
3 《強迫》
2 《否認》
2 《報いの呪詛》
1 《ストームケルドの先兵》
1 《幽愁》
3 《戦略的裏切り》
2 《ウィザーブルームの魔除け》
1 《誉れある死者の目覚め》
-サイドボード(15)-
(晴れる屋 より引用)

 

 

 そんなわけで早速デッキリストを紹介、こちらはプロツアーへと続く登竜門イベント、チャンピオンズカップファイナルの参加権利を、プレミアム予選で獲得したリストになる。スタンダードをとことん遊んで、世界の強豪に挑む……夢があるなぁ。生半可な覚悟と練習量ではたどり着けない場所だが、幸運に恵まれればチャンスは……なので皆も夢をとことん追いかけて欲しい。

 そんな予選をクリアしたアーキタイプは「スーペリア・リアニメイト」。キーとなるのは《スーペリア・スパイダーマン》!スタンダードに登場して約1年、今ではすっかりお馴染みの1枚。

 このスーペリアは墓地のクリーチャーのコピーとなって戦場に出せる。4マナという現実的なコストで、様々なクリーチャーのコピーとなれる……サイズは4/4のままなので、コピーしたいのはそれらが持つ能力。能力が強いクリーチャーを利用する変則的なリアニメイトデッキになるわけだが、その能力の中でも「唱えて戦場に出た場合に誘発する能力」これを重視するのが「スーペリア・リアニメイト」だ。

 《欺瞞》や《幽愁》、《ウルダロス・セオリクス》などなど、唱えて戦場に出ることに意味があるクリーチャーらをスーペリアで上手く利用する……そんなデッキがスタンダードのリアニメイトの主流派なわけだが、このスゥルタイ(黒緑青)カラーの形は特に墓地を重要視している。

 このリストで最もコピーしたいのは《最後の贈り物の運び手》!これは7マナと重いが、唱えて戦場に出すことで、戦場のクリーチャーを根こそぎ墓地へ・同時に墓地にあったクリーチャーが入れ替わりで戦場に出てくる。上手く使えば対戦相手のクリーチャーを全滅させて、自身は運び手やその他のクリーチャーが戦場に出てくる……墓地にカードを複数枚落とすカードと、運び手とスーペリア。これらで構成されたよりコンボ色の強いスーペリア系デッキがこのリアニメイトだ。

 

 運び手に化けたスーペリアでまとめてリアニメイト……それだけでも十分だが、タイムラグなく勝利したいというのも、とことん勝ちたいプレイヤーには重要だ。

 《簒奪者、アーデン》は運び手の代わりとしてコピー元にもなる1枚で、これも変則的なリアニメイト能力を持つ。墓地のクリーチャーをデーモンとしてコピーするというもので、カード1枚が複数枚のクリーチャーに繋がるこれまた強力なコピー元。加えて彼はデーモンに威迫・絆魂・速攻と強力なキーワードを3つももたせることが可能で……そして運び手もデーモンのタイプを持っている。運び手で他の運び手やアーデンをまとめて釣り上げれば、そのまま攻撃して大ダメージ&大回復を狙える!

 そして運び手からの複数リアニメイトを必殺技へと昇華するのが《峰の恐怖》!これ以外のクリーチャーが戦場に出ればそのパワー分のダメージを発生させる。任意の対象にぶち込めるので、クリーチャーやプレインズウォーカーを除去するのはもちろん、対戦相手の本体に叩き込んで一瞬でライフを0にしてしまえ!

 

 そんなド派手なリアニメイトには、地道に墓地を肥やしていくカードが必要不可欠。それを担うスロットには『リアリティ・フラクチャー』のカードが積極的に採用されている。

 《救う価値あり》は4枚切削して墓地からパーマネント・カードを1枚拾い上げる。スーペリアや土地を確保しつつ、墓地をセットアップ。1点ゲインも地味だが沁みる……《迅速な救助》と共に序盤のマナ基盤を確保しつつコンボへと進んでいく。

 そして手札から捨てるというのも墓地肥やしに貢献する……カードを引いてから捨てるルーターと呼ばれる能力持ちのクリーチャー、《不注意な読書家》のようなカードがこの手のデッキを支えている。そこに新たに加わった《歴戦の冷術士》……これが強い!2枚引いて2枚捨てる、戦場に出た時だけ働くタイプのルーターだが、オマケが大きい。

 捨てた土地でないカード1枚につき、対戦相手のクリーチャーを1体タップして麻痺させられる。準備が整う前に一気に攻められてボコボコにされるというのがコンボデッキの負けパターンだが、この冷術士はアグロデッキへの耐性を高めてくれる!これは見た目以上に強く、有難いものだ。時間稼ぎしながら準備を進めて、いざフィニッシュへ!

 ド派手なコンボとそれを支える地味シブなカード。それらが揃っているリアニメイト、墓地対策という明確な弱点はあるが、それらを乗り越える準備を怠らなければ、最高の結果をもたらしてくれるだろう……とことん向き合い調整するには良いデッキだ。自分がハマれるデッキを見つけて、とことんやり込んでいつか夢の舞台へ……そんな思いを抱きながら、この道を皆で楽しみながら歩もうぜ!

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