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プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』 トップ8プロフィールとデッキリスト
2024年2月25日
250名以上のプレイヤーによるドラフトとパイオニアによる16回戦のが終了し、最後の8名のプレイヤーが残るのみとなった。プロツアー『カルロフ邸殺人事件』のトップ8の皆、おめでとう!
ミンヤン・チェン/Mingyang Chen
ミンヤン・チェン
1 《ハイドラの巣》 1 《迷路庭園》 4 《睡蓮の原野》 1 《天上都市、大田原》 1 《森》 1 《繁殖池》 2 《神秘の神殿》 3 《演劇の舞台》 4 《植物の聖域》 3 《耐え抜くもの、母聖樹》 1 《ヤヴィマヤの沿岸》 1 《ゼイゴスのトライオーム》 -土地(23)- 1 《溺神の信奉者、リーア》 4 《砂時計の侍臣》 2 《旅するサテュロス》 1 《願いのフェイ》 3 《樹上の草食獣》 -クリーチャー(11)- |
1 《来世の警告》 3 《出現の根本原理》 1 《闇の誓願》 4 《熟読》 3 《バーラ・ゲドの復活》 4 《森の占術》 4 《見えざる糸》 1 《全知》 2 《衝動》 3 《大ドルイドの魔除け》 -呪文(26)- |
1 《原初の災厄、ザカマ》 1 《偉大なる統一者、アトラクサ》 1 《龍王ドロモカ》 1 《長老ガーガロス》 1 《旅するサテュロス》 1 《副陽の接近》 1 《出現の根本原理》 1 《太陽降下》 2 《神秘の論争》 1 《ナーセットの逆転》 1 《神聖の力線》 3 《一時的封鎖》 -サイドボード(15)- |
ミンヤン・チェンは、自分の得意分野にこだわり、独自のテクニックを駆使して初のトップフィニッシュを決めた。彼の「ロータス・コンボ」は文字通り他の誰もプレイしていないカードが搭載されており、他の「ロータス・コンボ」使用者が1名しかいない中、トップ8入賞への道を切り開いた。
彼にとって前回のプロツアーで10勝6敗、そして中国の地域チャンピオンシップにおいてトップ8から続く、チェンの急成長中のキャリアにおいて最大の快挙だ。今、彼はそのパフォーマンスに感嘆符を加えようとしている。
ジャン=エマニュエル・ドゥプラ/Jean-Emmanuel Depraz
ジャン=エマニュエル・ドゥプラ
2 《ストーム・ジャイアントの聖堂》 2 《島》 1 《山》 4 《尖塔断の運河》 4 《蒸気孔》 4 《河川滑りの小道》 1 《天上都市、大田原》 1 《嵐削りの海岸》 -土地(19)- 4 《弧光のフェニックス》 4 《帳簿裂き》 4 《錠前破りのいたずら屋》 -クリーチャー(12)- |
1 《時間への侵入》 4 《宝船の巡航》 1 《航路の作成》 3 《手練》 1 《ジュワー島の撹乱》 2 《呪文貫き》 4 《考慮》 4 《稲妻の斧》 4 《焦熱の衝動》 4 《選択》 1 《感電の反復》 -呪文(29)- |
3 《弾けるドレイク》 3 《若き紅蓮術士》 2 《兄弟仲の終焉》 2 《神秘の論争》 1 《霊気の疾風》 2 《否認》 1 《才能の試験》 1 《引き裂く流弾》 -サイドボード(15)- |
マジックの現世界王者は、そのタイトルを勝ち取る6度目のトップフィニッシュを果たしたばかりであり、彼のキャリアに7度目を加えるために時間はかからなかった。初日の荒れたドラフトのスタートの後、ジャン=エマニュエル・ドゥプラは連勝を重ね、2日目進出を果たしたのみならず、パイオニアでの完璧なパフォーマンスで早々とトップ8進出を決めた。今、彼はこの連勝記録をトロフィー戴冠まで続けることができるかどうか、日曜日に、そのパイオニアで試されることとなる。
アダム・エデルソン/Adam Edelson
アダム・エデルソン
4 《河川滑りの小道》 3 《島》 4 《尖塔断の運河》 1 《天上都市、大田原》 1 《ストーム・ジャイアントの聖堂》 1 《嵐削りの海岸》 4 《蒸気孔》 -土地(18)- 4 《弧光のフェニックス》 1 《厚かましい借り手》 4 《帳簿裂き》 4 《錠前破りのいたずら屋》 -クリーチャー(13)- |
1 《時間への侵入》 4 《宝船の巡航》 3 《手練》 2 《プリズマリの命令》 1 《感電の反復》 1 《ジュワー島の撹乱》 3 《焦熱の衝動》 4 《選択》 3 《稲妻の斧》 4 《考慮》 2 《呪文貫き》 1 《塔の点火》 -呪文(29)- |
1 《夢を引き裂く者、アショク》 2 《弾けるドレイク》 1 《鏡割りの寓話》 2 《若き紅蓮術士》 2 《神々の憤怒》 2 《神秘の論争》 1 《霊気の疾風》 1 《否認》 1 《ナーセットの逆転》 1 《未認可霊柩車》 1 《高山の月》 -サイドボード(15)- |
リミテッドのスペシャリストであるアダム・エデルソンのプロツアーへの道のりは、プロツアーがいかに多様であるかを浮き彫りにした。彼は一貫してミシックランキングにつけるMTGアリーナの予選ウィークエンドでシカゴへの招待権利を獲得し、ドラフトのスキルは転用可能なものであり、そのことが本大会の重要な要素の一つとなっている。
エデルソンはドラフトラウンドを無敗で駆け抜け、成功への糧とした。彼は力強い「イゼット・フェニックス」でのパフォーマンスが実り、エリミネーションラウンドで彼の快進撃はまだ終わっていないことを証明するチャンスを手に入れたのだ。
アレックス・フレドリクセン/Alex Friedrichsen
アレックス・フレドリクセン
1 《ヤヴィマヤの沿岸》 4 《睡蓮の原野》 2 《森》 1 《天上都市、大田原》 4 《神秘の神殿》 3 《演劇の舞台》 4 《植物の聖域》 2 《耐え抜くもの、母聖樹》 1 《ハイドラの巣》 1 《迷路庭園》 -土地(23)- 1 《龍王ドロモカ》 1 《溺神の信奉者、リーア》 4 《砂時計の侍臣》 4 《樹上の草食獣》 -クリーチャー(10)- |
1 《希望の標、チャンドラ》 3 《出現の根本原理》 1 《闇の誓願》 4 《熟読》 3 《バーラ・ゲドの復活》 4 《森の占術》 4 《見えざる糸》 4 《大ドルイドの魔除け》 2 《衝動》 1 《全知》 -呪文(27)- |
1 《原初の災厄、ザカマ》 1 《偉大なる統一者、アトラクサ》 1 《クレンコの轟音砕き》 1 《マラメトの模範、クチル》 2 《旅するサテュロス》 2 《神秘の論争》 1 《ナーセットの逆転》 1 《許可なき脱出》 1 《魂の仕切り》 1 《沈黙》 3 《一時的封鎖》 -サイドボード(15)- |
トップ8に進出したもう一人の「ロータス・コンボ」使用者、アレックス・フレドリクセンのトーナメントは、1回戦敗北という最悪の形で始まった。しかし、バルセロナでの75,000ドルのリミテッドイベントで参加権利を獲得した彼は、リミテッドでの力強いプレイで調子を取り戻し、トップ8へと全速力で駆け上がった。
フレドリクセンはその後1試合を落としただけで、早々とトップ8入りを決めた。これはこのアメリカ人にとって初のトップフィニッシュであり、このリミテッド愛好家にマジックの記録に名前を刻むチャンスを与えた。
クリストファー・ラーセン/Christoffer Larsen
クリストファー・ラーセン
1 《まばらな木立ち》 2 《神無き祭殿》 3 《草むした墓》 1 《平地》 4 《マナの合流点》 3 《剃刀境の茂み》 3 《花盛りの湿地》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 3 《寺院の庭》 1 《見捨てられたぬかるみ、竹沼》 -土地(22)- 1 《救出専門家》 1 《名もなき都市の歩哨》 1 《スカイクレイブの亡霊》 4 《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》 3 《獣相のシャーマン》 4 《裕福な亭主》 4 《野茂み歩き》 2 《無私の救助犬》 2 《陥没穴の偵察》 1 《機能不全ダニ》 3 《月皇の古参兵》 -クリーチャー(26)- |
4 《戦列への復帰》 1 《思考囲い》 2 《集合した中隊》 4 《召喚の調べ》 1 《霊気貯蔵器》 -呪文(12)- |
1 《沈黙を破る者、スラーン》 2 《名もなき都市の歩哨》 1 《エメリアのアルコン》 2 《第三の道のロラン》 1 《暮影の騎士》 1 《無私の救助犬》 1 《苦い真理》 2 《思考囲い》 2 《タミヨウの保管》 2 《致命的な一押し》 -サイドボード(15)- |
長年のプレイヤーであるクリストファー・ラーセンは十年以上もの間、競技マジックのサーキットの中心的存在であり、この週末にはその長い実績リストに3回目のトップフィニッシュを書き加えた。直近では、連続で地域チャンピオンシップのトップ8に進出している。
その時は「ラクドス・サクリファイス」を使用していたが、ラーセンが今週末選んだデッキは強力な「アマリア・コンボ」だった。「Team Handshake」は《獣相のシャーマン》とツールボックスをデッキに加えるという、重要な新しい革新をシカゴへと持ち込んだ。この創造性はラーセンに恩恵をもたらし、彼は初となる準々決勝突破を目指す。
セス・マンフィールド/Seth Manfield
セス・マンフィールド
1 《見捨てられたぬかるみ、竹沼》 4 《変わり谷》 1 《反逆のるつぼ、霜剣山》 4 《黒割れの崖》 2 《荒廃踏みの小道》 2 《硫黄泉》 4 《血の墓所》 3 《魂の洞窟》 2 《目玉の暴君の住処》 2 《沼》 -土地(25)- 4 《血管切り裂き魔》 1 《黙示録、シェオルドレッド》 3 《分派の説教者》 4 《税血の収穫者》 2 《薄暮軍団の盲信者》 -クリーチャー(14)- |
4 《傲慢な血王、ソリン》 4 《鏡割りの寓話》 4 《思考囲い》 2 《強迫》 1 《苦々しい勝利》 4 《致命的な一押し》 2 《密輸人の回転翼機》 -呪文(21)- |
1 《ヴェールのリリアナ》 1 《ゲトの裏切り者、カリタス》 1 《クレンコの轟音砕き》 2 《危難の道》 2 《強迫》 1 《苦々しい勝利》 1 《引き裂く流弾》 2 《減衰球》 4 《虚空の力線》 -サイドボード(15)- |
2015年の世界王者にして殿堂顕彰者であるセス・マンフィールドは日曜日の舞台において常連である。キャリアにおいて10回のトップフィニッシュを成し遂げている彼は、2021年の「ストリクスヘイヴン・チャンピオンシップ」でのトップフィニッシュを最後に「隠居した」と思っても仕方のないことかもしれない。彼の2023年シーズンは穏やかなものであったが、堅実な成績により3回のプロツアー全てで出場権利を手にし、第29回マジック世界選手権ではギリギリのところで上位16名を逃した(正確に言えば17位だ)。マンフィールドは決して再度のトップ8から縁遠いところにいた訳ではなく、今大会では(ともにトップ8で戦うこととなるサム・パーディー/Sam Pardeeのように)トーナメントの本命デッキ、「ラクドス吸血鬼」を手にしている。
サイモン・ニールセン/Simon Nielsen
サイモン・ニールセン
4 《戦場の鍛冶場》 4 《感動的な眺望所》 1 《平地》 4 《聖なる鋳造所》 3 《針縁の小道》 1 《マナの合流点》 1 《皇国の地、永岩城》 -土地(18)- 4 《第10管区の軍団兵》 4 《照光の巨匠》 4 《恩寵の重装歩兵》 4 《僧院の速槍》 -クリーチャー(16)- |
4 《祖先の怒り》 4 《農家の勇気》 1 《セジーリの防護》 4 《巨怪の怒り》 4 《果敢な一撃》 2 《棘平原の危険》 4 《ロランの脱出》 2 《無謀な怒り》 1 《神々の思し召し》 -呪文(26)- |
1 《湧き出る源、ジェガンサ》 1 《失せろ》 2 《引き裂く流弾》 2 《希望の光》 2 《無謀な怒り》 1 《塔の点火》 1 《減衰球》 4 《スカルドの決戦》 1 《反逆のるつぼ、霜剣山》 -サイドボード(15)- |
現世界王者のドゥプラのように、現プレイヤー・オブ・ザ・イヤーもここに。彼の活躍はまさに比類ないもので、文字通りプロツアー『カルロフ邸殺人事件』において4連続でのトップフィニッシュを果たした。
これはマジックの歴史上において並ぶもののない偉業だ。そして、今彼は「ボロス・ヒロイック」の唯一の代表としてトップ8に進出し、さらなる勝利とタイトルを加えようとしている。2023年のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーは2024年にも照準を合わせている。
サム・パーディー/Sam Pardee
サム・パーディー
3 《硫黄泉》 1 《見捨てられたぬかるみ、竹沼》 3 《黒割れの崖》 3 《魂の洞窟》 4 《変わり谷》 2 《目玉の暴君の住処》 4 《血の墓所》 3 《沼》 2 《荒廃踏みの小道》 -土地(25)- 4 《血管切り裂き魔》 3 《分派の説教者》 4 《薄暮軍団の盲信者》 4 《税血の収穫者》 -クリーチャー(15)- |
4 《傲慢な血王、ソリン》 4 《鏡割りの寓話》 1 《強迫》 4 《思考囲い》 1 《苦々しい勝利》 4 《致命的な一押し》 2 《密輸人の回転翼機》 -呪文(20)- |
1 《ヴェールのリリアナ》 1 《ゲトの裏切り者、カリタス》 1 《黙示録、シェオルドレッド》 2 《危難の道》 2 《強迫》 1 《苦々しい勝利》 3 《減衰球》 4 《虚空の力線》 -サイドボード(15)- |
サム・パーディーは長きにわたるプロツアープレイヤーであり、このゲームの偉大なプレイヤーたちの中でも安定性を保っており、それがここシカゴへの出場権を手にした理由だ。キャリアの中で4度のトップフィニッシュを誇り、「ストリクスヘイヴン・チャンピオンシップ」ではトロフィーを手にしている。プロツアーのベテランたちと共に調整したパーディーは、ドラフトでの好成績と、パイオニアでの強力な新デッキ「ラクドス吸血鬼」により、トップ8の座を最初に手にした。テーブルを席巻するのに十分なデッキを手に、トップ8プレイオフで彼が2回目となる日曜日での勝利を手にできるかどうかに注目だ。
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