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プレイヤーズコンベンション千葉2025

トピック

最新セットのシールドを楽しもう! ~『霊気走破』プレリリース体験~

富澤 洋平(撮影者:堀川 優一)


 チリンチリーン!ドドッ!!!

 アキラスライド(※)で失礼します。カバレージライターの富澤です。
※注釈:アニメーション映画『AKIRA』の冒頭で主人公の金田が地面に足を着けながらバイクをスライドさせて停車させる有名なシーン

 前回は「世界最速級!! 『霊気走破』リミテッドオープン ~エーテル・フォーミュラ2025~ Supported by 楽天ブックス」(以下、リミテッドオープン)をご紹介いたしました。競技レベルで開催されるシールド戦は、プレイヤー相互のパックチェックや厳格なライフ管理が求められていました。真剣勝負の楽しさを存分に味わえるイベントといえるでしょう。

 ところで現在の時刻は15時30分。何やら会場奥に人々が集まってきています。何事でしょうか。

 どうやら『霊気走破』プレリリース(プレイマットチャレンジ)が開催されるようです。同イベントをただのプレリリースと侮るなかれ。このプレリリースで3勝、または4勝したプレイヤーには、追加の賞品として特別なプレイマットがおくられるのです。

 

 この特別なプレイマットのアートは、リスティックの研究》アニメ・ボーダーレス版(アーティスト: 藤ちょこさん)です!

『霊気走破』プレリリース(プレイマットチャレンジ)

  • フォーマット シールド
  • 定員300名
  • スイスドロー4回戦です。
  • 『霊気走破』プレリリースパック日本語版を使用します。
  • このイベントはマッチの勝利数を参照します。(引き分けは負けに等しい)3勝、または4勝のプレイヤーは、追加の賞品として特別なプレイマットと《Supreme Verdict》ノーマル版がおくられます。この特別なプレイマットのアートは、「リスティックの研究」アニメ・ボーダーレス版(アーティスト: 藤ちょこさん)です!そして、さらに『霊気走破』ボックストッパーもおくられます!
  • 4勝(12マッチポイント)12パックと、《Supreme Verdict》ノーマル版と、特別なプレイマットと、『霊気走破』ボックストッパー1つ
  • 3勝(9マッチポイント)6パックと、《Supreme Verdict》ノーマル版と、『霊気走破』ボックストッパー1つ
  • 2勝以下(6マッチポイント以下)3パック
  • 参加賞 - 福引券1枚, プロモ版《Sleight of Hand》(通常仕様)1枚

「当日受付イベントタイムスケジュール」より引用)

 ちょうどリミテッドオープンをドロップしたプレイヤーもではじめる時間帯です。今回のコンベンションではリミテッドオープンが不完全燃焼だった方もまだまだシールド戦を楽しめるのです。

 定員は300名とかなり大規模なプレリリースです。こんな面白そうなイベント体験しないわけにはいきませんね。

 今回は『霊気走破』プレリリース(プレイマットチャレンジ)を楽しみたいと思います。レッツプレリリース!

 リミテッドオープンと同様に『霊気走破』6パックによるシールド戦ですが、ルール適用度は一般であるためチェックシートへの記載はありません。開封したパックはすぐそのまま自分のデッキのカードとして使用できます

 パック開封、それは最高にスリリングでエキサイティングな瞬間です。

 レアカードは……何とこんなに沢山!贅沢三昧やでぇ~。話題のデス車道の姿も!

 開封後は30分間のデッキ構築へと進みます。出たカードを使い40枚以上のデッキを作成します。時間が迫ってくるとジャッジが優しくコールしてくれます。聞き逃さいように!

 万が一時間内に構築が終わらなかった場合はジャッジを呼び、延長時間を出してもらいましょう

 もらったカードプールから最適解を求めてさまざまなカードを組み合わせて、40枚以上のデッキへと昇華させていきます。

 デッキが完成したらいよいよ対戦スタートです。

 自分だけのデッキを手に対戦を楽しみましょう!

 クリーチャー同士の激突、さく裂する除去呪文、豪華絢爛なレアカードたち。皆さんプレイマット目指しつつも、楽しそうに対戦されていました。

 

 無事4勝し、プレイマットを獲得されたプレイヤーの方にプレリリースについてお話しを伺いました。

望月 涼平さん

 

 望月 涼平さんはイゼットカラーデッキを構築し、見事4勝しました。

 

 強かったカードを聞くと、《多弁な司会、ヴンウクスト》や《舷側砲の一斉射撃》、《求道神、ハゾレト》をあげてくれました。

 

 『ゼンディカーの夜明け』からリミテッドを中心にマジックを遊んでいるとのこと。集まって遊ぼうの心意気でジェット会と呼ばれるドラフト会へ参加しているとのことでした。プレイマット獲得おめでとうございます!

 

 シールド戦の途中ですが、忘れてはならないのが参加賞です。

 会場内ピックアップブースでプロモ版《Sleight of Hand》1枚と福引券1枚を受け取れます。

 早速、引きたいと思います!狙うは当たりはでっかくのランダムFOILコンプリートセットです!

 福引所に福引券を持ち込みます。

 受付で福引券を渡せばいよいよ、福引タイム!

 ガラガラ~

 ポロッ

 あっ!!!

 輝く一等賞に見えたのは目の錯覚でした。ブースターパック獲得です。

 

 さて、時は戻りまして私の対戦結果はというと、初戦は接戦の末敗北。《死の車》でブイブイドローしていった結果、デスロードへ一直線に進んでしまいました。

 初戦を敗北した私は、次の対戦こそ勝利をもぎ取ろうとカードプールを隅々まで見直しました。プレリリースではラウンド間にデッキ構築の変更が認められているのです。

 コンバットや呪文の使い方、クリーチャーなどのデッキ構成、そもそも色自体が違ったのか。自分の敗因を知るために、対戦の合間に自問自答を繰り返します。時間は有限にもかかわらず思考は自身の中で加速し続け、延々と答えの見つからない問いかけに対し、ひたすらにデッキを構築していきます。一体、なにがいけなかったの~?

 そして考えるのを止めた時、富澤は、仕事を置き去りにした。

 

富澤「デッキの弱点は修正できたし、次の対戦も楽しむぞ~」

 トントン!

富澤「多色レアをタッチしてパワーアップや」

 トントントン!

富澤「今度こそレアを使って勝ちたいなぁ~」

 トントントントン!

富澤「え、さっきから何すか?」

タソガレ「富澤さん、お仕事の時間です(ニッコリ)」

富澤「は、、、ハイ」

 ウィザーズのタソガレさんに捕まってしまった私は溢れ出るマジックへの想いを断ち切って、パソコンへと向かうのでした。

 楽しいプレリリースの時間はもう終わり、一介のカバレージライターに戻らなければ。それでも後ろ髪を引かれるのはプレリリースの新鮮さと『霊気走破』の面白さがなせる業です。楽しい時間とはわかれて、仕事へと向かう今の気持ちは暗黒へと真っ逆さま。

 

まさに《暗黒への突入》そのもの!!

 

 今回はコンベンションのサイドイベントで開催された『霊気走破』プレリリース(プレイマットチャレンジ)をお届けいたしました。

 新しいカードに触れる瞬間はいつでも楽しく、素敵な時間ですね。普段の構築戦とは一風変わったシールド戦で遊べるのもプレリリースならではです。

 実はこんなにも魅力にあふれたプレリリースは皆さんのお近くの店舗でも開催されています。次回の『タルキール:龍嵐録』ではぜひともプレリリースに参加してみてください。きっと新しい出会いと魅力が、皆さんをお待ちしています。

 

 タソガレさん早くどっかに行かないかなぁ……あぁぁ、『タルキール:龍嵐録』でもシールドがしたい~!!

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