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プレイヤーズコンベンション愛知2022
プレイヤーズコンベンションオープン 2022 supported by 日清食品 メタゲームブレイクダウン
プレイヤーズコンベンション愛知2022内で開催されているプレイヤーズコンベンションオープン 2022 supported by 日清食品。
かつてのグランプリを彷彿とさせるオープンイベントには、770名のプレイヤーが集まり、久方ぶりに開催されたマジックの大型競技イベントを楽しみながらも、次サイクルのチャンピオンズカップファイナルの参加権利獲得を目指し、熱い戦いが繰り広げられている。
併催されているチャンピオンズカップファイナル サイクル1はメタゲームブレイクダウンが公開され、参加者たちの選択が明らかとなったが、本記事では別イベントであるプレイヤーズコンベンションオープンのメタゲームを紐解いていく。
果たしてどのようなものとなったのだろうか?
プレイヤーズコンベンションオープン 2022 supported by 日清食品 メタゲームブレイクダウン
デッキ名 | 人数 | 割合 | 初日突破者数 | 初日突破率 |
---|---|---|---|---|
ラクドス・ミッドレンジ | 86 | 11.20% | 25 | 29.10% |
緑単信心 | 72 | 9.40% | 12 | 16.70% |
アブザン脂牙 | 51 | 6.60% | 11 | 21.60% |
アゾリウス・コントロール | 42 | 5.50% | 12 | 28.60% |
イゼット・フェニックス | 40 | 5.20% | 3 | 7.50% |
バント・スピリット | 32 | 4.20% | 11 | 34.40% |
白単人間 | 28 | 3.60% | 7 | 25.00% |
ロータスコンボ | 24 | 3.10% | 6 | 25.00% |
ケルーガ・ファイアーズ | 22 | 2.90% | 8 | 36.40% |
グルール機体 | 21 | 2.70% | 5 | 23.80% |
白単アグロ | 15 | 1.90% | 5 | 33.30% |
エニグマ・ファイアーズ | 14 | 1.80% | 2 | 14.30% |
グルール・アグロ | 13 | 1.70% | 3 | 23.10% |
赤単アグロ | 13 | 1.70% | 2 | 15.40% |
ラクドス・アグロ | 12 | 1.60% | 0 | 0.00% |
イゼット独創の火 | 11 | 1.40% | 8 | 72.70% |
ジャンド・サクリファイス | 10 | 1.30% | 0 | 0.00% |
その他 | 264 | 34.30% | 45 | 5.80% |
総計 | 770 | 100.00% | 165 | 21.40% |
1位 ラクドス・ミッドレンジ(初日使用者86人=11.2%、初日突破者数25人=突破率29.1%)
チャンピオンズカップファイナルと同様、使用者数トップは「ラクドス・ミッドレンジ」だ。参加者数の多さからか、同イベントに比べ使用者率は減少したもののこちらでも首位となり、メタゲーム上では二冠となった。
本イベントでの2日目進出率は29.1%で全体の突破率を上回っており、トップメタの面目躍如といったところか。オールラウンドな強さを発揮しており、トップ8にも多くのプレイヤーを送り出すことが予想される。
2位 緑単信心(初日使用者72人=9.4%、初日突破者数12人=突破率16.7%)
2位も同じく「緑単信心」となった。もともと「ラクドス・ミッドレンジ」と同じく現環境の本命デッキと目されており、両イベントで「ラクドス・ミッドレンジ」の後塵を拝することにはなったものの、その爆発力に多くのプレイヤーが命運を託したことが明らかになった。
しかし2日目進出率は16.7%と、全体の初日突破率を大きく下回ることとなった。マークを受けた結果、全体としては振るわない結果に終わるかもしれない。
3位 アブザン脂牙(初日使用者51人=6.6%、初日突破者数11人=突破率21.6%)
チャンピオンズカップファイナルと異なったのがこの「アブザン脂牙」だ。同イベントでは使用者数わずか6名、使用者率3%ほどだったが、本イベントでは50名以上が使用している。「イゼット・フェニックス」の台頭により《安らかなる眠り》のような墓地対策が厚く取られるようになると、本デッキにも大きな影響を与えてしまう。活躍具合はメタゲームの状況にもよりそうだが、本イベントでは全体の割合とほぼ同じ21.6%が2日目に進むこととなった。
4位 アゾリウス・コントロール(初日使用者42人=5.5%、初日突破者数12人=突破率28.6%)
本イベントでは「アブザン脂牙」の後塵を拝することになったものの、チャンピオンズカップファイナルと同様、「アゾリウス・コントロール」も一定の使用者率を誇っている。クラシカルな戦略ながら、時代とともに手を変え品を変えながら現代までトップメタの一角を担い続けている。
相手の動きに対応していくリアクティブなデッキながらも28.6%が2日目進出となっており、この伝統あるアーキタイプの地力を見せつけている。
5位 イゼット・フェニックス(初日使用者40人=5.5%、初日突破者数3人=突破率7.5%)
本イベントにおいて、「イゼット・フェニックス」は主要デッキの中では唯一初日突破率が10%を切ってしまう結果となった。もともと「ラクドス・ミッドレンジ」「緑単信心」とともに3強と目されていたが、現段階では非常に厳しい立ち位置となっている。
墓地対策の影響をもろに受けるため、今後対策が薄くなっていけば復権の目もあるかもしれないが、その立場は「メタゲーム次第」ということになりそうだ。
6位〜10位
- バント・スピリット(初日使用者32人=4.2%、初日突破者数11人=突破率34.4%)
- 白単人間(初日使用者28人=3.6%、初日突破者数7人=突破率25.0%)
- ロータスコンボ(初日使用者24人=3.1%、初日突破者数3人=突破率25.0%)
- ケルーガ・ファイアーズ(初日使用者22人=2.9%、初日突破者数8人=突破率36.4%)
- グルール機体(初日使用者21人=5.52%、初日突破者数3人=突破率23.1%)
6位以下の顔ぶれはチャンピオンズカップファイナルと異なるデッキが登場することになった。
6位の「バント・スピリット」は初日突破率34.4%と圧倒的な割合をたたき出した。チャンピオンズカップファイナルではそもそもの使用者がわずか4名=2%となったが、もしかするとメタゲーム上ではよい立ち位置にいるのかもしれない。
9位の「ケルーガ・ファイアーズ」はその「バント・スピリット」を上回るなんと36.4%が2日目へと進出しており、本イベントの台風の目となりそうだ。
7位「白単人間」、8位「ロータスコンボ」、10位「グルール機体」も全体の突破率を上回る割合で2日目に進出しており、果たしてどのデッキが頂点に上り詰めるのか目が離せない。
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