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日本選手権11

「ジャッジ記念フォイル・カード」がかっこいい!
by Seo Asako
「ジャッジFoil」と呼ばれるカードのことを見聞きしたことのある方はいらっしゃいますか?

本大会を影から支えるジャッジの方々を取材していると、時折「ジャッジFoil」が話に出てくるのでずうずうしくも見せていただいたところ、ショップなんかでもたまに見かける「DCI」ロゴの入ったイラスト違いのFoil(箔押し)カードのことでした。
このカードについて、日本選手権ヘッドジャッジの梅咲さんがお仕事の合間を縫って取材に応じてくださいました。

梅咲 「このカードはジャッジに配られる特別なFoilカードです。グランプリや日本選手権などの大舞台でジャッジをしてくれた方には、記念でこういったオリジナルのFoilカードが配られるんです」

すごく昔のカードから最近の超人気カードまで、さまざまなカードがあります。絵柄も、書き下ろしのオリジナルイラストのものがたくさんあり、この《火と氷の剣》のように旧枠でのFoil化という変り種も。

梅咲 「毎年ラインナップが変わるので、グランプリに来るジャッジの方々も非常に楽しみにしていますよ。良質なカードが配られることが多いですし。コレクションしたり、自分がジャッジをする地元の大会で参加者の方に賞品として配ったり。 いろいろと有効活用されているようです」
日々地元のマジックを支えているジャッジの方々が全国から集まる機会には、イベントの運営やジャッジ間の交流だけではなく、こういった密かな楽しみもあるようです。
梅咲 「カードを見るとそのイベントの思い出がよみがえるんですよね。たとえばこれは僕が初めてジャッジとして参加した大会のもので、この《賛美されし天使》はKJ(鍛冶友浩)がトップ8入りした世界選手権のときのカードで・・・」
どのカードにもたくさんの思い出が詰まっているようで、熱く語ってくださいました。大舞台に参加した記念になるという要素も大きいようですね。

梅咲 「ジャッジに興味を持つキッカケがジャッジ記念Foilカードでも全然OK! マジックに対して真剣ならば、ジャッジはいつでも仲間を募集しています」
とのことですので、皆さんもこれを機に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
今回のイベントではジャッジが質問を受け付けるジャッジブースがあるとのことですので、そちらでジャッジのお仕事などについても追って取材していきたいと思います。