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イニストラード・チャンピオンシップ
イニストラード・チャンピオンシップ トップ8プロフィール
2021年12月4日
予選ラウンド15回戦を経て、「イニストラード・チャンピオンシップ」最後の8人が決定した! クリスティアン・ハウク/Christian Hauck、斉藤 徹、市川 ユウキ、ザカリー・キューネ/Zachary Kiihne、サイモン・ゴーツェン/Simon Görtzen、高橋 優太、熊谷 陸、赤池 庸の8名に拍手を! 彼らはここから「イニストラード・チャンピオンシップ」の優勝トロフィーを目指しさらに歩みを進めるが、決勝ラウンドであと1勝すれば2021-2022シーズンを締めくくる「第28回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権」への参加権利も手に入る。
ダブルエリミネーション形式で行われる決勝ラウンドの模様は、12月5日9時(日本時間26時)よりtwitch.tv/magic(英語)にて生放送でお届けする。ヒストリックの決戦を見届けよう。(編訳注:日本語放送情報は記事最下部にあります。)
以下に、トップ8プレイヤーをご紹介する。彼らが決勝ラウンドで使うヒストリックのデッキリストもあわせてご確認あれ。
赤池 庸
グランプリや「2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ)」など数々の挑戦を経て、赤池 庸はついに躍進のときを迎えた。MTGアリーナで参加権利を得た者の1人として、赤池はヒストリックに「まだ発見されていない、あるいは忘れ去られたアプローチを呼び起こせる余地がある」と感じている。スタンダードのデッキは「イゼット天啓」とまさにスタンダードな選択をしたが、ヒストリックの方は参加者たちからほとんど意識されていない「ジェスカイ独創力」を手に取った。
その独創力は功を奏し、最高のスタンダードのデッキと、常に自らの身を守れる脅威を繰り出すヒストリックのデッキに結実した。自身初となるプレミア・イベントのトップ8入賞を果たした今、次は最高のプレイヤーたちや国籍を同じくする仲間たちを相手に、自身初の優勝トロフィー獲得を目指す戦いが始まる。
サイモン・ゴーツェン
かつてのプロツアー王者サイモン・ゴーツェンは、しばらくカバレージ・ブースに身を置いたのちにMTGアリーナで競技の舞台に復帰した。持ち前の技術でライバルズ・リーグ入りを果たすと、特に優れたプレイヤーたちを相手にしても抜きん出た実力を示し続けた。復帰以降数々の大会で好成績を記録した彼は今、慣れ親しんだ最高レベルの舞台に再び堂々と上がったのだ。
ヒストリックのデッキ選択は確固たる地位を得ている「イゼット・フェニックス」と安全策をとったが、スタンダードでは革新的な「黒単ゾンビ」で戦い衆目を驚かせた。《真っ白》や《強迫》による妨害手段と対応しにくいゾンビ・シナジーをあわせ持つメタ外のデッキは、彼の3度目となるトップ8入賞を後押しした。あとは2度目の優勝のチャンスをものするだけだ。
クリスティアン・ハウク
クリスティアン・ハウクは始めから終わりまで「イニストラード・チャンピオンシップ」を先導し続けた。このドイツ人プレイヤーは今大会の初日全勝者の一員になると、最後の1人になるまで土をつけることなく歩みを進めた。決勝の舞台へ至る道中で、ともにライバルズ・リーグに所属するもう1人の「ジャーマン・ジャガーノート」、カイ・ブッディ/Kai Buddeも打ち破ってきた。
隙のないプレイに定評があるハウクは、ヒストリックに新たに登場した「セレズニア人間」デッキを手に、自身2度目のプロツアー決勝ラウンドに臨む。
市川 ユウキ
この日本最高の配信者の1人は、日本最高のプレイヤーの1人でもある。市川 ユウキは、マジックでの成功を知らぬ者ではない。「2021 Magic Online Champions Showcase Season 1」やグランプリ・シンガポール2018、そして2016年の複数のグランプリなどを制しており、2014年にはプロツアー『ニクスへの旅』とプロツアー『マジック2015』の2大会連続でトップ8入賞を記録しているのだ。
今大会ではトップ8に4人(熊谷、高橋、斉藤、市川)を輩出した日本のスーパーテスト・チームの一員として臨み、類まれなる技術を頼りにスタンダードでは「イゼット天啓」、ヒストリックでは決勝ラウンドでも使用する「ゴルガリ・フード」を選択した。日本の一流配信者にとって、「三度目の正直」なるか?
ザカリー・キューネ
ここ5年間で競技の世界を勝ち上がってきたキューネは、「イニストラード・チャンピオンシップ」でも入念な準備で自身2度目のトップ8入賞を決めた。彼の今大会への取り組み方はいたってシンプルだ――「どちらのフォーマットも《表現の反復》4枚から始めたんです」。
キューネの「SCG Tour」やチャンピオンシップでの活躍は彼を一躍有名にし、今やアメリカのマジック・プレイヤーの間ではお馴染みになった。彼は信頼を置く「イゼット・フェニックス」を手に再び舞台へ上がり、プレミア・イベント優勝のタイトルをもう1つ加えるための戦いに挑む。
熊谷 陸
日本が誇る期待の星の1人として、熊谷 陸はその実力を証明し続けている。驚異的なパフォーマンスでライバルズ・リーグの席を獲得すると、2020-2021シーズンを通してその立場にふさわしい活躍を見せ、リーグ6位でMPL昇格を決めた。
今大会では同じくトップ8に入賞した高橋、市川、斉藤を擁する日本の精鋭たちによるスーパーチームで練習を積み、熊谷はスタンダードで「イゼット天啓」、ヒストリックで「ゴルガリ・フード」を選択した。そしてタイブレーカーで優位に立った彼は、11勝でトップ8進出を果たした。ここからは自身初のチャンピオンシップ優勝を目指す戦いだ。現在の世界王者であるチームメイト高橋 優太を含む、世界最高のプレイヤーたちが彼の前に立ちはだかる。
斉藤 徹
斉藤は2015年にマジックを始めたばかりだが、すぐにハイレベルな舞台に順応し、MTGアリーナの構築ランク1位を複数回達成するほどの高みへ至った。そしてランク戦での成功はついに、自身初のプロツアー級トップ8入賞に結びついた。
今大会を席巻した日本のテスト・チームの一員として、斉藤は「ゴルガリ・フード」でヒストリック・ラウンドを、「他にも4割のプレイヤーが選んだ」という「イゼット天啓」でスタンダード・ラウンドを渡り切った。メタゲームの全体像を把握して臨んだこの週末で成功を収め、彼は大きなチャンスを手にした。決勝ラウンドでチームメイトを打ち破り、チャンピオンシップ優勝のタイトルや「第28回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権」の席を獲得できれば、きっと彼のトップ8デビューはさらに忘れられないものになるだろう。
高橋 優太
現世界王者。プロツアー・トップ8入賞4回。グランプリ・トップ8入賞14回――高橋 優太は現在のマジック・プレイヤーで最強の一角であると言って差し支えないだろう。およそ2年前の「プレイヤーズツアー・名古屋2020」でトップ8に入賞してからというもの、彼はイベントの上位を渡り歩いてきた。ライバルズ・リーグでも着実に順位を上げて「第27回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権」の席を確保すると、0-3スタートから全勝で彼のキャリア史上最大のトロフィーを獲得した。
あと1勝で、「第28回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権」の裁量枠が1つ解放される。チームメイトの市川や熊谷、斉藤とともに戦ってきたこの大会で、プレミア・イベント2連続優勝なるか。
「イニストラード・チャンピオンシップ」 日本語版放送ページ・放送日程
日本語版放送出演者
- 実況:石川朋彦(@katuobusi717)
- 実況:ブルナー実久(@mksnake007)
- 実況:岩SHOW(@suicidman)
- 解説:中村修平(@Nakashu_)
- 解説:黒田正城(@masashiro41236)
- 解説:井川良彦(@WanderingOnes)
- 解説:八十岡翔太(@yaya3_)
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