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グランプリ・上海2015

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グランプリ・上海2015 日本人プレイヤー初日突破者一覧

By 矢吹 哲也

 グランプリ・上海2015は初日全日程を終え、この時点でマッチ・ポイントを21ポイント以上獲得したプレイヤーたちが2日目に進出する。

 ここでは、118名の初日突破者たちから、日本人プレイヤーの状況を簡潔にまとめていこう。なお、初日終了時の結果はこちらから確認できる(リンク先は英語)。

 それでは、以下に初日の最終スタンディングから、日本人初日突破者(21ポイント以上)のプレイヤーを引用する。

RankPlayerPointsOMW%
1Mihara, Makihito2778.39
3Fujimura, Kazuaki2767.98
7Itani, Hiroshi2473.80
12(6) Watanabe, Yuuya2471.95
38Teruya, Kakumae2175.92
40Yukuhiro, Ken2174.69
44Wada, Hiroya2173.01
50Ichikawa, Yuuki2171.25
52Sugaya, Hironobu2170.63
71Tada, Mitsuhiro2166.06
74(17) Yasooka, Shota2165.43
83Inoue, Toru2164.02
86Takesue, Chikara2163.35
87Yamagami, Yudai2163.26
91Arai, Kenichiroh2162.5
105Tsujimoto, Hideki2158.66
107Ikawa, Yoshihiko2158.46

 以上、17名。


全勝――三原 槙仁、藤村 和晃。


三原 槙仁

藤村 和晃(グランプリ・静岡2014より)

 27ポイント獲得、つまり全勝での初日突破を果たしたのが、「殿堂」三原 槙仁と、国内グランプリをはじめ数多くの大会上位入賞経験を持つ藤村 和晃だ。ここ上海の地に勝利を積み重ねていった両プレイヤーは、最終戦もきっちりと締めくくり、今大会1日目を見事全勝で走り抜けた。2日目も、1位と3位通過の彼らのパフォーマンスに注目だ。

 なお、三原の使用デッキはデッキテク記事でも紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。


覚前 輝也のグランプリでの活躍


(グランプリ・オークランド2015より)

 2015年8月27〜30日、米国ワシントン州シアトルにて、シーズンの締めくくりとなるマジック最大の競技イベント「世界選手権」が開催される。参加資格はシーズン内のプロツアー優勝者や獲得プロ・ポイント上位者など、まさに「選ばれた者」のみが得るこの大会だが、そこへ今年のはじめに新たな枠が加わった

「2014〜2015年プレミア・プレイ・シーズン内グランプリにおける獲得プロ・ポイント最上位」

 そう、シーズン内のグランプリで獲得したプロ・ポイントが最も多かったプレイヤーもまた、世界選手権に出場することができる。そして、現在のランキングを見ると(リンク先は英語)、覚前は1位と僅差の2位につけているのだ。

 直近のグランプリ・パリ2015でも20位に入賞し、プロ・ポイントを重ねた覚前。今シーズンも終わりが近づく中、名だたる強豪がひしめくポイント・レースは苛烈さを極めているが、覚前が今大会でもさらなる活躍を見せ、世界選手権の舞台へと近づくことを期待しよう。


 こうして再び長い戦いに赴く17人のプレイヤーたち。この中からグランプリ・トロフィーを掲げる者が現れると信じて、大会2日目も彼らに注目していく。

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