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グランプリ・北京2016

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グランプリ・北京2016 日本人プレイヤー初日突破者一覧

By 矢吹 哲也

 グランプリ・北京2016は初日全日程を終え、この時点でマッチ・ポイントを18点以上獲得したプレイヤーたちが2日目に進出する(2016年よりグランプリ2日目進出の条件が緩和され、3敗まで進出できるようになった)。

 ここで、今大会日本人参加者69名の状況を簡潔にまとめていこう。なお、初日終了時の結果はこちらから確認できる

 それでは、以下に初日の最終スタンディングから、日本人初日突破(18点以上)のプレイヤーを引用する。

RankPlayerPointsOMW%
1Mihara, Makihito [JP]270.7778
2Morofuji, Takuma [JP]270.7249
5Shoji, Tatsuro [JP]240.7937
11Inoue, Toru [JP]240.6905
15Sugaya, Hironobu [JP]240.672
21Ishimura, Shintaro [JP]240.6492
29(23) Yamamoto, Kentaro [JP]220.679
39Sawada, Ken [JP]220.5244
40Kanegawa, Toshiya [JP]210.7619
43Saito, Tomoharu [JP]210.7407
46Takahashi, Yuta [JP]210.7302
49(25) Takimura, Kazuyuki [JP]210.7099
57Nitsu, Shunsuke [JP]210.6878
66Hirami, Tomonori [JP]210.6667
67Fujimura, Kazuaki [JP]210.6667
74Matsumoto, Masataka [JP]210.6466
79Hagiwara, Genta [JP]210.633
80Kamo, Riki [JP]210.6329
91Takeda, Hiroki [JP]210.5979
92Yohara, Tosho [JP]210.5972
95Mori, Katsuhiro [JP]210.5909
100Imai, Ayato [JP]210.5767
108Ichikawa, Norikazu [JP]210.5503
116Narita, Yusuke [JP]200.5679
117(19) Watanabe, Yuuya [JP]190.7593
119Tsujimoto, Hideki [JP]190.6531
155Niwa, Toshiharu [JP]180.7202
161Yukuhiro, Ken [JP]180.6961
163Naide, Kazutaka [JP]180.6858
168Ichikawa, Yuuki [JP]180.6667
170Hosokawa, Yuya [JP]180.6667
173Harane, Kenta [JP]180.6587
178Ikawa, Yoshihiko [JP]180.6455
179Yoshikazu, Kawahama [JP]180.6429
189Ryuji, Nakamura [JP]180.625
192Kodama, Kentaro [JP]180.619
196Kenji, Tsumura [JP]180.6111
220(18) Tamada, Ryoichi [JP]180.5833
223Yamagata, Yutaro [JP]180.582
229Matsubara, Ichiro [JP]180.5751
243Tanaka, Akira [JP]180.5615
247Matsumoto, Fumiya [JP]180.5562
268Mashima, Mitsuharu [JP]180.5211
277Yamagami, Yudai [JP]180.5063

 以上、44名。

全勝――三原 槙仁(1位通過)、諸藤 拓馬(2位通過)


三原 槙仁

諸藤 拓馬

 堂々のワンツー・フィニッシュを決めたのは、ふたりの世界王者だった。三原 槙仁と諸藤 拓馬はともに世界選手権での優勝経験(諸藤は団体、三原は個人・団体とも)を持ち、近年も度々その名をトーナメント・シーンに響かせている。

 その強さ、衰えを知らず。環境が一新されても彼らはその地力の高さを発揮し、今大会最高のパフォーマンスを見せてくれた。明日の戦いにも期待せずにはいられない。

2日目進出ラインの引き下げ

 冒頭にも書いたが、2016年よりグランプリ2日目進出の条件が緩和され、マッチ・ポイント18点以上のプレイヤーが進出できるようになった。その結果、初日突破者の数はおよそ2倍に増えている。3敗を喫したプレイヤーのトップ8入賞の道は極めて限られるものの、彼らはまだ戦いを続けることができる。1点でも多くのプロ・ポイントを、少しでも多くの賞金を、そして1戦でも多くの経験を。とりわけ、プロツアーを来週に控えるプレイヤーたちにとって、2日目のドラフト・ラウンドで得られる経験は貴重なものだろう。

 こうして再び長い戦いに赴く44人のプレイヤーたち。さらなる活躍に期待し、大会2日目も彼らに注目していく。

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