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2019ミシックチャンピオンシップⅥ(リッチモンド)
2019ミシックチャンピオンシップⅥ(リッチモンド)トップ8プロフィール
2019年11月9日
「2019ミシックチャンピオンシップⅥ(リッチモンド)」では16回戦にわたる激戦を経て、8名の選手が最終日の舞台に残りました。彼らは優勝賞金50,000ドルとミシックチャンピオンシップ王者のタイトルを懸けて、決勝ラウンドに臨みます。
2019ミシックチャンピオンシップⅥ(リッチモンド)のトップ8入賞者をご紹介します!
オースティン・バーサヴィッチ/Austin Bursavich |
アメリカの27歳オースティン・バーサヴィッチは、自身7度目のミシックチャンピオンシップ参加で予選ラウンド1位通過を果たしました。彼は早い段階で先頭に立ち、そのまま1位の座を譲ることなくトップ8入賞へ向かって走り続けました。「スゥルタイ・食物」デッキを手に目覚ましい活躍を見せた彼は、決勝ラウンドのすべての試合で先攻を得る優位な立場にいます。
ルイ・デルトゥール/Louis Deltour |
フランスのベテラン・プレイヤー、ルイ・デルトゥールが、20回目のミシックチャンピオンシップ参加でついにトップ8入賞を果たしました。彼は、グランプリ決勝での最多敗北回数という悲しい記録を持っています――1度も優勝を果たせないまま、グランプリ決勝で4回敗北しているのです。しかしその悲しみも、ミシックチャンピオンシップ・トップ8入賞という幸運が埋めてくれるでしょう。
イーライ・カッシス/Eli Kassis |
イーライ・カッシスの物語も、ルイ・デルトゥールの話と似ています。幾度となくグランプリ・トップ8に入賞し、21度もミシックチャンピオンシップに参加し(初参加は1999年)、そしてついに開花のときを迎えました。この週末における彼の圧倒的な活躍は、日曜日の舞台に立つのにふさわしいものでした。彼はトップ8入賞者の中で「食物」デッキを使用しない2人のうちの1人であり、「ゴルガリ・出来事」を手に戦いに挑みます。
アンドリュー・クネオ/Andrew Cuneo |
MPL選手のアンドリュー・クネオは、マジック黎明期から競技の舞台に立ち続けている強豪です。この週末、彼は自身4度目のトップ8入賞を達成し、素晴らしい経歴にさらなる華を添えました。普段はコントロール・デッキ使いとして知られる彼ですが、今大会では1週間かけて《王冠泥棒、オーコ》を使わないデッキをすべて試した結果、面で攻める「セレズニア・出来事」を選択しました。
パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ/Paulo Vitor Damo da Rosa |
ブラジルのMPL選手パウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサは、(同じく殿堂顕彰者の)ジョン・フィンケル/Jon Finkelやカイ・ブッディ/Kai Buddeのような生ける伝説たちと並んで、「歴代最強プレイヤー」と呼ばれる1人です。事実、ミシックチャンピオンシップ・トップ8入賞回数でダモ・ダ・ロサを上回るのはフィンケルのみであり、今回の入賞でその差をまた1つ埋めています。常にベスト・デッキを用いる彼は今大会でも「シミック・食物」を選択しており、自身3度目のミシックチャンピオンシップ優勝を目指して、連勝街道を突き進みます。
セバスティアン・ポッツォ/Sebastian Pozzo |
セバスティアン・ポッツォの名は、2016-2017年シーズンにおける「スタンダード・マスター」として、あるいは2017-2018年シーズンのチームシリーズにおける「Hareruya Latin」の一員として知られていることでしょう。しかしそういったハイレベルな舞台を知る彼ですが、ミシックチャンピオンシップのトップ8入賞経験はありませんでした。そしてこの週末、彼はついに成し遂げたのです。アルゼンチン出身の彼は、プレイテスト・チームにおいてよく「機関室」の役割を果たしています。構築デッキのテストに熱心に取り組み、デッキの可能性を引き出しているのです。彼が今大会に向けて持ち込んだ「シミック・食物」は、完璧な結果を見せています。
オスカー・クリステンセン/Oscar Christensen |
オスカー・クリステンセンは、まだ10代だった2013年にグランプリ・ヨーテボリ2013を制し、競技シーンへ躍り出ました。それ以来、彼はグランプリを連戦する中で安定した成績を収めており、また常に笑顔でフレンドリーで、純粋にゲームを楽しむ姿が印象を残しています。リッチモンドの地で戦った今週末、彼は自身初のミシックチャンピオンシップ・トップ8入賞を果たしました。彼のトップ8入賞は自国の誇りです。デンマークは、過去5回の(テーブルトップの)ミシックチャンピオンシップのうち4回で、トップ8入賞者を輩出しているのです。
オンドレイ・ストラスキー/Ondřej Stráský |
オンドレイ・ストラスキーは、2014-2015年シーズンにおいて2つのミシックチャンピオンシップ・レベルの大会でトップ8に入賞し、一躍有名になりました。2018年に引退を宣言したストラスキーですが、最後の出場と決めたグランプリで大きな勝利を収めると、宣言を撤回。そこからはたびたびスタンダード環境を打ち破る人気配信者としての活動を始め(今年の夏にスタンダードを席巻した「ケシス・コンボ」誕生に貢献した1人です)、MTGアリーナのイベントでも成功を積み重ねていきました。そして今、ストラスキーは再び、テーブルトップのミシックチャンピオンシップで決勝ラウンドの舞台に立ったのです。
(Tr. Tetsuya Yabuki)
RESULTS 本大会の対戦結果・順位
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