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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:井川良彦の「白赤英雄的」(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:井川良彦の「白赤英雄的」(スタンダード)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 以前、ブロック構築のデッキ紹介でスタニスラフ・ツィフカ/Stanislav Cifkaの白赤英雄ビートダウンを紹介しましたが、井川良彦はそのデッキを見事にスタンダード仕様へと昇華させました。

 カードの構成こそ両者は酷似していますが、その動きは全くの別物。

 井川の白赤が狙っているのは、1ターン目《アクロスの十字軍》、2ターン目に《急報》からの3ターン目《ウルドのオベリスク》。宣言はもちろん兵士。

 そして次のターンに《船団の出航》を唱えると...

 の7×3=21点。

 井川のデッキはビートダウンというよりはコンボデッキと言った方が良いですね。

 一度《ウルドのオベリスク》さえ置ければ、全体除去を食らってしまっても《アクロスの十字軍》と《ブリマーズの先兵》の「英雄的」で戦力の補充が可能、しぶとく戦い続けられるのです。

井川 良彦
プロツアー『タルキール覇王譚』 / スタンダード[MO] [ARENA]
7 《平地
2 《
4 《戦場の鍛冶場
4 《凱旋の神殿
4 《マナの合流点

-土地(21)-

4 《アクロスの十字軍
4 《恩寵の重装歩兵
4 《ブリマーズの先兵
3 《密集軍の指揮者

-クリーチャー(15)-
4 《急報
4 《果敢な一撃
4 《ドラゴンのマントル
4 《船団の出航
3 《神々の思し召し
1 《アジャニの存在
4 《ウルドのオベリスク

-呪文(24)-
4 《オレスコスの王、ブリマーズ
2 《黎明運びの戦車兵
2 《鍛冶の神、パーフォロス
1 《アジャニの存在
2 《停止の場
1 《異端の輝き
3 《貪る光

-サイドボード(15)-
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