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2016年1月18日 禁止制限カードリスト告知

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2016年1月18日 禁止制限カードリスト告知

Wizards of the Coast

2016年1月18日

原文はこちら

告知日:2016年1月18日

発効日:2016年1月22日

『Magic Online』発効日:2016年1月27日

モダン

《花盛りの夏/Summer Bloom》 禁止

《欠片の双子/Splinter Twin》 禁止

パウパー/Pauper

《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》 禁止

 制限カード、禁止カードのフォーマット別一覧はこちら。モダンの禁止カード一覧はこちら。パウパー/Pauperの禁止カード一覧はこちら

次回禁止制限告知日:2016年4月4日


変更について

 ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは競技マジックの構築フォーマットそれぞれについてイベント結果を検証しています。いずれかのフォーマットのバランスが崩れた場合、あるいは過剰に多くのゲームが一方的になった場合、その原因を検証します。

 今回の変更は以下の通りです。

モダン

 我々は、競技マジックにおいて第4ターンに入るより前に頻繁に勝ちを決めるようなデッキを注視しています。「アミュレット・ブルーム」デッキはこの条件に当てはまる強さに到達しました。昨年、ジャスティン・コーエン/Judsin Cohenはプロツアー『運命再編』で準優勝し、ベンジャミン・ミラー/Benjamin Millerはグランプリ・オクラホマシティ2015でトップ8に入賞しました。1000人以上の参加者のいたStarCityGames.com シンシナティ・オープンで、ボビー・フォータンリー/Bobby Fortanelyが優勝し、ビル・コミノス/Bill Comminosはトップ8に入賞しました。

 このデッキはしばしば第4ターンに入る前に勝利します。《精力の護符》、《花盛りの夏》、《シミックの成長室》などのバウンス・ランド、《宝石鉱山》などのその他の土地を使い、このデッキは第2ターンに7マナを生み出すことができ、《原始のタイタン》や、《召喚士の契約》と《集団意識》のコンボで、ゲームをすぐに終わらせることができます。この観点から、我々は3ターン目の《集団意識》《召喚士の契約》コンボ(対戦相手に、次のアップキープに{2}{G}{G}を支払うことを強制し、支払わなければ負けにする)を3ターン目の勝利として扱っています。

 この、早すぎる勝利の頻度を下げるために、どのカードを禁止することができるかを精査しました。第2ターンに7マナを生み出すことができてしまえば、様々なカードですぐに勝負を決めることができます。そこで、我々は爆発的にマナを生み出すカードに焦点を当てました。その結果、選択肢は《花盛りの夏》か《精力の護符》に絞られました。

 どちらのカードでも充分でしたので、それぞれのカードを禁止した後にどのような可能性が残るかを検討することにしました。《精力の護符》を禁止すると、《花盛りの夏》ランプ・デッキが残ります。《花盛りの夏》を禁止すると、《精力の護符》とタップで戦場に出る土地のコンボが残ります。今日の競技マジックで通用するデッキを作るための道具が揃っているのがどちらかは明確ではありませんが、《精力の護符》を使ったデッキのほうが独特で、様々なタップで戦場に出る土地が存在するので可能性も高いと言えます。《迷える探求者、梓》は《花盛りの夏》の代替になり得ますが、効率は低くなります。つまり、プレイできるデッキは作れても、第3ターンに頻繁に決着するようなことは起こらないでしょう。

 こうした理由から、《花盛りの夏》をモダンで禁止します。


 また、我々は競技マジックにおいて高い存在比率を保ち、フォーマットの多様性を減らしているデッキも注視しています。

 アントニオ・デル・モラル・レオン/Antonio Del Moral Leonはプロツアー『運命再編』で《欠片の双子》を使って優勝し、イェルガー・ヴィーガーズマ/Jelger Wiegersmaは3位に入賞しました。《欠片の双子》はモダンで行われた4つのプロツアーのうち2つで優勝しています。《欠片の双子》はモダンで行われた直近6つのグランプリでトップ8に入賞しています。直近のモダンのグランプリ、グランプリ・ピッツバーグ2015でもトップ8に《欠片の双子》デッキが3人入賞しており、優勝者のアレックス・ビアンキ/Alex Bianchiも《欠片の双子》デッキでした。

 これほどに強いデッキは、このデッキに弱いデッキを環境から追い出してしまい、多様性を損なうことになります。同時に、よく似たデッキの選択肢を潰すことでも多様性を失わせます。ショーン・マクラーレン/Shaun McLarenは「ジェスカイ・コントロール」デッキを使ってプロツアー『神々の軍勢』で優勝しました。アレックス・ビアンキは直近のモダンのグランプリで、それに《欠片の双子》コンボを加えた同種のデッキを使って優勝しました。同様に、かつて高レベルのイベントで見かけられたティムール・テンポは、ティムール双子に置き換えられています。

 《欠片の双子》を禁止した後のカードで、《欠片の双子》デッキはどうできるかを検討しました。ジェスカイやティムールなら同じようなデッキを組むことができます。あるいは、《鏡割りのキキジキ》を代わりにすることもできるでしょう。

 競技マジックの多様性の観点から、《欠片の双子》をモダンで禁止します。

パウパー/Pauper

 このフォーマットは現在色のバランスが不均衡です。最もよくプレイされる土地以外のカードを10枚見ると、9枚は青で、10枚目が《稲妻》です。この原因を調査しました。

 エスパー・使い魔デッキは《陽景学院の使い魔》と《夜景学院の使い魔》を使って青呪文のコストを下げています。ここでいう青呪文には《フェアリーの大群》や《断絶》などの「フリースペル」も含まれています。バウンス・ランドと組み合わせることで、これらの「フリースペル」で効率的にマナを生成することができます。典型的な勝ち方を言うと、まず《フェアリーの大群》と《記憶の壁》を対象にして《幽霊のゆらめき》を唱え、マナを生み出しながら《幽霊のゆらめき》を再び拾います。充分なマナが生み出せたら、《幽霊のゆらめき》で《フェアリーの大群》ではなく《海門の神官》を対象にして繰り返し、《賢者街の住人》を探します。それから、《幽霊のゆらめき》で対戦相手のデッキを削りきるのです。

 カードを引く能力も高いので、青以外のデッキでこのデッキを倒すことは困難です。その結果、メタゲームは均衡を失い、青が圧倒的に多くなっています。このデッキで最も問題なのは、《フェアリーの大群》だと判断されました。

 色の多様性の観点から、《フェアリーの大群》をパウパーで禁止します。

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