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戦略記事

Daily Deck -今日のデッキ-

エスパー・トークン(スタンダード)

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エスパー・トークン(スタンダード)

Melissa DeTora

2015年11月17日


「エスパー」という言葉を聞いたとき、皆さんが最初に思い浮かぶのは間違いなくコントロール・デッキの一種でしょう。対戦相手の盤面に《》や《》や《平地》がいくつもアンタップ状態で並んでいることの恐ろしさといったら、たまらないですよね。しかし本日ご紹介する「エスパー」デッキは、積極的にタップ・アウトで動いていくものです。レイ・ペレス・ジュニア/Ray Perez Jr.は、グランプリ・インディアナポリス2015(リンク先は英語)にてタップ・アウトで動くミッドレンジの「エスパー」デッキを操り、トップ4入賞を決めたのでした。このデッキには、打ち消し呪文が入っていません。その代わりに、除去耐性のあるクリーチャーや強力なプレインズウォーカーが採用されているのです。

 この「エスパー・トークン」は、ゲーム序盤から優れたクリーチャーを展開していきます。中でもその戦略にぴったりなのが、攻めにも守りにも大活躍の《搭載歩行機械》です。それから、《白蘭の騎士》もこのデッキでは頼もしい1枚です。《大草原の川》を持ってきてマナ基盤を築く助けになるのはもちろんですが、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》や《荒野の確保》のようなコストの重いカードをプレイするには、《白蘭の騎士》のマナ加速が欠かせません。

 《荒野の確保》と言えば、トークンを主力にしたデッキでこのカードが使われているのを、私は心から嬉しく思っています。《荒野の確保》は対戦相手のターンに唱えれば凶悪なまでの威力を持つ呪文なのですが、その一方で使い方の難しいものでもあります。このカードは、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》とこの上なく強力なシナジーを持っています。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は戦場に出たそのターンに「紋章」を生み出すことができ、トークンすべてを強化できるのです。同様に、《真面目な訪問者、ソリン》もトークンと相性の良いプレインズウォーカーと言えるでしょう。

 マナ・カーブの頂点には、現在のスタンダードのメタゲームにおいて極めて強力な《風番いのロック》の姿が見受けられます。現在の除去はその多くが1対1交換を取るものであり、一度に2体の飛行クリーチャーを戦場に繰り出すこのカードは、非常に対処の難しいものになっているのです。このデッキに採用されているほとんどのカードと同様に、《風番いのロック》もまた攻守両面で優れたクリーチャーと言えるでしょう。

 そしてもう1枚、《苦い真理》もぜひ取り挙げたいですね。このカードはライフの損失を早めるため、「エスパー・コントロール」デッキではあまり歓迎されないものでした。しかし今回のような「エスパー」デッキなら、《苦い真理》は最高の1枚になります。このデッキではこちらからプレッシャーをかけ続けるため、3枚引くためにライフを失うことがまったく問題にならないのです。

Ray Perez Jr. - 「エスパー・トークン」
スタンダード[MO]
4 《平地
3 《
2 《大草原の川
1 《窪み渓谷
4 《溢れかえる岸辺
4 《汚染された三角州
3 《コイロスの洞窟
4 《乱脈な気孔
1 《磨かれたやせ地

-土地(26)-

4 《白蘭の騎士
3 《風番いのロック
4 《搭載歩行機械

-クリーチャー(11)-
4 《絹包み
1 《究極の価格
2 《苦い真理
1 《破滅の道
2 《完全なる終わり
3 《残忍な切断
3 《荒野の確保
4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン
2 《真面目な訪問者、ソリン
1 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス

-呪文(23)-
1 《龍王シルムガル
3 《強迫
2 《払拭
3 《正義のうねり
2 《軽蔑的な一撃
1 《否認
1 《究極の価格
1 《衰滅
1 《対立の終結

-サイドボード(15)-
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