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プロツアー『タルキール覇王譚』直前、おさらい最新スタンダード!後編

プロツアー『タルキール覇王譚』直前、おさらい最新スタンダード! 後編

by 金子真実(WotC 日本コミュニティ担当)

 皆さんこんにちは! というか昨日ぶりかと思います。明日、というか日本的にはもう今日の深夜という感じかもしれませんが、ついにプロツアー『タルキール覇王譚』が開催されます!


ホノルルのビーチを眺めながら。

 本記事では、昨日に続いて、引き続きハワイより新環境のスタンダードのデッキを簡単ではありますが紹介していきましょう。

 前回、赤系のビートダウンデッキついては触れましたが、その他の色のビートダウンについては触れませんでした。今回は、赤じゃないビートダウンやコントロール、コンボデッキも含めて一気に紹介していきましょう。

「黒単ビートダウン」サンプルデッキレシピ
FireServant98(3-1) 2014-10-06 Standard Daily #7515471
スタンダード[MO] [ARENA]
21 《沼》

-土地(21)-

4 《血に染まりし勇者》
4 《節くれの傷皮持ち》
4 《苛まれし英雄》
4 《苦痛の予見者》
4 《悪意に満ちた蘇りし者》
4 《モーギスの匪賊》
3 《責め苦の伝令》
3 《饗宴の主》

-クリーチャー(30)-
4 《思考囲い》
1 《血の署名》
4 《英雄の破滅》

-呪文(9)-
3 《脳蛆》
2 《マルドゥの頭蓋狩り》
1 《責め苦の伝令》
2 《残忍な食餌》
2 《闇の裏切り》
2 《蔑み》
2 《胆汁病》
1 《ファリカの療法》

-サイドボード(15)-

 『テーロス』ブロック構築でも活躍した、黒単ビートダウンデッキです。『タルキール覇王譚』からは、強力な1マナクリーチャーである《血に染まりし勇者》が採用されています。

 豪華12枚の1マナパワー2クリーチャーと、《モーギスの匪賊》による突破力は侮れません。《思考囲い》で、相手の妨害も多少なら可能です。

「ジェスカイ・テンポ」サンプルデッキレシピ
PresuntoJublay 2014-10-07 Standard Daily #7515480
スタンダード[MO] [ARENA]
3 《山》
2 《平地》
2 《島》
2 《溢れかえる岸辺》
1 《神秘の僧院》
3 《戦場の鍛冶場》
4 《凱旋の神殿》
3 《シヴの浅瀬》
4 《天啓の神殿》

-土地(24)-

4 《道の探求者》
4 《ゴブリンの熟練扇動者》
4 《カマキリの乗り手》

-クリーチャー(12)-
4 《稲妻の一撃》
4 《マグマの噴流》
1 《跳ね返す掌》
4 《ジェスカイの魔除け》
2 《払拭の光》
4 《かき立てる炎》
1 《時を越えた探索》
2 《紅蓮の達人チャンドラ》
2 《龍語りのサルカン》

-呪文(24)-
3 《マグマのしぶき》
2 《消去》
3 《跳ね返す掌》
2 《軽蔑的な一撃》
2 《否認》
2 《払拭の光》
1 《時を越えた探索》

-サイドボード(15)-

 《ゴブリンの熟練扇動者》《道の探求者》《カマキリの乗り手》という、低コストで優秀なクリーチャーで攻めながら、ジェスカイカラーの強力な呪文でサポートするデッキです。

 呪文は相手のデッキに合わせて攻守を切り替えられるような呪文が多く、例えば相手がビートダウンデッキなら、火力呪文は相手クリーチャーに打って身を守りつつ優秀なクリーチャーで攻めるように動きます。逆に相手がコントロールデッキなら、プレイヤーに火力を打ち込みながら最速でのビートダウンを目指すのです。

 『タルキール覇王譚』の氏族の色であり、3色の強いカードを詰め込んだデッキですので、デッキパワーはかなり高いと思います。

「青黒コントロール」サンプルデッキレシピ
mtgSage(4-0) 2014-10-06 Standard Daily #7515471
スタンダード[MO] [ARENA]
8 《島》
7 《沼》
4 《汚染された三角州》
4 《欺瞞の神殿》
2 《陰鬱な僻地》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》

-土地(26)-

3 《予知するスフィンクス》
1 《真珠湖の古きもの》

-クリーチャー(4)-
3 《蔑み》
2 《胆汁病》
4 《解消》
4 《英雄の破滅》
3 《雲散霧消》
2 《悲哀まみれ》
2 《信者の沈黙》
2 《ジェイスの創意》
2 《残忍な切断》
2 《時を越えた探索》
3 《悪夢の織り手、アショク》
1 《ギルドパクトの体現者、ジェイス》

-呪文(30)-
3 《闇の裏切り》
3 《否認》
2 《反論》
1 《胆汁病》
2 《悲哀まみれ》
2 《精神腐敗》
1 《ラクシャーサの秘密》
1 《宝船の巡航》

-サイドボード(15)-

 わりといつの時代にも存在する、青黒コントロールデッキです。

 『タルキール覇王譚』からは、フェッチランドを始めとした土地カードだけでなく、《時を越えた探索》《残忍な切断》という2種類の「探査」呪文と、軽量手札破壊として《蔑み》、フィニッシャーとしての《真珠湖の古きもの》が採用されています。

 どちらも見た目よりもずっと軽いコストで唱えることができますし、前述のフェッチランド、このデッキだと《汚染された三角州》と非常に相性が良いです。

 《蔑み》は軽量手札破壊として、《思考囲い》と枠を争うことになるのでしょうか。こういった守るデッキではライフを大切にしたいですし、ありかもしれませんね。

 《真珠湖の古きもの》は単純にフィニッシャーとしての役割でしょう。瞬速かつ打ち消されず、手札に戻れる効果、そして果敢と、能力はいっぱい。強い相手には強そうなカードです。

 《悲哀まみれ》までメインに2枚取ってるのが、環境にビートダウンが多いことを物語っていますね。

「ジェスカイの隆盛・コンボ」サンプルデッキレシピ
Andrew Baeckstrom / StarCityGames.com - Standard Open 2014/09/28 Indianapolis
スタンダード[MO] [ARENA]
4 《マナの合流点》
4 《ヤヴィマヤの沿岸》
3 《神秘の神殿》
2 《奔放の神殿》
2 《豊潤の神殿》
2 《シヴの浅瀬》
1 《天啓の神殿》
3 《戦場の鍛冶場》

-土地(21)-

4 《キオーラの追随者》
4 《爪鳴らしの神秘家》
4 《森の女人像》

-クリーチャー(12)-
4 《ドラゴンのマントル》
4 《撤回のらせん》
1 《贈賄者の財布》
4 《神々との融和》
3 《双つ身の炎》
2 《テイガムの策謀》
1 《ナイレアの存在》
4 《ジェスカイの隆盛》
3 《時を越えた探索》
1 《霊体のヤギ角》

-呪文(27)-
4 《白鳥の歌》
3 《マグマのしぶき》
4 《炎の円》
3 《霊気渦竜巻》
1 《再供給》

-サイドボード(15)-
StarCityGames.comより引用

 モダンで大暴れの《ジェスカイの隆盛》ですが、スタンダードにもコンボがあります。必要なパーツは4つ。《ジェスカイの隆盛》、《撤回のらせん》、そしてクリーチャーと手札に戻すクリーチャー以外の呪文です。

 回りはじめると、《ジェスカイの隆盛》でアンタップしつつ《撤回のらせん》で付けた能力で《ドラゴンのマントル》や、《贈賄者の財布》などの低コストまたは0マナの「クリーチャー以外の呪文」を手札に戻してはアンタップし、無限にクリーチャーを強くしていきます。

 意識していないと、突然パワーが20を越えたクリーチャーに攻撃されることになります。また、途中でマナをひねりだして《ジェスカイの隆盛》2枚体制になれば、相手の土地以外のパーマネントは全て手札に戻ってしまうので、簡単に攻撃は通りますね。

 もちろんコンボデッキだけあり脆いところもありますが、もしかしたらプロツアーでもロマンにあふれたコンボが決まる光景が見られるかもしれませんね。

もういくつ寝なくても、プロツアー!

 前後編に渡ってデッキをざっくり紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

 もちろん、プロツアーはプロプレイヤーが新しいデッキを考えぶつける場でもあります。紹介したデッキなんてもう負け組で、実際はもっと強いデッキだらけだ!という可能性ももちろんありえます。

......、いや、そうなったほうが面白いですよね、正直。

 プロプレイヤーの新デッキ、期待しましょう!

 もう今夜の深夜にはプロツアーですよプロツアー!

 今からいったん寝るのも十分にありですね! ともあれ、今夜からの生放送を見逃さないでくださいね!

 プロツアー『タルキール覇王譚』 特設ページ


日程放送日放送時間放送ページ
1日目(予選ラウンド)10月11日(土)4:00〜16:00放送ページ
2日目(予選ラウンド)10月12日(日)4:00〜16:00放送ページ
3日目(決勝プレイオフ)10月13日(月・祝)4:00〜15:00放送ページ

※終了時間は進行により前後することがございます。


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