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お知らせ

お知らせ

2026年10月12日 禁止制限告知

Carmen Klomparens , Jadine Klomparens , Arya Karamchandani , Eric Engelhard , Gavin Verhey , Jay Parker
Carmen_K_800x800.jpg Jadine_Headshot.jpg Author_Arya_Karamchandani.jpg Eric_Engelhard.jpg authorPic_GavinVerhey.jpg wizards_author.jpg

2026年10月12日

 

スタンダード
  • 変更なし
パイオニア
  • 変更なし
モダン
  • 変更なし
レガシー
  • 変更なし
ヴィンテージ
  • 変更なし
パウパー
  • 変更なし
アルケミー
  • 変更なし
ヒストリック
  • 変更なし
タイムレス
  • 変更なし
ブロール
  • 変更なし
競技ブロール

 発効日は2026年10月12日です。制限カード、禁止カードのフォーマット別一覧はこちら。

 次回の禁止制限告知:2026年11月30日


 ゲーマーの皆さん、こんにちは!

 私はカルメン・クロンペアレンズ/Carmen Klomparens。マジックのプレイ・デザイン・チームに所属する上席ゲーム・デザイナーです。複数枚のカードを禁止した前回の禁止制限告知を経て、状況は今のところやや順調に進行しているようです。マジック全体を通して私たちが重要視しているのは、環境の安定性と予測可能性です。現状から見える今後の展望に、私たちはおおむね満足しています。『リアリティ・フラクチャー』はさまざまなフォーマットで大きな反響を呼んでおり、多くのカードがプレイヤーの皆さんを盛り上げていることを嬉しく思っています。

 なお今回の変更については、太平洋時間10月13日10時(日本時間26時)よりtwitch.tv/magicでの公式配信(英語)でも詳しくお伝えします。次回の禁止制限告知は、2026年11月30日予定です。当初2026年最後の告知は12月の計画でしたが、12月最初の週の月曜日が11月30日となるため、12月に入る直前での告知となります。 それでは前置きはこれくらいにして、本題に入りましょう!

目次

 

 

スタンダード

 (この項はジェイディーン・クロンペアレンズ/Jadine Klomparensよりお送りします。)

  • 変更なし

 8月の禁止制限告知で3枚のカードが禁止されたスタンダードにとって、この2か月は新たな探検の期間でした。メタゲームの多様性は禁止前からの改善が見受けられ、このフォーマットは全体的に見て楽しく、健全なものになっています。禁止直後にメタゲームの勝者となっていた「緑単上陸」は、その後時間が経つにつれて使用率/勝率ともに下がってきています。《アナグマモグラの仔》がなくとも現環境のベスト・デッキの一角を占めているこのデッキですが、他の追随を許さない最強デッキであると断言できるほどではありません。これは素晴らしい結果です。禁止措置によってその戦略がメタゲームから完全に排斥されることなく弱体化し、プレイヤーがまた一から新しいデッキを習得せずとも環境で戦い続けられる状況を、私たちは好ましく見ています。

Furukawa Shun - 「Mono-Green Landfall」
Champions Cup / スタンダード(2026年9月12日)[MO] [ARENA]
14 《森》
1 《魂の洞窟》
4 《寓話の小道》
1 《解体爆破場》
1 《有望な鉱脈》
2 《脱出トンネル》
3 《バーシンセー》
-土地(26)-

4 《ラノワールのエルフ》
3 《苔生まれのハイドラ》
1 《神出鬼没の狩人、スーラク》
4 《サッズのヒナチョコボ》
4 《氷耕しの探検家》
4 《強靭形態の調和者》
-クリーチャー(20)-
2 《幻獣との交わり》
2 《重厚な世界踏破車》
2 《中心核の瞥見》
2 《溶かし歩きの消散》
4 《土のベンダーの位に至る》
3 《若木の生育場》
-呪文(15)-
2 《倦怠の宝珠》
1 《肥えた緑甲羅》
2 《鋭い目の管理者》
2 《屑鉄撃ち》
1 《苔生まれのハイドラ》
2 《溶かし歩きの消散》
1 《若木の生育場》
1 《沼地のハンター、レザーヘッド》
1 《始まりの液体》
1 《巨怪の大熊》
1 《魔狼の戦術》
-サイドボード(15)-
 

 また、禁止前にフォーマットの柱となっていたもう1つの戦略である青赤も、「イゼット・スペレメンタル」の形で引き続き成功を収めています。「イゼット・スペレメンタル」はイゼット系デッキの中でも禁止措置による影響がほとんどなかったため、その成功は驚くことではありません。このデッキも「緑単上陸」と同様に強力なデッキではあるものの、競合相手は十分におり、全体的に見てメタゲームは健全です。

Naitou Keisuke - 「Izzet Spellementals」
Champions Cup / スタンダード(2026年9月12日)[MO] [ARENA]
6 《島》
4 《尖塔断の運河》
4 《蒸気孔》
1 《嵐削りの海岸》
4 《リバーパイアーの境界》
1 《マルチバースへの通り道》
-土地(20)-

4 《かまどの精》
4 《渦泥の蟹》
4 《刻み群れ》
-クリーチャー(12)-
4 《選択》
2 《呪文貫き》
2 《呪文嵌め》
3 《噴出の稲妻》
2 《今のうちに出よう》
4 《プリズマリの魔除け》
3 《傷残す批評》
4 《手練》
2 《冬夜の物語》
2 《すべきでない悪ふざけ》
-呪文(28)-
1 《瞬間凍結》
2 《呪文嵌め》
2 《無効》
1 《魂標ランタン》
2 《フラッドピットの溺れさせ》
1 《今のうちに出よう》
1 《食糧補充》
1 《焼きつけ》
4 《彩嵐の雄馬》
-サイドボード(15)-
 

 そしてもちろん、新たなデッキの台頭も見受けられます。「ディミーア加虐者」や「マルドゥ・ディスカード」のように禁止前から環境にあったデッキは、禁止後により大きな成功を収めているようです。また『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』の登場により、「ジャンド・サクリファイス」や「ボロス・ドワーフ」のようなデッキも実現しています。

「Jund Sacrifice」
スタンダード[MO] [ARENA]
1 《森》
4 《花盛りの湿地》
4 《草むした墓》
4 《始まりの町》
3 《ブレイズマイアの境界》
3 《踏み鳴らされる地》
2 《沼》
-土地(21)-

4 《強欲な掠め盗り》
1 《金脈のハイドラ》
4 《遺伝子送粉機》
4 《生体工学の専門家》
4 《サックビル=バギンズ一家》
4 《影の帯の盲信者》
1 《腐敗口のバイパー》
2 《生けるスライム、ミュータンジェンマン》
2 《無慈悲な監査官》
-クリーチャー(26)-
4 《陽気な哀歌》
3 《正確無比》
4 《妄執の追跡行》
2 《悲劇の軌跡》
-呪文(13)-
3 《強迫》
2 《保安官を撃て》
3 《戦略的裏切り》
1 《デリアン・フェル教授》
1 《始まりの液体》
1 《悪意ある競争心》
1 《不死鳥艦隊の飛行船》
2 《神出鬼没の狩人、スーラク》
1 《緊急の検死》
-サイドボード(15)-
 

 とりわけ「ジャンド・サクリファイス」については、緑や青赤を主軸にしないデッキが久方ぶりにMTGアリーナのランク戦上位で使用率最多を記録しており、注目に値するでしょう。この新鮮な戦略は、スタンダードのカード・プールが促進する、互いのやり取りがあるゲーム体験のまさに好例です。

 スタンダードの進化は終わっておらず、まだ判断を下すには時期尚早ですが、現時点で私たちが得ている結果からは『リアリティ・フラクチャー』が環境に大きな影響を与えることが示唆されています。《驕慢な戦闘魔道士》は「イゼット果敢」に再び脚光を浴びるチャンスをもたらしました。《理論家、ジェイス・ベレレン》は、同セットのプレインズウォーカーたちとともにコントロール戦略の復活を手助けしています。《光の腹心》や《過ち無き者、リリアナ》、《意志堅固なるアジャニ》は、以下のような新たな「ライフゲイン」戦略が台頭する原動力となっています。

RandomOctopus - 「Life Gain」
Standard Challenge / スタンダード(2026年10月2日)[MO] [ARENA]
3 《平地》
3 《マルチバースへの通り道》
2 《ブリーチボーンの境界》
3 《始まりの町》
4 《神無き祭殿》
1 《沼》
3 《秘密の中庭》
3 《砕かれた聖域》
-土地(22)-

3 《過ち無き者、リリアナ》
4 《光の腹心》
3 《脈の新学部長、モセオ》
4 《光に導かれし者、ハリーヤ》
4 《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》
1 《本質の媒介者》
2 《星景の僧侶》
4 《内陸の聖別者》
-クリーチャー(25)-
3 《意志堅固なるアジャニ》
3 《浸食作用》
3 《月の集会》
4 《手つかずの饗宴の事件》
-呪文(13)-
3 《鳴り渡る龍哮の征服者》
2 《永劫の無垢》
2 《戦略的裏切り》
2 《縫い目破り》
1 《農場の奇妙な動物たち》
1 《端正な論文》
4 《強迫》
-サイドボード(15)-
 

 2027年のはじめにやってくる『ノークティス:深淵の水府』では、スタンダードがローテーションを迎えます。ローテーションのタイミングを暦年に合わせるため今回は半年遅れのローテーションとなり、通常よりも大きな影響があるでしょう。このローテーションでは、『エルドレインの森』と『イクサラン:失われし洞窟』、『カルロフ邸殺人事件』、『サンダー・ジャンクションの無法者』および「ビッグスコア」、『ブルームバロウ』、『ダスクモーン:戦慄の館』がスタンダードを去ることになります。これだけ多くのセットと収録カードがなくなる2027年のスタンダード環境は、現在とは大きく異なるものになるでしょう。

 ローテーションを迎える前にもう一度禁止制限告知の機会がありますが、2025年の後半から2026年にかけてスタンダードで必要とされた変更の量を鑑みて、この回ではローテーションに備えて大幅な変更は行わないつもりです。とはいえ2027年のスタンダードの健全さや安定性を脅かすような問題が現れた場合は、ためらいなく行動を起こします。

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パイオニア

 (この項はアリヤ・カラムチャンダニ/Arya Karamchandaniよりお送りします。)

  • 変更なし

 前回の告知からパイオニアは比較的動きの多い日々を送り、『リアリティ・フラクチャー』を迎える前後において環境に変化が見受けられています。現在の環境は引き続き上位層がバラエティ豊かで、最も成功を収めているデッキは「イゼット果敢」や《アナグマモグラの仔》系デッキで変わらないものの、《サックビル=バギンズ一家》に注目した「ジャンド・サクリファイス」が安定した成績を残しはじめ、最上位デッキと渡り合っている姿を見せています。

ShatteredKingdom - 「Jund Sacrifice」
Pioneer Challenge / パイオニア(2026年10月4日)[MO] [ARENA]
1 《沼》
2 《踏み鳴らされる地》
2 《草むした墓》
1 《山》
2 《銅線の地溝》
2 《始まりの町》
2 《花盛りの湿地》
3 《血の墓所》
3 《黒割れの崖》
-土地(18)-

4 《生体工学の専門家》
4 《強欲な掠め盗り》
1 《よろめく怪異》
4 《サックビル=バギンズ一家》
4 《ヴォルダーレンの美食家》
-クリーチャー(17)-
2 《思考囲い》
4 《バネ葉の太鼓》
4 《命取りの論争》
4 《実験統合機》
4 《爆片破》
4 《鬼流の金床》
2 《塔の点火》
1 《ウィザーブルームの魔除け》
-呪文(25)-
2 《思考囲い》
1 《炎の侍祭、チャンドラ》
3 《致命的な一押し》
1 《始まりの液体》
2 《魂標ランタン》
2 《呪詛の壊し屋》
3 《突然の衰微》
1 《ウィザーブルームの魔除け》
-サイドボード(15)-
 

 『リアリティ・フラクチャー』の発売後には、「イゼット果敢」がわずかに増加しているのが観測されています。《驕慢な戦闘魔道士》という強力な新ツールは、セット発売後の早い段階で「イゼット果敢」が目覚ましい活躍を見せる一助となっています。現在はパイオニアに競技のプレッシャーがかかっていないため、このまま「果敢」の勝率や使用率が懸念されるレベルまで上がるのかは見極めが難しいところですが、今後の展開を引き続き注視していくつもりです。

KeepAny7vsYou - 「Izzet Prowess」
Pioneer Challenge / パイオニア(2026年10月4日)[MO] [ARENA]
3 《シヴの浅瀬》
3 《リバーパイアーの境界》
2 《河川滑りの小道》
4 《尖塔断の運河》
4 《蒸気孔》
2 《山》
1 《島》
-土地(19)-

4 《僧院の速槍》
3 《損魂魔道士》
4 《驕慢な戦闘魔道士》
4 《熾火心の挑戦者》
-クリーチャー(15)-
4 《学術論争》
3 《ブーメランの基礎》
1 《噴出の稲妻》
4 《没頭》
4 《手練》
4 《無謀な怒り》
4 《嵐追いの才能》
2 《噴出の稲妻》
-呪文(26)-
1 《愛着を捨てる》
1 《ブーメランの基礎》
2 《呪文貫き》
1 《火の技の修行》
1 《アイローの表演》
1 《It'll Quench Ya!》
1 《タコの型》
2 《レッドキャップの乱闘》
1 《魂標ランタン》
2 《量子の謎かけ屋》
2 《焦熱の射撃》
-サイドボード(15)-
 

 もう1つ、『リアリティ・フラクチャー』がパイオニアに大きな変化をもたらす可能性を秘めているのが、《謎の賢者、カズミナ》と《ジェイスの策謀》を用いる新たなコンボ・デッキです。このコンボは《謎の賢者、カズミナ》と《ジェイスの策謀》をプレイして、ジェイス・トークンで《謎の賢者、カズミナ》の奥義を使ってただちに勝負を決める呪文を唱えるというものです。勝ち手段としては主に《無限への突入》と《タッサの神託者》が採用されています。この記事を書いている現時点ではまだパイオニアで目を引くような結果は出していませんが、私たちが今後数か月にわたって監視する対象になっています。このデッキのプレイパターンは私たちがパイオニアに望むものと合致していませんが、コンボの成功率や干渉しやすさ、デッキ構築の難しさという弱みもあり、このフォーマットでは適切な強さなのではないかと私たちは信じています。

Sample Decklist - 「Kasmina Combo」
パイオニア[MO] [ARENA]
3 《島》
2 《沼》
1 《森》
2 《ゼイゴスのトライオーム》
1 《地底街の下水道》
3 《湿った墓》
2 《繁殖池》
1 《迷路庭園》
1 《草むした墓》
2 《グルームレイクの境界》
2 《ウィローラッシュの境界》
2 《ウェイストウッドの境界》
2 《理論家の聖域》
2 《寓話の小道》
-土地(26)-

2 《タッサの神託者》
-クリーチャー(2)-
4 《謎の賢者、カズミナ》
4 《ジェイスの策謀》
4 《思考囲い》
3 《食糧補充》
1 《呪文貫き》
1 《苦々しい勝利》
1 《神秘を操る者、ジェイス》
3 《星間航路の助言》
2 《無限への突入》
4 《致命的な一押し》
3 《モックス・アンバー》
2 《理論家、ジェイス・ベレレン》
-呪文(32)-
 

 最近環境が動き、勝率/使用率ともに大きく異常値を示すものもないパイオニアについては、現時点で変更を加えることはありません。12月にはMTGアリーナの「予選ウィークエンド」イベントがパイオニアで行われる予定であり、強い競技的プレッシャーと変化の波にさらされることになるため、私たちは次回の禁止制限告知に向けてこのフォーマットを特に注視していきます。この「予選ウィークエンド」イベントや来年のトーナメントなど、これからの数か月でパイオニアに多くの変化が訪れると私たちは予想しています。その期間を通してこのフォーマットが楽しくバランスの取れたものであり続けられるよう、私たちは積極的に行動を起こすつもりです。

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モダン

 (この項はカルメン・クロンペアレンズよりお送りします。)

  • 変更なし

 モダンは今、油断ならない状況にあります。大局的に見れば、特に問題はなさそうに見えるでしょう――少なくとも今のところは。前回モダンの状況を確認した際には、「エルドラージ」系デッキをはじめとする環境の動きを私たちは歓迎しました。このデッキは当初、複数のバリエーションが競い合っており、その中に数週間以上環境に残るものがあるかどうかも定かでありませんでした。やがて、《日を浴びる繁殖鱗》と《血の長の刃》による無限コンボを搭載した型が多く見受けられるようになっていきました(とはいえ他の型も決して負けていません)。

Pete Ingram - 「Mono-Green Broodscale」
Regional Championship / モダン(2026年9月12日)[MO] [ARENA]
1 《宝石の洞窟》
3 《ウギンの迷宮》
6 《森》
4 《エルドラージの寺院》
1 《魂の洞窟》
1 《変容する森林》
1 《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》
2 《耐え抜くもの、母聖樹》
4 《ウルザの物語》
-土地(23)-

4 《日を浴びる繁殖鱗》
3 《運命を貪るもの》
1 《まばゆい肉掻き》
4 《まき散らす菌糸生物》
1 《機能不全ダニ》
4 《約束された終末、エムラクール》
-クリーチャー(17)-
3 《血の長の刃》
1 《四肢切断》
1 《バネ葉の太鼓》
4 《コジレックの命令》
4 《邪悪鳴らし》
4 《古きものの活性》
2 《苛立たしいガラクタ》
1 《魂標ランタン》
-呪文(20)-
2 《自然の要求》
1 《苛立たしいガラクタ》
1 《真髄の針》
3 《三なる宝球》
1 《六番》
1 《存在を盗むもの》
1 《歪める嘆き》
2 《墓掘りの檻》
1 《四肢切断》
2 《七つの死の種父》
-サイドボード(15)-
 

 「繁殖鱗コンボ」型が攻略されにくい理由のひとつは、ゲームの序盤も終盤も優れていることです。序盤のコンボで勝負を決める脅威を持ちながら、それがうまくいかなくても《邪悪鳴らし》や《コジレックの命令》のようなカードから最終盤の《約束された終末、エムラクール》へとつなぐこともできるのです。正直に言って、この2か月間における「エルドラージ」系デッキの群れの勝率は、私たちが好ましいと考える範囲をわずかに超えています。しかしながら、これが長期にわたって問題となるかどうかは明確になっていません。伝統的に、この手のデッキはアグロにせよコンボにせよ攻撃的なクリーチャー・デッキに苦戦するものです。「ボロス・エネルギー」や「ドメイン・ズー」、「ドルイド・コンボ」はいずれも「繁殖鱗コンボ」に対する有効性を示しており、直近に行われた「チャンピオンズカップファイナル」では、「ドメイン・ズー」を使用した矢嶋 竜明選手が優勝を果たしました。

Tatsuaki Yajima - 「Domain Zoo」
チャンピオンズカップファイナル / モダン(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
1 《轟音の滝》
1 《草萌ゆる玄関》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《乾燥台地》
1 《霧深い雨林》
1 《寺院の庭》
1 《山》
4 《樹木茂る山麓》
1 《平地》
2 《蒸気孔》
1 《インダサのトライオーム》
1 《血の墓所》
-土地(22)-

4 《縄張り持ちのカヴー》
4 《野生のナカティル》
4 《敏捷なこそ泥、ラガバン》
3 《量子の謎かけ屋》
4 《ドラコの末裔》
-クリーチャー(19)-
4 《稲妻》
2 《頑固な否認》
4 《部族の炎》
4 《ギルドパクトの力線》
1 《呪文貫き》
4 《力線の束縛》
-呪文(19)-
1 《安らかなる眠り》
2 《神秘の論争》
1 《摩耗 // 損耗》
4 《記憶への放逐》
2 《黒曜石の焦がし口》
2 《厳しい説教》
2 《兄弟仲の終焉》
1 《封じ込める僧侶》
-サイドボード(15)-
 

 このデッキリストで特筆すべきは、《量子の謎かけ屋》を火力呪文を撃ち尽くした後の補充役に据え、干渉手段を減らしてより攻撃面に寄せた構成です。また、よく採用される《超能力蛙》を排して《野生のナカティル》に回帰しており、攻撃を追求する姿勢が本当に強調されています。このイベントでは中村 修平選手も決勝ラウンドへ進出しており、比較的正統派な「ラクドス・アグロ」デッキを使用していました。

Shuhei Nakamura - 「Rakdos Aggro」
チャンピオンズカップファイナル / モダン(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
2 《沼》
1 《乾燥台地》
1 《山》
1 《新緑の地下墓地》
2 《大音声の劇場》
3 《血の墓所》
4 《血染めのぬかるみ》
3 《湿地の干潟》
-土地(17)-

4 《通りの悪霊》
2 《カザド=ドゥームのトロール》
4 《暗黒物質の操り手》
4 《月影》
4 《逸失への恐怖》
4 《ネザーゴイフ》
4 《探偵のフェニックス》
-クリーチャー(26)-
4 《思考囲い》
4 《稲妻》
1 《致命的な一押し》
1 《虚無の呪文爆弾》
1 《血染めの月》
4 《ミシュラのガラクタ》
2 《邪悪な熱気》
-呪文(17)-
1 《致命的な一押し》
1 《外科的摘出》
1 《虚無の呪文爆弾》
1 《血染めの月》
1 《コジレックの審問》
3 《黒曜石の焦がし口》
2 《墓掘りの檻》
2 《溶融》
1 《鋳塊かじり》
2 《ぎらつく氾濫》
-サイドボード(15)-
 

 『リアリティ・フラクチャー』で《暗黒物質の操り手》を獲得して勢いを増したこのデッキは、ここ数年にわたり見受けられたさまざまなラクドス系デッキからいくつかのパッケージを組み合わせ、強力で一貫性のある墓地アグロ・デッキに仕上げたものです。より広い視点で見ると、これはモダン全体で見受けられる傾向を象徴するようなデッキです。新たなカードがプレイヤーが探検するきっかけを生み、成功へつながっているのです。『リアリティ・フラクチャー』のカードは、もう10枚以上Magic Onlineの5-0リストに名前を載せています!《驕慢な戦闘魔道士》は、「イゼット果敢」における《僧院の速槍》の枠を争うほどです。

Toru Inoue - 「Izzet Prowess」
チャンピオンズカップファイナル / モダン(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
1 《轟音の滝》
2 《乾燥台地》
3 《沸騰する小湖》
1 《踏み鳴らされる地》
3 《山》
2 《樹木茂る山麓》
3 《蒸気孔》
3 《血染めのぬかるみ》
-土地(18)-

4 《ドラゴンの怒りの媒介者》
4 《驕慢な戦闘魔道士》
4 《精鋭射手団の目立ちたがり》
-クリーチャー(12)-
4 《表現の反復》
4 《稲妻》
4 《定業》
4 《変異原性の成長》
4 《コーリ鋼の短刀》
4 《ミシュラのガラクタ》
2 《暴力的衝動》
4 《溶岩の投げ矢》
-呪文(30)-
2 《外科的摘出》
3 《記憶への放逐》
2 《呪文嵌め》
2 《黒曜石の焦がし口》
4 《邪悪な熱気》
2 《受け継ぎし地の開墾》
-サイドボード(15)-
 

 動きがあるのはアグロ・デッキだけではありません。アゾリウス系のコントロール・デッキも、現在のモダンに対応できる道を見出しつつあります。

Kaya Gregg - 「Azorius Control (Kaheera)」
Regional Championship / モダン(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
1 《轟音の滝》
1 《天上都市、大田原》
4 《溢れかえる岸辺》
3 《乾燥台地》
1 《記念碑的列石》
2 《神聖なる泉》
1 《フラッドファームの境界》
2 《島》
1 《汚染された三角州》
1 《秘教の門》
2 《行き届いた書庫》
2 《平地》
1 《ガイアー岬の療養所》
-土地(22)-

4 《孤独》
-クリーチャー(4)-
1 《精神を刻む者、ジェイス》
3 《沈黙》
4 《オアリムの詠唱》
1 《記憶への放逐》
2 《星間航路の助言》
1 《否定の力》
1 《等時の王笏》
4 《時を解す者、テフェリー》
1 《冥途灯りの行進》
1 《呪文嵌め》
4 《覆いを割く者、ナーセット》
2 《虹色の終焉》
3 《一日のやり直し》
2 《朦朧への没入》
3 《空の怒り》
1 《至高の評決》
-呪文(34)-
1 《孤児護り、カヒーラ》
1 《外科的摘出》
2 《真昼の決闘》
1 《夢を引き裂く者、アショク》
4 《神秘の論争》
3 《記憶への放逐》
1 《跳ねる春、ベーザ》
1 《至高の評決》
1 《呪文嵌め》
-サイドボード(15)-

《孤児護り、カヒーラ》
-相棒-
 

 先日行われたオタワでの地域チャンピオンシップとMagic Onlineの「Modern RC Super Qualifier」を制し、コントロール・デッキは勝率を上げています。それにともないメタゲーム上のシェアが広がるかどうかは、少し時間を置いて見る必要があるでしょう。

 多くのプレイヤーが「エルドラージ」系デッキの強さは適切な範囲を超えていると感じていることは、私たちも認識しています。その気持ちはわかりますが、私たちが地域チャンピオンシップ・シーズン中に行動を起こすには極めて厳格な立証責任が求められます。他のアーキタイプも成功を収めていることやまだ探検の余地があることを考えると、今回の告知で行動を起こす必要性が100%であるとは思いません。

 とはいえ、メタゲームの自然な動きによって状況が修正される兆しがすぐに見えない場合は、「エルドラージ」パッケージに向ける私たちの目がかなり厳しくなることは間違いないでしょう。今年行われた禁止措置の影響を受けた「ボロス・エネルギー」や「アミュレット・タイタン」のその後に私たちは非常に満足しており、同様の措置を取る可能性は高いと思われます。「ボロス・エネルギー」も「アミュレット・タイタン」もデッキの一部分が問題となるほど強力であったため、デッキそのものを完全に排斥するのではなく、それらを環境で飛び抜けた存在たらしめる部分を特定できました。「エルドラージ」系デッキが引き続きメタゲームの最上位に君臨し続け、他のデッキとは一線を画す存在であることが証明されたなら、私たちは同様にそのアーキタイプの特異な部分を探し出し、モダンのパワーレベル帯に収まるように力を尽くすつもりです。

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レガシー

 (この項はカルメン・クロンペアレンズよりお送りします。)

  • 変更なし

 レガシーはこの1年、禁止制限告知にともない多くの変動を経験してきました。直近で三度にわたり変更を受けてきたのです。こんなことを言うと不運を招くかもしれませんが、それらを経た今、このフォーマットはとても楽しくなる兆しが見え始めています!『リアリティ・フラクチャー』の新たなカードがさまざまなデッキに姿を見せており、使用率最多の「ディミーア・テンポ」でもメタゲーム上のシェアは10%にようやく届く程度に収まっています。これを書いている時点では、環境の最上位のデッキが伝統的なクリーチャーによる戦闘やリソースの交換を大切にしており、ゲームがすぐに終わることはありません。この状況は本当に心強いです。

JohnDoe397 - 「Death and Taxes (Yorion)」
Legacy Challenge / レガシー(2026年9月27日)[MO] [ARENA]
1 《沼》
4 《虹色の眺望》
2 《薄暗い裏通り》
4 《湿地の干潟》
5 《平地》
4 《カラカス》
2 《乾燥台地》
3 《Scrubland》
2 《溢れかえる岸辺》
4 《不毛の大地》
-土地(31)-

4 《孤独》
4 《溌剌の牧羊犬、フィリア》
2 《魔女の結界師》
1 《獅子の飾緒》
1 《ちらつき鬼火》
3 《骨の皇帝》
4 《石鍛冶の神秘家》
2 《スカイクレイブの亡霊》
4 《護衛募集員》
3 《白蘭の幻影》
1 《ベイルマークの大主》
3 《ベイルマークの大主》
1 《絡み合う絆、クロークとダガー》
2 《スレイベンの守護者、サリア》
-クリーチャー(36)-
2 《戦前の正装》
1 《隕鉄剣》
4 《剣を鍬に》
4 《霊気の薬瓶》
4 《思考囲い》
-呪文(14)-
1 《白蘭の幻影》
1 《空を放浪するもの、ヨーリオン》
1 《外科的摘出》
1 《攪乱のフルート》
3 《空の怒り》
2 《フェアリーの忌み者》
1 《墓掘りの檻》
2 《攪乱のフルート》
1 《封じ込める僧侶》
2 《浸食作用》
-サイドボード(15)-

《空を放浪するもの、ヨーリオン》
-相棒-
 

 このようなデッキが増えて、より伝統的なゲーム進行に沿った展開が増えていくのは、非常に良い傾向です。長きにわたり、レガシーは「プリズン」系やコンボ系のデッキによって環境が定義されてきました。1枚のカードや1つの干渉手段によって、ゲームのゆくえが極めて唐突に決まるフォーマットだったのです。そんなレガシーがゲーム中のやり取りや攻撃とブロックを大事にする方向へ向かっていることを嬉しく思います。「デス&タックス」が再び環境に姿を見せていることは、ゲームがいきなり決まるのではなく、それぞれの脅威を準備するのに1~2ターンはかかることを示す極めて心強いサインです。

 《ファンタスティッカー》や《Candelabra of Tawnos》の禁止など、この1年は特に無色のデッキが話題に上がり、注目を集めてきました。全体的に見て、無色のデッキも私たちにとって望ましい方向へ向かっています。先述の通り伝統的なゲーム展開が多くなり、干渉手段の採用も増えています。「エルドラージ」系のデッキは戦闘や攻めの姿勢を重視し続けており、「トロン」系のデッキは青を組み込み始めています。

himihimi - 「Eldrazi Stompy」
Legacy Challenge / レガシー(2026年10月4日)[MO] [ARENA]
3 《ウギンの目》
4 《エルドラージの寺院》
1 《裏切り者の都》
4 《魂の洞窟》
4 《古えの墳墓》
4 《豊かな在郷》
4 《石化した村落》
-土地(24)-

3 《終わりを告げるもの》
4 《荒景学院の戦闘魔道士》
4 《エルドラージの戦線破り》
4 《まばゆい肉掻き》
4 《難題の予見者》
4 《現実を砕くもの》
1 《七つの死の種父》
-クリーチャー(24)-
4 《水蓮の花びら》
4 《虚空の杯》
4 《コジレックの命令》
-呪文(12)-
4 《攪乱のフルート》
2 《歪める嘆き》
2 《四肢切断》
1 《精神壊しの罠》
4 《虚空の力線》
2 《エルドラージの合流点》
-サイドボード(15)-
 
jmeyer2030 - 「Mono-Blue Tron」
Legacy Challenge / レガシー(2026年9月20日)[MO] [ARENA]
4 《ウルザの塔》
4 《ウルザの魔力炉》
4 《ウルザの鉱山》
4 《石化した村落》
4 《次元の結節点》
1 《島》
-土地(21)-

1 《稲妻罠の教練者》
-クリーチャー(1)-
2 《エルドラージの合流点》
2 《否定の力》
2 《巨人の大岩》
4 《厳かなモノリス》
4 《コジレックの命令》
4 《一つの指輪》
2 《朦朧への没入》
4 《食糧補充》
4 《大いなる創造者、カーン》
4 《嵐の目、ウギン》
4 《意志の力》
2 《探検の地図》
-呪文(38)-
1 《トーモッドの墓所》
2 《四肢切断》
1 《マイコシンスの格子》
1 《カラカス》
1 《殲滅戦艦》
2 《否定の力》
1 《侵略の潜水艇》
1 《罠の橋》
1 《仕組まれた爆薬》
2 《召喚:バハムート》
2 《バロウゴイフ》
-サイドボード(15)-
 

 以前禁止措置を受けたカードはいずれも、それぞれが特有の方法で環境を抑圧していました。現在のレガシーは新たなバージョンの初期段階にあり、探検の余地はたくさんあるように感じられます。きたる「エターナル・ウィークエンド」イベントで優れたプレイヤーの皆さんが何を見せてくれるのか、私たちは心待ちにしています。 『リアリティ・フラクチャー』からは、《人喰い植物の耕作者》のようなカードがレガシーで姿を見せ始めています。皆さんがこのセットをどのように料理するのか楽しみです。

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ヴィンテージ

 (この項はエリック・エンゲルハルト/Eric Engelhardよりお送りします。)

  • 変更なし

 ヴィンテージは健全なまま「エターナル・ウィークエンド2026」を迎えられそうです! 1年で最大のイベントである「エターナル・ウィークエンド」の直前に行動を起こすのはいつも気が引けるのですが、今回はその必要はありません。

otakkun - 「Dimir Lurrus」
Vintage Challenge / ヴィンテージ(2026年10月4日)[MO] [ARENA]
4 《不毛の大地》
4 《Underground Sea》
1 《地底街の下水道》
1 《沼》
1 《露天鉱床》
4 《汚染された三角州》
1 《霧深い雨林》
1 《島》
1 《ウルザの物語》
-土地(18)-

3 《真夜中の盗人、ビルボ》
4 《超能力蛙》
2 《オークの弓使い》
-クリーチャー(9)-
1 《ブラック・ロータス》
1 《Time Walk》
4 《没頭》
1 《呪文貫き》
2 《思案》
1 《Mox Jet》
2 《虚無の呪文爆弾》
1 《Mox Sapphire》
1 《Mox Pearl》
1 《無のロッド》
1 《精神的つまづき》
3 《ロリアンの発見》
1 《ギタクシア派の調査》
4 《意志の力》
3 《否定の力》
3 《致命的な一押し》
1 《悪魔の教示者》
1 《渦まく知識》
1 《Ancestral Recall》
-呪文(33)-
1 《シェオルドレッドの勅令》
1 《真髄の針》
1 《虚無の呪文爆弾》
1 《夢の巣のルールス》
1 《狼狽の嵐》
2 《墓掘りの檻》
1 《大群への給餌》
1 《致命的な一押し》
1 《無のロッド》
3 《記憶への放逐》
1 《無効》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
-サイドボード(15)-

《夢の巣のルールス》
-相棒-
 

 ここ最近の禁止制限告知でたびたび《夢の巣のルールス》に目を向けてきましたが、ヴィンテージを長期的に支配するのではないかという私たちの懸念はいくらか落ち着きました。《夢の巣のルールス》はメタゲーム上のニッチな需要をいくつも埋める立場に収まっているようですが、全体的な勝率は懸念するほどではありません。《真夜中の盗人、ビルボ》が「ルールス」デッキに新たなツールと攻めの軸をもたらしており、このデッキがさまざまな進化を続けているのを私たちは観察してきました。「エターナル・ウィークエンド」でも数多く見かけることになると予想していますが、優勝トロフィーを掲げられるデッキは他にもたくさんあります。

 果たして「エターナル・ウィークエンド」を制するのはどのデッキでしょうか? 「ショップ」か、(さまざまな形の)「ルールス」か、「オース」か、「ドレッジ」か、「イニシアチブ」か、「ドゥームズデイ」か、「ティンカー」か、「逆説的な結果」か、はたまたローグ・デッキか? 数週間後に、逆説的でない結果が明らかになることでしょう。そのときを心待ちにしています!

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パウパー

 (この項はガヴィン・ヴァーヘイ/Gavin Verheyよりお送りします。)

  • 変更なし

 『Secret Lair x MSCHF: The Zeta Set』の発売を受けてパウパーには強力な新ツールが多数追加され、このフォーマットには多くの変化が訪れた。《悪意の大梟》や《急送》、《汚損破》などの強力なカードはパウパーにとってあまりに強大な追加戦力であり、環境で見受けられるのは確実だった。導入当時、私たちは以下のようにお伝えした。

「これらのカードについては、10月12日と12月に予定されている禁止制限告知で改めてチェックするつもりだ。10月12日の告知では差し迫った問題があれば対応し、12月の告知では今回の変更を経たパウパー環境を改めて確認し、他の部分も含めて問題がないか確かめよう。」

 当然、これらのカードは環境に姿を見せている。だが「差し迫った問題」は何もない。実際に環境はかなり多彩で、いくつものデッキが成功を見せている。

 『The Zeta Set』のカードはさまざまな形で取り入れられている。《急送》を採用した「エスパー親和」は、事前に予想されていた形だろう。

Varo - 「Esper Affinity」
Pauper Challenge 16 / パウパー(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
4 《古えの居住地》
2 《黄金沼の橋》
2 《霧霊堂の橋》
4 《剃刀潮の橋》
4 《教議会の座席》
1 《囁きの大霊堂》
-土地(17)-

4 《金属ガエル》
3 《ビッグ・ブラザー、レオナルド》
4 《月回路のハッカー》
4 《マイアの処罰者》
4 《ひよっこ捜査員》
4 《刷新された使い魔》
4 《スレイベンの検査官》
4 《Utrom Monitor》
-クリーチャー(31)-
4 《急送》
4 《バネ葉の太鼓》
4 《物読み》
-呪文(12)-
3 《乾きの呪文》
4 《塵は塵に》
4 《水流破》
4 《金属の叱責》
-サイドボード(15)-
 

 他にも色々なことが起きている。《悪意の大梟》の登場で、長らく見ていなかった「青黒コントロール」が再び姿を現した。

Beicodegeia - 「Blue-Black Control」
Pauper Challenge 32 / パウパー(2026年10月4日)[MO] [ARENA]
1 《ボジューカの沼》
4 《汚染された帯水層》
1 《ディミーアの水路》
9 《島》
1 《煮沸地帯》
1 《沼》
1 《移り変わるフィヨルド》
-土地(18)-

4 《悪意の大梟》
3 《つぶやく神秘家》
3 《黒薔薇の棘》
-クリーチャー(10)-
2 《焚火》
2 《喪心》
4 《対抗呪文》
2 《切り崩し》
1 《自白勧告》
4 《ロリアンの発見》
1 《焦点の喪失》
4 《トロルの森の略奪》
4 《定業》
4 《殺し》
3 《呪文貫き》
1 《息詰まる噴煙》
-呪文(32)-
3 《無効》
1 《アームズ・オヴ・ハダル》
1 《悲哀まみれ》
4 《水流破》
1 《山》
1 《虚無の呪文爆弾》
1 《大祖始の遺産》
1 《思考の流れ》
2 《汚損破》
-サイドボード(15)-
 

 さらに、《急送》はコントロールでも採用されている。例えば我らが「Heisen01」こと、パウパー・フォーマット委員会のミルコ/Mircoが最近の「Pauper Challenge」で使用したデッキを見てくれ。

Heisen01 - 「Jeskai Ephemerate」
Pauper Challenge 16 / パウパー(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
1 《理想的な浜方》
4 《島》
1 《溶鉄の支流》
1 《山》
3 《危険地帯》
2 《平地》
4 《錆付谷の橋》
4 《銀色険の橋》
-土地(20)-

2 《古術師》
2 《金属の急使》
3 《熟考漂い》
-クリーチャー(7)-
2 《眷者の装飾品》
2 《焚火》
1 《火の中へ投げ捨てる》
4 《浄化の野火》
4 《対抗呪文》
4 《氷魔法の秘宝》
4 《急送》
2 《儚い存在》
2 《幽霊のゆらめき》
4 《稲妻》
3 《ロリアンの発見》
2 《魂標ランタン》
-呪文(34)-
3 《ブレス攻撃》
3 《塵は塵に》
2 《被覆》
3 《水流破》
2 《紅蓮破》
2 《スレイベンの魔除け》
-サイドボード(15)-
 

 《急送》や《悪意の大梟》のようなカードは確かに強力だけれど、フォーマット内の他の問題への回答となり、ポジティブな結果を生み出す可能性が大いにある。《急送》は《こそこそサクサク》や《のたうつ蛹》のような脅威に対する素晴らしい回答であり、《悪意の大梟》がコントロール・デッキに再び立ち上がる力を与えたのも素晴らしい。イギリスで行われ、120名を超えるプレイヤーを集めた(パウパー・フォーマット委員会のエマ・パートロウ/Emma Partlowも参戦した)「British Pauper Open」では、トップ8の舞台に上がったのはすべて異なるデッキだった。そのうちの1つが、《コーの空漁師》と《氷魔法の秘宝》を用いて「シンセサイザー」デッキのような動きを搭載したフェアリー・デッキだった。

Morgan Fussell - 「White-Blue Faeries」
British Pauper Open / パウパー(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
5 《島》
4 《古えの居住地》
4 《剃刀潮の橋》
4 《教議会の座席》
1 《理想的な浜方》
1 《冠雪の平地》
-土地(19)-

4 《フェアリーの予見者》
4 《コーの空漁師》
4 《月回路のハッカー》
4 《ひよっこ捜査員》
4 《呪文づまりのスプライト》
2 《スレイベンの検査官》
1 《ビッグ・ブラザー、レオナルド》
-クリーチャー(23)-
4 《氷魔法の秘宝》
1 《監視亀ラ》
4 《対抗呪文》
4 《急送》
4 《スレイベンの魔除け》
1 《ロリアンの発見》
-呪文(18)-
3 《青霊破》
2 《無効》
2 《アラシンの僧侶》
2 《塵は塵に》
2 《水流破》
2 《軍旗の旗手》
1 《フット団員》
1 《宮殿の歩哨》
-サイドボード(15)-
 

 さて、ここまで新しいカードや戦略を見せてきたけれど、もちろんこれですべてではない。「テラー」や「ジャンド」、「マッドネス」のようなデッキもこの変化をむしろ好機と捉えており、復活を遂げた「エルフ」は先述の「British Pauper Open」を席巻した。

Rhys Moore - 「Mono-Green Elves」
British Pauper Open / パウパー(2026年10月3日)[MO] [ARENA]
10 《森》
1 《お菓子の小屋》
-土地(11)-

4 《復讐する狩人》
4 《気前のよいエント》
4 《仮面の蛮人》
4 《ニクス生まれのハイドラ》
4 《ティタニアの僧侶》
4 《クウィリーオン・レインジャー》
4 《森林守りのエルフ》
3 《フィンドホーンのエルフ》
3 《ラノワールのエルフ》
3 《サグの原生龍》
2 《エルフの神秘家》
-クリーチャー(39)-
4 《暴走の先導》
4 《紆余曲折》
2 《土地譲渡》
-呪文(10)-
4 《怪物的出現》
3 《フェアリーの忌み者》
3 《棘林の聖騎士》
3 《ヴィトゥ=ガジーの捜査員》
2 《ムラーサの胎動》
-サイドボード(15)-
 

 以上をまとめると、次のことが言えるだろう――新戦力がこのフォーマットへどのように収まるのかを語るのは、まだまだ早すぎる。今回は特に必要とされる措置はない。新たなカードは9月23日にMagic Onlineへ実装されたばかりだし、観察を続けていこうと思う。

 新戦力といえば、『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』収録のシンプルなコモンのアーティファクト《巨人の大岩》が、登場するなり波を起こしている。

 

 一見問題なさそうなこのカードにはすべてが備わっている。「親和」や「トロン」ではマナを整える手段となり、《コーの空漁師》と組めば繰り返しカードの選定ができ、ロングゲームでは厄介なパーマネントを破壊できる除去にもなる。「トロン」のようなデッキで使えば、対戦相手の土地を破壊する手段としても使えるのだ!

Syns - 「Monster Tron」
Pauper Challenge 32 / パウパー(2026年10月4日)[MO] [ARENA]
1 《ボジューカの沼》
1 《導路の塔門》
3 《森》
1 《憑依された沼墓》
4 《ウルザの鉱山》
4 《ウルザの魔力炉》
4 《ウルザの塔》
-土地(18)-

3 《岩枝のゴーレム》
4 《棘茨のワーム》
1 《気前のよいエント》
4 《大渦の巨人》
-クリーチャー(12)-
3 《古きものの活性》
3 《爆破ゼリーの樽》
2 《眷者の装飾品》
2 《ブレス攻撃》
3 《輪作》
4 《探検の地図》
4 《巨人の大岩》
4 《ピナクルの突撃艇》
4 《推し量れぬ真実》
1 《汚損破》
-呪文(30)-
1 《ブレス攻撃》
2 《ダメージ・コントロール社召集》
1 《ケアヴェクの火吹き》
1 《ムラーサの胎動》
2 《存在の一掃》
3 《心に静寂》
2 《もつれ》
2 《汚損破》
1 《囁き絹の外套》
-サイドボード(15)-
 

 このカードは、あっという間に環境へ大きな影響を与えるに至った。現時点で得ている情報と、《アーカムの天測儀》と比較するとだいぶ見劣りすることを考えると、私たちが《巨人の大岩》に対して行動を起こすことはないものの、これからもパウパーに大きな影響を与え続ける可能性は高い。『The Zeta Set』の存在も相まって、パウパーはもうしばらくは変動と新鮮さを味わえるフォーマットであり続けるだろう。

 次回の禁止制限告知では、これら新戦力の立ち位置や環境の骨子がもっとはっきり見えると思う。それまでは新しい道の探索を楽しんでほしい。数か月後にまた会おう。

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アルケミー

 (この項はジェイ・パーカー/Jay Parkerよりお送りします。)

  • 変更なし

 アルケミーは引き続き優れた多様性を見せており、バラエティ豊かなデッキが成功を収めています。前回言及した《極上祭の閉会式》や《発見の石板》などを中心に据えた青赤系のデッキは依然として高い人気と強さを見せていますが、『リアリティ・フラクチャー』 の登場で実現した新たな選択肢も姿を見せており、明日リリース予定の『アルケミー:リアリティ・フラクチャー』もさらに多くの選択肢をもたらすでしょう。

 なおアルケミー・フォーマットは来年はじめのローテーションをもって終了するため、これが最後のアルケミー・セットとなります。詳しくは「MTGアリーナ:フォーマット更新情報2026」記事をご覧ください。

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ヒストリック

 (この項はジェイ・パーカーよりお送りします。)

  • 変更なし

 ヒストリックには最近、大きな変化が訪れました。テーブルトップのカードの再調整がすべて解除され、いくつかのカードが禁止になったものの、主要なカードが大幅に強化されたのです。この変更による影響はまだ全貌が見えていませんが、「ルビー・ストーム」がやや数を減じる一方で《超能力蛙》を使うデッキが勢力を広げているのが見受けられます。おそらくフルパワーの《オークの弓使い》をプレイできることが後押しになったのでしょう。今回の変更によって起き得る問題には注視を続けていますが、今のところは環境がうまく適応しており、いつもの多様性が維持されているように見受けられます。

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タイムレス

 (この項はジェイ・パーカーよりお送りします。)

  • 変更なし

 タイムレスは引き続き、ビッグでパワフルなカードで派手なことをする場所であり続けています。広大で強大なフォーマットは変化が緩やかになる傾向がありますが、タイムレスもその例に漏れません。「リアニメイト」戦略が人気ぶりを示し続けているものの、「マルドゥ」や「ボロスエネルギー」、青ベースのコントロール戦略など有力な競合相手の存在によってバランスが保たれています。

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ブロール

 (この項はジェイ・パーカーよりお送りします。)

  • 変更なし

 競技ブロールの導入を受けて、私たちは攻撃的なカードや極端な展開を生むカードを通常のブロールからは取り除き、よりカジュアルなフォーマットを目指しやすくしました。このフォーマットの現在の立ち位置に、私たちは満足しています。プレイヤーの皆さんが持ち込むデッキは多様性にあふれ、支配的な戦略や問題を起こすカードは見受けられません。私たちは引き続きマッチメイキングの試行錯誤を繰り返し、マッチング速度とゲーム体験の質の最適なバランスを見極めていきます。

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競技ブロール

 (この項はジェイ・パーカーよりお送りします。)

 ヒストリックと同様に、テーブルトップのカードの再調整版が元の印刷版に戻ったことで競技ブロールにも多少の影響が出ました。これにより環境にある程度の変化が見受けられますが、これまでのところ問題は確認されていません。ヒストリックと同じく、引き続き状況を注視していきます。

 競技ブロールではプレイヤーの皆さんがさまざまな統率者を試し、新しいアイデアを取り入れている様子がはっきりと見受けられます。これはフォーマットにとって非常に健全で、素晴らしいことです。しかしながら、問題になる範囲の勝率を記録している統率者が現れていることも確認しています。そこで今回、3枚のカードについて統率者としての使用を禁止し、加えてもう1枚に再調整の措置を取ります。

 《幻影の発明家、ナシ》 はデジタル限定カードであるため、環境のバランスを考えて瞬速のキーワードを削除するという微調整を加えます。このような変更は頻繁に行われるものではありませんが、このデジタル限定カードについては以前から問題になっており、それを正すための小さな変更となります。

 また、これまでの禁止カードを統率者としての使用のみ禁止するように変更します。それらは統率者以外の99枚の枠に採用できます。これを実現する技術が整いましたので、統率者として使うには強すぎるという理由で禁止されていたカードに適用することにしました。

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