eスポーツ更新情報：ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』やプレイヤーズツアーファイナルへの招待などに関するお知らせ

Ben Drago, Bear Watson

2020年1月31日

原文はこちら

　2020年へようこそ！

　いよいよ「マジック：ザ・ギャザリング世界選手権2019」が近づいてきました。2月13日(木)16:59（日本時間）までに「#FindYourChampion」（優勝者予想キャンペーン：リンク先は英語）に参加し、MTGアリーナでもらえる報酬を勝ち取りましょう！！

　アメリカ・ハワイ州ホノルルで行われる決戦をお楽しみに。それでは、今回の更新情報をお伝えします。

MTGアリーナについて

リーグ情報

　今後、Magic.ggの「MTG Arena policy」ページにてリーグに関する総合ルールやイベント情報に関する文書が公開されます。１月は以下の文書を公開しています（リンク先はすべて英語）。

マジック・プロリーグ総合ルール（PDF文書）
ミシック・ポイント・チャレンジ（2020年第１クオーター）公式ルール（PDF文書）
「ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』」への招待とミシック・ポイントに関する情報（３月にさらなる詳細を公開予定）

違反処置と罰金

　マジックとこのゲームの競技を代表するプレイヤーとして、MPL選手とライバルズ・リーグ選手の皆さんには最高の基準を守っていただきます。「マジック・プロリーグ総合ルール」には、違反行為とそれに対する処置、罰金の導入などについての詳細が書かれた項目があります。

　罰金の導入は、選手の競技活動に影響を与えることなくクリーンなプレイと各種イベント・ルールの遵守を確実なものとすることが目的です。新たな違反処置は、両リーグの運営およびMPL選手、ライバルズ・リーグ選手、そして広く一般コミュニティに対し、私たちが開催する競技イベントを高い水準に保つための制度として機能します。したがって今後は、各違反についてこの違反処置指針にもとづき判断される場合があります。

　さらに詳しく知りたい方は、マジック・プロリーグ総合ルール内に「Tournament and Competitor Conduct Infraction Procedures（トーナメントおよびその参加者における違反行為処置指針）」の全文が含まれていますので、そちらをご確認ください。

「ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』予選#1」についてのご報告

　12月の「eスポーツ更新情報」において、私たちは従来の予選制度がプレイヤーの皆さんに多くの負担を求めていたことをお話ししました。そこで2020年「移行シーズン」では、予選イベントを１日で完了するものに変更し、10勝を達成した方にミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』への参加権利を授与することにしました。

　そして1月11日（PST）に、１回目のイベントが行われました（参考：上位入賞者およびデッキリスト：英語）。初回とはいえ、参加権利獲得者の総数および予選参加者数に対する権利獲得者の割合において、直近に同様の予選形式で行われた「ミシックチャンピオンシップ予選（2019年8月）」（参考：上位入賞者報告：英語）を上回りました。

イベント結果

10勝：22人（ライバルズ・リーグ所属のマット・ナス/Matt Nassを含む）（リンク先は英語）
９勝：26人
８勝：32人
７勝：60人
６勝：116人
５勝：183人

ライバルズ・リーグに関する更新

　ライバルズ・リーグ所属の６名が、今回の予選イベントでミシック・ポイントを獲得しました。

マット・ナス（６点）
マット・スパーリング/Matt Sperling（２点）
アリー・ウォーフィールド/Ally Warfield（１点）
トラルフ・セヴラン/Thoralf Severin（１点）
ルイス・サルヴァット/Luis Salvatto（１点）
ジョン・ロルフ/John Rolf（１点）

　私たちは引き続き、3月14日(PDT)に行われる２回目のミシック予選の様子を注視し、『基本セット2021』シーズンのミシック予選に変更が必要かどうかを判断します。

ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』

　5月14～17日(PDT)にアメリカで開催される「ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』」について、初期のイベント情報（リンク先は英語）を公開しました。2020年「移行シーズン」中にはミシックインビテーショナルが２回開催され、ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』は、その１つ目となります。このイベントでは、賞金総額750,000ドルを懸けて128名の選手が４日間にわたり競い合います。

　このイベントについての完全な詳細は、２月と３月に順次公開します。現時点で公開されているのは、招待基準に関する情報です。また、ミシックインビテーショナル『イコリア：巨獣の棲処』と７月開催のミシックインビテーショナルにて獲得できるミシック・ポイントの情報も掲載されています。

テーブルトップのマジックについて

　2020年最初のプレイヤーズツアーが今週末にやって来ます（原文掲載時）。プレイヤーズツアーに関する情報はいくつかの更新を行っていますので、次なる戦いに備えるべく目を通しておいてください。更新情報は「Players Tour policy page」にて公開されています（リンク先は英語）。

プレイヤーズツアーシリーズ１観戦ガイド（英語）
プレイヤーズツアーシリーズ１におけるプレイヤー・ポイント（英語）

プレイヤーズツアーとプレイヤーズツアーファイナルへの招待について

　今週末（原文掲載時）は「プレイヤーズツアー・ブリュッセル2020」と「プレイヤーズツアー・名古屋2020」が開催され、来週は「プレイヤーズツアー・フェニックス2020」が続きます。私たちは引き続き、４月にアメリカ・テキサス州ヒューストンにて行われる「プレイヤーズツアーファイナル」への招待方法に関するフィードバックを集め、調整を行っていきます。今回の更新では、プレイヤーズツアーファイナルへ招待されるために必要なマッチ・ポイントを調整し、プレイヤーズツアーの第15回戦終了時に33点以上のマッチ・ポイントを獲得したプレイヤー全員にプレイヤーズツアーファイナルへの参加権利を授与することにしました。またアメリカとヨーロッパのプレイヤーズツアーについては、次回のプレイヤーズツアーへの招待基準にも調整を加え、「第15回戦終了時にマッチ・ポイント33点以上」だった基準を「30点」に引き下げました。

　これらの変更によって、より多くの方がプレイヤーズツアーへの参加権利を得ることになります。

　以下に、プレイヤーズツアーファイナルへの招待基準一覧を掲載します。

マジック・プロリーグ選手24名
直近のプレイヤーズツアーファイナルにて30点以上のマッチ・ポイントを獲得したプレイヤー
個人戦グランプリの優勝者（特定のプレイヤーズツアーファイナルへ招待されます）
チーム戦グランプリの優勝チームのメンバー３名（特定のプレイヤーズツアーファイナルへ招待されます）
直近のプレイヤーズツアー（アメリカ）にて、第15回戦終了時に33点以上のマッチ・ポイントを獲得したプレイヤー（または第15回戦終了時の順位における上位20名の、どちらか多い方）
直近のプレイヤーズツアー（ヨーロッパ）にて、第15回戦終了時に33点以上のマッチ・ポイントを獲得したプレイヤー（または第15回戦終了時のスタンディングにおける上位16名の、どちらか多い方）
直近のプレイヤーズツアー（アジア太平洋）にて、第15回戦終了時に33点以上のマッチ・ポイントを獲得したプレイヤー（または第15回戦終了時のスタンディングにおける上位12名の、どちらか多い方）

　加えて、2020年最初のプレイヤーズツアーファイナルに限り、以下の基準を満たしたプレイヤーも招待されます。