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お知らせ

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2020年1月13日 禁止制限告知

Ian Duke
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2020年1月13日

 

告知日:2020年1月13日

モダン

発効日(Magic Onlineとテーブルトップ):2020年1月14日

 禁止カード、制限カードのフォーマット別一覧はこちら


モダン

 ここ数週間にわたり、《最高工匠卿、ウルザ》を使った青緑ベースのデッキが競技モダンの上位層に増加していて、Magic Onlineのリーグで最も多く5-0を達成し、ミラーマッチ以外での勝率は55%以上を維持していました。またこのデッキは他の主要な10の競技的なデッキのうち9つに対して有利であり、メタゲームが自力で調整不可能であることを示したいます。

 これらのデッキの高い勝率に最も貢献しているカードは《王冠泥棒、オーコ》と《オパールのモックス》です。

 《王冠泥棒、オーコ》はリーグやテーブルトップのトーナメントのデッキの40%近くで使われていて、競技モダンで最も使われているカードになりました。全体的なパワー・レベルの高さに加えて、オーコはモダンのメタゲームの多様性とゲームのプレイパターンの多様性を残っていることが示されています。ゲームプレイの健全性の改善と、ウルザ・デッキや他のデッキを弱体化させるため《王冠泥棒、オーコ》はモダンで禁止されます。

 青緑ウルザ・デッキの重要なパーツであることに加えて、オーコは他の複数のモダンのデッキでも使われています。我々のデータによるとオーコだけを取り除いても、ウルザ・デッキはメタゲーム内で支配的な地位に残り続けることを示しています。我々はウルザを使ったアーティファクト・デッキをさらに弱体化させつつ、その基本的な戦略を行うデッキは存在できるようにする選択肢を検討し、その最終的な結論は《オパールのモックス》の禁止が正しい選択肢であるということでした。

 ゲーム序盤の高速マナ供給源として《オパールのモックス》は爆発的な攻撃や1ターンで勝利するコンボ、もしくはプリズン要素で相手をロックするなどの素早く突然にゲームを決めてしまう戦略に長い間貢献してきました。これらのデッキはどれも今まで《オパールのモックス》の禁止を正当化するものではありませんでしたが、伝統的にこのカードはメタゲームに問題のある影響を与えたり他のカードの禁止を必要としたりしたデッキのパーツでした。現在のウルザ・デッキの最も強い前提カードであり、過去に懸念され将来バランス上の問題を引き起こす可能性が高いカードとして、《オパールのモックス》はモダンで禁止されます。

 最後に、この機会を使って《大いなる創造者、カーン》と《マイコシンスの格子》の問題のある相互作用に対処しようと思います。エルドラージ・トロンやその他のトロン・デッキでよく使われているこの組み合わせは、対戦相手がこれ以上呪文を唱えることを完全に封じてしまいます。この組み合わせを搭載したデッキは概ね他の勝ち手段を持っていますが、この組み合わせを搭載するために生じるデッキ構築上の制約は小さく、競技プレイにおいて楽しいと感じる限度よりも頻繁に使われています。その結果として、《マイコシンスの格子》はモダンで禁止となります。

 今回の《マイコシンスの格子》禁止の主な動機はその楽しくないプレイパターンによるものですが、エルドラージ型やその他のトロンに小さいながらも意味のあるバランス上の変更を起こす意図も含まれています。我々はこの意図がこれらトロン・デッキのメタゲームにおける使用率と強さによって正当化されるものであると感じています。

パイオニア

 我々はパイオニアのメタゲームの進化の方向に全体的に満足していて、今回変更の必要はないと判断しました。今後はパイオニアの変更も他のフォーマットの禁止制限の変更と同時に行われます。去年の末まで行われた毎週の変更ではなく、ほぼ6週間ごとや他のフォーマットに変更の必要が生じたときにパイオニアの変更が行われるでしょう。

 2月上旬にパイオニアで行われるプレイヤーズツアーやグランプリが終わるまで、我々はパイオニアに変更が行われないことを望んでいます。

 また我々はコミュニティの間でパイオニアにおける《太陽冠のヘリオッド》と《歩行バリスタ》の組み合わせが話題になっていることも把握しています。プレイの結果を通してパイオニアのメタゲーム自体に問題を証明させるという理念を守り、我々はこの組み合わせに対して前もって行動を起こさない予定です。もしパイオニアのプレイヤーズツアーやグランプリの後に、リーグやトーナメントの結果でこの組み合わせがこのフォーマットにとって長期的な脅威であると証明された場合、その時に我々は変更を考慮します。

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