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MPL「コア・スプリット」よりトップ4ブラケット導入

Wizards of the Coast

2019年8月1日


 8月5日から始まるマジック・プロリーグ「コア・スプリット」にて、大きな変更が2つ加わります。毎週の対戦をより印象的なものにするため、毎週1つのグループの対戦にスポットを当て、上位4名によるプレイオフでそのグループの勝者を決めるようになります。

 2019年に行われる3つのスプリットは、ハイレベルな試合と魅力的な配信の最適な組み合わせ方を模索する実験の機会となっています。各配信で上位4人に注目していくことで、上位選手の物語と大事な試合を視聴者の皆さまへお届けできるのです。各グループの勝者は「2019ミシックチャンピオンシップⅤ(MTGアリーナ)」における2日目進出が確定するため、各配信でお届けする試合は大きなものが懸かった緊張感に満ちたものになるでしょう。

 各グループの競技は、まずスパーク・スプリット(『灯争大戦』スプリット)でも行われた総当たり戦で進行します。各選手とも同ディビジョンの他の7名と対戦し、成績上位4名がトップ4へ進出します。総当たり戦中は1つのデッキを使用し続けますが、トップ4によるプレイオフでデッキを変えることができます。

 トップ4によるプレイオフはダブルエリミネーション形式で行われ、総当たり戦の上位2名が勝者側ブラケット(UPPER)に入ります。総当たり戦で3位と4位の選手は敗者側ブラケット(LOWER)で始まり、1マッチ敗北すると敗退となります。勝者側ブラケットの2名は2マッチ敗北するまで敗退となりません。つまり、敗者側ブラケットの選手がグランドファイナルへ進出するには、2マッチ連勝しなければなりません。

 トップ4ブラケットの例は以下の通りです。

MPL-Top-4-Bracket-Blank.jpg

 トップ4によるプレイオフの模様は、8月と9月の土曜日(日本時間翌日曜日)を2日ずつ使って twitch.tv/magic にて生放送でお伝えします。配信にはゲスト解説として異なるグループのMPL選手をお招きし、この上ない専門家による解説をお届けします。総当たり戦の動画につきましては、その試合が終了した後に各選手が個人のTwitchチャンネルで配信できるようになる予定です。

 MPL「コア・スプリット」のスケジュールは以下の通りです。(訳注:以下、特に記載のない日付・曜日・時刻は日本時間に換算したものです。)

  • 8月6~8日:パール・ディビジョン 総当たり戦
  • 8月11日:パール・ディビジョン トップ4ラウンド配信(午前4時~)
  • 8月13~15日:エメラルド・ディビジョン 総当たり戦
  • 8月18日:エメラルド・ディビジョン トップ4ラウンド配信(午前4時~)
  • 9月3~5日:サファイア・ディビジョン 総当たり戦
  • 9月8日:サファイア・ディビジョン トップ4ラウンド配信(午前4時~)
  • 9月10~12日:ルビー・ディビジョン 総当たり戦
  • 9月15日:ルビー・ディビジョン トップ4ラウンド配信(午前4時~)

 なお、このスプリットではマジックフェスト・ラスベガス2019とアメリカの「レイバー・デー」のため2週間休みがあります。

 選手たちは、スパーク・スプリット終了時のミシック・ポイントにもとづいて新たなディビジョンに分けられます。新たなディビジョンは以下の通りです。

MPL-Splits-Pearl.jpg

 パール・ディビジョンの最注目選手は、スパーク・スプリット唯一の全勝を果たしたブラッド・ネルソン/Brad Nelsonでしょう。また、クリスティアン・ハウク/Christian Hauckとグジェゴジェ・コワルスキー/Grzegorz Kowalskiは「2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ)」にてトップ16の好成績を収めています。そしてオータム・バーチェット/Autumn Burchett、マルシオ・カルヴァリョ/Márcio Carvalho、ピオトル・グロゴウスキー/Piotr Głogowskiの3人はMPLミシック・ポイント・ランキングで上位を争う選手ですが、その一方でアンドリュー・クネオ/Andrew Cuneoとカルロス・ロマオ/Carlos Romãoは上位に大きく水をあけられつつあります。

MPL-Splits-Emerald.jpg

 エメラルド・ディビジョンには5人の殿堂顕彰者が並びました。セス・マンフィールド/Seth Manfieldとマーティン・ジュザ/Martin Jůzaはともにスパーク・スプリットにて(同グループにネルソンがいるという不運の中で)好成績をあげました。エリック・フローリッヒ/Eric Froehlichとパウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ/Paulo Vitor Damo da Rosaも、スパーク・スプリットのそれぞれのグループで有力選手として注目されていました。残る選手も八十岡 翔太、ジェシカ・エステファン/Jessica Estephan、ルイス・サルヴァット/Luis Salvatto、アレクサンダー・ヘイン/Alexander Hayneと粒揃いです。

MPL-Splits-Sapphire.jpg

 ディビジョン・システムのため、スパーク・スプリットのグループ勝者2名が1つのディビジョンに入ることになりました――ブライアン・ブラウン=デュイン/Brian Braun-Duinと行弘 賢です。両選手ともスタンダードの強さに定評があるため、この両名による試合はサファイア・ディビジョンの目玉となるでしょう。ハビエル・ドミンゲス/Javier Dominguezとシャハール・シェンハー/Shahar ShenharはMPLランキングで良い位置につけていますが、ジャン・ミッコネン/Janne Mikkonenやリー・シー・ティエン/Lee Shi Tian、ジョン・ロルフ/John Rolf、マシュー・ナス/Matthew Nassはこのスプリットで好成績を収めて上位争いに戻りたいところです。

MPL-Splits-Ruby.jpg

 チームメイトであり親友同士でもあるウィリアム・ジェンセン/William Jensenとリード・デューク/Reid Dukeが、ベン・スターク/Ben Starkやルーカス・エスペル・ベルサウド/Lucas Esper Berthoudとともに再び同グループで競い合うことになりました。佐藤 レイは、スパーク・スプリットのグループ勝者として追われる側の立場にあります。アンドレア・メングッチ/Andrea Mengucciとジャン=エマニュエル・ドゥプラ/Jean-Emmanuel Deprazは、このスプリットで好成績を収めればシーズン・ランキングの好スタートをさらに力強く歩めるでしょう。一方マイク・シグリスト/Mike Sigristは出足が遅れた分、ここで差を縮めておきたいところです。

 新たなMPLスプリットの配信は、 twitch.tv/magic にて8月11日午前4時よりパール・ディビジョン・トップ4ラウンドの模様をお伝えします。実況・解説はベッカ・スコット/Becca Scott、マーシャル・サトクリフ/Marshall Sutcliffe、セドリック・フィリップス/Cedric Phillips、ベン・スタークでお届けします。

MPL-Casters-Core-Week-1.jpg
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