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Making Magic -マジック開発秘話-
ほんとにささいなこと
2018年10月22日
ようこそ諸君。マジック25周年を記念して、このマジックの長い歴史から知識を試すトリビア・クイズの記事を書くのは楽しそうだと思った。まず1年ごとに1問と、数問追加で30問のトリビア・クイズを出題する。その後で、正解を発表し、諸君が自己採点できるようになっているのだ。それではさっそく、問題だ。
第1問 ― 売り込み
リチャード・ガーフィールド/Richard Garfield(とマイク・デイヴィス/Mike Davis)がゲームを売り込みに初めてウィザーズ・オブ・ザ・コーストを訪れたとき、そのゲームはマジックではなかった。後にウィザーズから発売された、リチャードが最初に売り込んだゲームとは何か。
- 『Filthy Rich』
- 『The Great Dalmuti』
- 『RoboRally』
- 『Twitch』
第2問 ― 告知
発売直前のトレーディング・カードゲームを宣伝するときに、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはそれを「マジック・ザ・ギャザリング」とは呼ばなかった。なんと呼んでいたか。(後にその名前はマジックのカード名として使われている。)
第3問 ― 発売
マジックが初めて発売されたのは1993年の夏のあるコンベンションでのことだった。そのコンベンションとは?
- ドラゴン・コン/Dragon Con
- ジェンコン/Gen Con
- オークコン/Orc Con
- オリジン/Origins
第4問 ― 1993年
『アルファ版』で、アーティストのマーク・プール/Mark Pooleがある2色土地のイラストを提出したが、これは最終的に別のカードとして採用されることになった。そのカードとは何か。
第5問 ― 1994年
1994年の夏の終わりの時点で、他のカードよりも枚数が多かったのは以下のどれか。
第6問 ― 1995年
『アイスエイジ』で新しく調整された白マナ・シンボルが登場した。プレビュー・プロモとして印刷されたことにより、新旧両方の白マナ・シンボルを持ったバージョンが印刷された唯一のカードになったカードは何か。
第7問 ― 1996年
『ミラージュ』の《マロー》は、本来マジック用に描かれたものではないアートを採用した数枚の中の1枚である。アーティストのスチュアート・グリフィン/Stuart Griffinは、この原画を何と呼んでいたか。
- 大地の父/"Earth Father"
- 自然の力/"Force of Nature"
- グリーンマン/"The Green Man"
- ジャングルの王/"King of the Jungle"
第8問 ― 1997年
『アライアンス』のブースターパックは何枚入りか。
- 8枚
- 10枚
- 12枚
- 15枚
第9問 ― 1998年
以下のうち、『Unglued』で初登場したものでないのはどれか。
- コイン投げ
- クリーチャー・トークン
- フルアート土地
- ルール文中で多人数戦を扱うこと
第10問 ― 1999年
『ウルザズ・レガシー』で初登場したのは以下のどれか。
- コレクター番号
- カードの日付つき著作権表記
- レアリティ・シンボル
- プレミアム版箔押しカード
第11問 ― 2000年
『インベイジョン』のキッカー呪文すべてのアートに、少なくとも一部は描かれているものは何か。
- 連合のシンボル
- ファイレクシアのシンボル
- プレインズウォーカー・シンボル
- ウェザーライト号
第12問 ― 2001年
『オデッセイ』のカードのうち、印刷に到らなかった『Unglued 2』のために発注されたイラストを使っているのはどれか。
第13問 ― 2002年
『トーメント』は、1色(黒)が史上最も多く入っているセットである。143枚のうち、黒は何%あったか。
- 28% (40枚)
- 32% (45枚)
- 35% (50枚)
- 38% (55枚)
第14問 ― 2003年
『レギオン』で導入された常盤木キーワードはどれか。
- 速攻
- 二段攻撃
- 瞬速
- 警戒
第15問 ― 2004年
『神河物語』の総枚数を306枚だと言う人と、307枚だと言う人がいる。何故か。
- イラストが2種類あるカードが1枚あるから
- 当時、スターター・ゲームはセットの一部として扱われていたが、そこにしか存在しないカードが1枚存在するから
- 第2版で誤植が訂正されているから
- 通常のブースターには入っておらず、グランプリでだけ配られた『神河物語』のプロモ・カードが存在するから
第16問 ― 2005年
『ラヴニカ:ギルドの都』の小説で主人公を務めたのは、以下のどの伝説のクリーチャーか。
- アグルス・コス
- サヴラ
- ザデック
- トルシミール・ウルフブラッド
第17問 ― 2006年
タイムシフト・カードを含めると、(当時も今も)常磐木でない、キーワードや能力語であるメカニズムは『時のらせん』にいくつ存在したか。
- 7個
- 9個
- 11個
- 13個
第18問 ― 2007年
最初に「本来の」セットである後のセットで登場した『未来予知』のミライシフト・カードはどれか。
- 《ボールドウィアの威嚇者》
- 《ミストメドウの身隠し》
- 《ネシアンの狩猟者》
- 《燐光の饗宴》
第19問 ― 2008年
『未来予知』のミライシフト・カードを除くと、『アラーラの断片』は多くのものを導入した。以下のうち、初めてでないのはどれか。
- 色マナ・コストを持つアーティファクト
- 全ブースターパックに基本土地枠
- 神話レア・カード
- スタンダードのセットで毎回プレインズウォーカーが登場することの始まり
第20問 ― 2009年
『ゼンディカー』に登場するキャラクターのうち、元はPCゲーム『デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ』のために作られたのはどれか。
- イオナ
- ロートス
- ニッサ・レヴェイン
- ソリン・マルコフ
第21問 ― 2010年
『ミラディンの傷跡』発売前の段階で、プレイヤーに毒カウンターを与えることができるカードは何枚マジックに存在したか。
- 9枚
- 12枚
- 15枚
- 18枚
第22問 ― 2011年
以下の『イニストラード』の両面カードのうち、特定の古典的ホラーの物語や映画を元にしていないのはどれか。
- 《礼儀正しい識者》/《人殺しの粗暴者》
- 《修道院の若者》/《不浄の悪鬼》
- 《秘密を掘り下げる者》/《昆虫の逸脱者》
- 《ルーデヴィックの実験材料》/《ルーデヴィックの嫌悪者》
第23問 ― 2012年
以下の画像のうち、『ラヴニカへの回帰』のブースターパックで使われていないものはどれか。
- 《力の合唱》
- 《コロズダのギルド魔道士》
- 《竜英傑、ニヴ=ミゼット》
- 《リックス・マーディのギルド魔道士》
第24問 ― 2013年
『ギルド門侵犯』に存在しない、クリーチャー・タイプの組み合わせはどれか。
- クロコダイル・カエル
- 人間・ウーズ
- サイクロプス・戦士
- スピリット・アドバイザー
第25問 ― 2014年
『テーロス』の神々の中で双子なのはどれか。
- エイスリオスとクルフィックス
- エレボスとヘリオッド
- イロアスとモーギス
- ケイラメトラとケラノス
第26問 ― 2015年
『タルキール龍紀伝』には、『タルキール覇王譚』にいるクリーチャーと1か所小さな違いがあるだけの、ほとんど同じクリーチャーが1体存在する。その違いとは何か。
- イラストに少し加筆されている
- クリーチャー・タイプが変わっている
- パワーが1増えている
- 不特定マナ1点が色マナ1点に変わっている
第27問 ― 2016年
『カラデシュ』のカード1枚に描かれている中で、最も多いエネルギー・シンボルの数は何個か。
- 9個
- 11個
- 14個
- 16個
第28問 ― 2017年
2017年末の時点で、ブースターパックからフルアート土地が手に入る可能性があるセットはいくつあるか。
- 6個
- 7個
- 8個
- 9個
第29問 ― 2018年
『ドミナリア』のカードでスクイーが持っているのと同じアーティファクトを手に入れようと思ったら、どのセットを購入する必要があるか。
- 『アポカリプス』
- 『テンペスト』
- 『メルカディアン・マスクス』
- 『ウルザズ・デスティニー』
第30問 ― マジックの成功
マジックは現在、何種類の言語で印刷されているか。
- 10種類
- 11種類
- 12種類
- 13種類
さてそれでは、正解数を数えてくれたまえ。諸君は何問正解できただろうか。
- 正解数1~9: マジックのトリビアについて知るべきことがたくさんあるレベルだ。
- 正解数10~15: 細かいことにいくらか目を向けてきていると言えるレベルだ。
- 正解数16~20: マジックのトリビアへの道に踏み出しつつあるレベルだ。
- 正解数21~24: かなりのものだ。マジックのトリビアの一端を知っているレベルだ。
- 正解数25~27: よくできました。感心させられるレベルだ。
- 正解数28~29: おかしいほどのマジックのトリビアに詳しいレベルだ。
- 正解数30: まいった。
筆記用具を置いて
今日のトリビア記事を楽しんでもらえたなら幸いである。これについてどう思ったか、今後もトリビア記事を読みたいと思っているか、メール、各ソーシャルメディア(Twitter、Tumblr、Google+、Instagram)で(英語で)聞かせてくれたまえ。
それではまた次回、『ラヴニカのギルド』に関する質問にお答えする日にお会いしよう。
その日まで、あなたがマジックをプレイして新しいトリビアを吸収していきますように。
(Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru)
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