READING

戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

ファイアー・スーパーフレンズ(パイオニア)

岩SHOW

 この冬、スタンダードを熱くする中心的デッキは《創案の火》を用いた「○○ファイアーズ」と呼ばれるデッキ群になりそうだ。

 やっぱり、マナを払わずに何かするってのはそれだけで楽しいもの。色マナも無視してハチャメチャな呪文をバンバン叩きつける、シンプルに人を喜ばせるこのエンチャントに皆夢中だ。

 スタンダードでも十分に強い《創案の火》だが、カードプールが拡がれば唱えたくなるヤベー呪文もそれだけ増えるってわけで……そりゃ使うっきゃないでしょ!という欲求に素直に従ったパイオニアのデッキをご紹介!

Zyrnak - 「ファイアー・スーパーフレンズ」
Magic Online Pioneer League 5勝0敗 / パイオニア (2019年11月17日)[MO] [ARENA]
1 《
1 《
1 《平地
2 《蒸気孔
1 《硫黄の滝
2 《天啓の神殿
3 《神聖なる泉
2 《氷河の城砦
2 《啓蒙の神殿
2 《聖なる鋳造所
2 《断崖の避難所
2 《凱旋の神殿
1 《ヴァントレス城
4 《次元間の標

-土地(26)-

3 《願いのフェイ

-クリーチャー(3)-
2 《絹包み
1 《宝物の地図
2 《轟音のクラリオン
3 《至高の評決
2 《抽象からの抽出
4 《創案の火
2 《テフェリーの誓い
3 《時を解す者、テフェリー
2 《覆いを割く者、ナーセット
2 《王冠泥棒、オーコ
2 《思考を築く者、ジェイス
2 《龍神、ニコル・ボーラス
1 《ドミナリアの英雄、テフェリー
1 《目覚めた猛火、チャンドラ
1 《太陽の勇者、エルズペス
1 《王神、ニコル・ボーラス

-呪文(31)-
3 《墓掘りの檻
2 《領事の権限
1 《真髄の針
1 《安らかなる眠り
1 《魔術遠眼鏡
2 《轟音のクラリオン
1 《至高の評決
1 《吹き荒れる潜在能力
1 《ゲートウォッチ配備
1 《啓示の刻
1 《上古族の栄華な再誕

-サイドボード(15)-

 

 スタンダードの《創案の火》デッキでも見られる、プレインズウォーカーで戦うことを重視した「スーパーフレンズ」とも呼ばれるタイプの構成だ。

 《創案の火》は1ターンに2回しか呪文を唱えられないという弱点を持つ。戦場に残るプレインズウォーカーであれば、1ターンに2回しかアクションが取れないというこの欠点を埋めることができる。同時に、プレインズウォーカーというものは常にクリーチャーの攻撃に怯える存在であり、盤面を綺麗にしてから出したいがためにプレイが遅れてしまうことがあるが、《創案の火》であれば同一ターンに《至高の評決》で更地にしてから《ドミナリアの英雄、テフェリー》を出すなんてのもおちゃのこさいさい。両者の欠点を補い合い、デッキパワーを高める究極の組み合わせであると言えよう。

 デッキとしてはコントロールに分類される。《絹包み》《轟音のクラリオン》などでクリーチャー除去しつつ、《宝物の地図》や《覆いを割く者、ナーセット》《抽象からの抽出》で《創案の火》を探す。

 《時を解す者、テフェリー》や《王冠泥棒、オーコ》といったおなじみの面々も良い時間稼ぎをしてくれる。

 《創案の火》をセットしたら、後はプレインズウォーカーを中心に、最もアドバンテージが取れ、かつ安全な盤面を作れるようにパワーカードを叩きつけていく。

 《願いのフェイ》を出来事で唱えてサイドボードからケースにあった解答を探してきて、余っているマナでフェイの能力を起動して回収、というスタンダードでも定番の動きも狙っていこう。

 ただ、スタンダードと違ってこのフェイからのサーチ用呪文もとんでもないものがズラリ。《上古族の栄華な再誕》や《ゲートウォッチ配備》など、一気に盤面が超有利になる大技、これぞパイオニアのファイアー・デッキの醍醐味である。

 とりあえず、出てくるプレインズウォーカー連中がそりゃあもう強い。パワー1のクリーチャーを全否定し、アドバンテージも稼ぐ《思考を築く者、ジェイス》。

 これが生き延びれば、すなわち勝利《ドミナリアの英雄、テフェリー》。

 盤面制圧力ナンバーワンの《太陽の勇者、エルズペス》。

 そして戦場に出ただけで相手が投了するレベルの《王神、ニコル・ボーラス》……

 最高の面々が君に叩きつけられるのを待っている。これだけのメンツが揃えば《龍神、ニコル・ボーラス》も能力を得まくってウハウハってなもんだ。

 一番気持ち良い状態になる前に対戦相手が投了するのが残念でならない、そんなゲーム体験を味わえるはず。

 多くのカードが現行および前期のスタンダードからの流用である点もこのデッキの良いところだ。スタンダードで《創案の火》デッキを使っているプレイヤーは、いくつか入れ替え用のカードを用意しておけばパイオニアのデッキへと簡単にスイッチできる。

 ただ、そういう運用をしている時に、「間違って《啓蒙の神殿》を入れたままスタンダードの大会に出てしまった」ということがないように注意しよう。何があるかわからないのがマジックだからね(笑)。

  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索