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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

緑単ストンピィ(モダン)

岩SHOW

 今日はいつもと違う切り口で。まずはこのリストを見ていただこう。

Ludwig Sacramento - 「緑単ストンピィ」
Roll Play Modern Tournament @ Philippines 3位 / モダン (2019年6月15日)[MO]
21 《

-土地(21)-

4 《ドライアドの闘士
4 《生皮収集家
4 《絡み根の霊
4 《毅然さの化身
3 《カロニアの大牙獣
1 《ガラクの仲間
3 《鉄葉のチャンピオン
2 《台所の嫌がらせ屋

-クリーチャー(25)-
4 《怨恨
4 《巨森の蔦
2 《自然の流儀
4 《融合する武具

-呪文(14)-
2 《秘紋のアルマサウルス
2 《打ち壊すブロントドン
1 《台所の嫌がらせ屋
1 《濃霧
3 《安全の護符
2 《自然に帰れ
2 《部族養い
1 《帰化
1 《自然の流儀

-サイドボード(15)-
mtgtop8.com より引用)

 先日、フィリピンで開催されたモダンの大会で上位入賞したリストだ。マジックは東南アジアでも盛んに遊ばれている。フィリピンだと開放感のある建物で海を観ながらマジックができたりするのだろうか? 少し前に、有志が集って賞金制のトーナメントを開催しようと動いているという情報も目にした。盛り上がってくれると良いなぁ。

 話をデッキに移そう。緑単色の前のめり、ライフ一直線なアグロデッキだ。1マナ8枚、2マナ12枚のクリーチャー陣で開幕からどんどこ展開して攻撃あるのみ! 《怨恨》と《融合する武具》でサイズアップさせて、相手のマナ域が上のクリーチャーも踏み潰して本体めがけて突き進む!

 真っすぐ一本気で、何とも好感度の高いデッキだ。脳みそまでマッスルに見えて、《巨森の蔦》を上手く使って相手の除去を無効化するテクニカルな動きもあって侮れない。

 このデッキの工夫されている点は、《生皮収集家》と《絡み根の霊》の能力を活かしていること。

 1ターン目生皮からの2ターン目絡み根という動きで、いきなり4点。絡み根が死亡するとパワーが上昇して帰ってくるので、パワー2の生皮をさらにサイズアップさせることができる。《融合する武具》を絡み根からほかのクリーチャーに装備付け替えすることで意図的にこれを狙うこともできる。

 さらに、これらのクリーチャーに+1/+1カウンターが置かれていることで、《毅然さの化身》も2マナに見合わぬ巨体となって戦場へ降臨だ。

 これらのシナジーを備えつつ、そこに依存しておらず純粋に殴って勝てるデッキになっているのは良いね。

 カードもコモン・アンコモンが多めで、比較的近年のもので構成されているので、組みやすいという点でもオススメしたくなるデッキだ。ただ、ひとつ気になるところがあるとすれば……『モダンホライゾン』のカードが入っていないという点。折角だから新カードもデッキに入れてみたい!

 『モダンホライゾン』をきっかけにモダンを始めたというプレイヤーもいることだろうし、新カードを採用したバージョンを考えてみたぞ!

岩SHOW - 「氷雪緑単ストンピィ」
モダン (2019年6月)[MO]
20 《冠雪の森
1 《占術の岩床
1 《ロノムの口

-土地(22)-

4 《生皮収集家
4 《氷皮ゴーレム
2 《呪詛呑み
3 《鞍載せ霧氷鹿
4 《毅然さの化身
4 《絡み根の霊
2 《オーランのバイパー
2 《鉄葉のチャンピオン

-クリーチャー(25)-
4 《怨恨
4 《巨森の蔦
1 《氷河の啓示
4 《融合する武具

-呪文(13)-
1 《占術の岩床
2 《溜め込み屋のアウフ
1 《漁る軟泥
1 《オーランのバイパー
2 《強情なベイロス
3 《墓掘りの檻
1 《形成師の聖域
1 《氷河の啓示
3 《活性の力

-サイドボード(15)-

 『モダンホライゾン』でプッシュされた氷雪カードを取り込んでみた。1マナ2/2《氷皮ゴーレム》、2マナで4/4として運用できる《鞍載せ霧氷鹿》に加えて、懐かしの《オーランのバイパー》を。

 これらを《占術の岩床》と《氷河の啓示》で手札に加えて、この手のデッキが苦手な手札切れを解消できたら嬉しいな、というのがコンセプトだ。《ロノムの口》というクリーチャー除去も無理なく仕込める。

 ただ《鉄葉のチャンピオン》は出しにくくなるケースも出てくるので、完全に抜いて別のカードに変えた方が良いかもしれない。

 氷雪は関係ないが、新カード《呪詛呑み》も使ってみてほしくて入れてみた。

 1マナパワー2であり、ゲームが長引いた時には実質4マナ4/4・プロテクション(インスタント)としても運用できる柔軟さを堪能してみたい。最終形態Lv8までもつれこんだら……その日はお祝いだ!

 サイドボードには、特定のデッキに対して鬼とも言える《活性の力》と《溜め込み屋のアウフ》を。これで置物系デッキはボコボコにできるはず!

 最近は《甦る死滅都市、ホガーク》の存在を意識せずにモダンで勝つことは難しいので、《墓掘りの檻》や《漁る軟泥》を抜きにするわけにはいかない。数が増えすぎている場合には《虚空の力線》まで投入するのもあるか? これも『基本セット2020』に再録されて手に入りやすくなるので、サイドボードを組むのはグッと楽になるはずだ。

 緑単色でもここまでいろいろできるデッキが組めるので、皆もそれぞれに工夫して、モダンというハチャメチャなフォーマットにデビューしてほしいね!

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