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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

策略の龍、アルカデス(ブロール)

岩SHOW

 統率者戦は公式フォーマットとなる以前、「エルダー・ドラゴン・ハイランダー」と呼ばれていた。エルダー・ドラゴンとは、『レジェンド』にて登場した5体の3色・伝説のドラゴンのことである。ストーリー的には、エルダー(古老)だけあって最も古い、現在のドラゴン族の源流に当たる存在とされており、古に起こった巨龍大戦争なる戦いを生き延びたのがその『レジェンド』の5体であるという。そのうちの1体、ニコル・ボーラスは背景ストーリーの本筋におけるラスボス的存在として絶賛暗躍中だ。

回転

 そして『基本セット2019』では、彼の兄弟である残りの4体も再カード化され、5体のオリジンが描かれている。古くからマジックを知る人間はこれだけでテンションが上がってしまうというものだ。

 かつてエルダー・ドラゴンたちを主役としたデッキを作って巨龍大戦争を再現しようと遊ばれ出したエルダー・ドラゴン・ハイランダー、今ではその子孫とも言えるブロールが公式フォーマットになっているのもなんとも素敵な偶然だ。

 ぜひ、エルダー・ドラゴンたちでブロールのデッキを構築し、最強の龍を決める戦いを楽しんでほしいところ。そこで今回は、サンプルデッキを1つ紹介しよう!

サンプルデッキ 統率者:策略の龍、アルカデス
ブロール (『カラデシュ』~『基本セット2019』)[MO] [ARENA]
1 《策略の龍、アルカデス
-統率者(1)-

4 《
3 《平地
4 《
1 《まばらな木立ち
1 《陽花弁の木立ち
1 《平穏なる広野
1 《内陸の湾港
1 《植物の聖域
1 《森林地の小川
1 《灌漑農地
1 《氷河の城砦
1 《曲がりくねる川
1 《不屈の砂漠
1 《周到の砂漠
1 《進化する未開地
1 《聖遺の塔
-土地(24)-

1 《新米騎士
1 《蔦の壁
1 《ラノワールのエルフ
1 《媒介者の修練者
1 《領事府の空船口
1 《煌めく障壁
1 《悔恨する僧侶
1 《導路の召使い
1 《怪しげな書架
1 《忘れられた王族の壁
1 《霧の壁
1 《弱者の師
1 《民兵のラッパ手
1 《鏡像
1 《再利用の賢者
1 《秘紋のアルマサウルス
1 《悠久の壁
1 《黄金の守護者
1 《豊潤の声、シャライ
-クリーチャー(19)-
1 《冒険の衝動
1 《潜水
1 《天界の神盾
1 《帰化
1 《封じ込め
1 《フレイアリーズの歌
1 《灰からの成長
1 《イトリモクの成長儀式
1 《至高の意志
1 《排斥
1 《バラルの巧技
1 《浄化の輝き
1 《どんでん返し
1 《川の叱責
1 《暴君への敵対者、アジャニ
1 《ビビアン・リード
-呪文(16)-

 「アルカデス・サボス」と誕生時に自らを命名した登場シーンが強烈な印象を与えた、青白緑のエルダー・ドラゴン、《策略の龍、アルカデス》を主役としたデッキだ! かつての《アルカデス・サボス》とは全く異なる見た目とカードデザインに驚いた方も少なくないだろう。4マナとコストが半分になり、随分使いやすくなったことは大歓迎である。

 アルカデスの能力をおさらいしておこう。4マナ3/5飛行・警戒、防衛持ちクリーチャーが戦場に出れば1枚ドローという誘発型能力と、防衛持ちはタフネスの分ダメージを与えるようになり攻撃に参加できるという、過去に《ローリング・ストーンズ》《包囲の搭、ドラン》などに見られた類の常在型能力を併せ持っている。

 防衛持ちを用いた、つまりは壁デッキを組め!と書いてあるので、それに素直に従って青白緑&アーティファクトから使えそうな防衛持ちをピックアップした。全部で9体! これらを戦場に出し、アルカデスでドローしつつもアタッカーとして運用し、相手を圧倒しようというものだ。

 複数の2マナ0/4と《霧の壁》により、最序盤に出てくるクリーチャーはしっかりと受け止めることが可能となっている。これらを2枚ほど展開して盤面を固めつつ、4ターン目にはアルカデスを投下して一転攻勢に移ることが可能だ。さっきまで静かだったやつらが4/4や5/5相当になって殴ってくる、というのは恐ろしい話だ。

 アルカデスを出した後にプレイする防衛持ちには1枚ドローがついてくるし、それらはほぼパワーがないので《弱者の師》でドローも可能だ。他にも《再利用の賢者》などクリーチャーは低パワーにまとめて、《民兵のラッパ手》で探せるようにもしておくと中途半端なドロー呪文は不要とさえ思えるほど手札を切らさずに戦うことができるだろう。

 小型なクリーチャーが多いので《暴君への敵対者、アジャニ》で拾いなおすこともできるだろう。サイズの問題もこのアジャニが解決してくれそうだ。

 タフネス分ダメージを与える、ということで《潜水》と《天界の神盾》を採用してある。

 どちらも除去耐性を上昇させつつコンバット・トリックとして運用でき、思わぬ大ダメージで戦況をひっくり返すことができるかもしれない。こういうカードが値千金の活躍をしそうなのも、ブロールならでは! 他にも何か防衛と相性の良さそうな戦略を見つけて、お得に立ち回れるデッキを考えてみてほしいね。

 もちろん、残る4体の龍たちのデッキも考えてやってくれるとうれしいね。プレリリースで使った《暴虐の龍、アスマディ》とか無茶苦茶強かったので、何かしら夢にあふれたデッキをプレイしてみたいもんだ!

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