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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:3人チーム構築戦組み合わせ例 その1(スタンダード・モダン・レガシー)

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:3人チーム構築戦組み合わせ例 その1(スタンダード・モダン・レガシー)

by 岩SHOW

 今週末はいよいよグランプリ・京都2018! フォーマットは25周年記念の3人チーム構築戦だ。3名のプレイヤーがスタンダード、モダン、レガシーとそれぞれのフォーマットを担当し、3名中2名がマッチに勝利したチームが勝ち、というルール。

 チームメイト全員が別のフォーマットで戦うという形式が日本のグランプリで行われるのはこれが初めて。一体、どんな雰囲気になるのかも想像がつかないが、さまざまなドラマが生まれることは間違いない。この記念すべきお祭り、僕もプレイヤー参加したかったなぁ。参加する方は心から楽しんで! 会場に行かない方でもネット観戦や記事で楽しんで!

 さて、本日はこの京都直前に同フォーマットで開催されたグランプリ・マドリード2018にて決勝ラウンドに進出したチームの中から、モダンで新たに解禁されたカードも取り込んだりと意欲的な構築を行いつつ、全フォーマットにおいてパワフルなデッキを3つ選択した準優勝チームのデッキを紹介しよう! さて、どんな面々が並ぶのか......

スタンダード

Michael Bonde - 「青黒ミッドレンジ」
グランプリ・マドリード2018 準優勝 / スタンダード (3人チーム構築戦) (2018年3月10~11日)[MO]
4 《
6 《
4 《異臭の池
4 《水没した地下墓地
1 《泥濘の峡谷
4 《霊気拠点
3 《廃墟の地
-土地(26)-

4 《光袖会の収集者
3 《薄暮軍団の盲信者
4 《機知の勇者
2 《豪華の王、ゴンティ
3 《スカラベの神
2 《奔流の機械巨人
2 《歩行バリスタ
-クリーチャー(20)-
4 《致命的な一押し
1 《本質の散乱
1 《至高の意志
4 《ヴラスカの侮辱
2 《暗記+記憶
2 《死の権威、リリアナ
-呪文(14)-
2 《強迫
2 《アルゲールの断血
2 《渇望の時
2 《否認
1 《ジェイスの敗北
1 《大災厄
1 《黄金の死
1 《天才の片鱗
1 《川の叱責
2 《霊気圏の収集艇
-サイドボード(15)-
 

 マドリード準優勝チームのスタンダードデッキは「青黒ミッドレンジ」! ミッドレンジ=中速の名の通り、コントロールほどどっしりはしていないがアグロほどガン攻めでもない、相手によって攻めも守りも柔軟にできるデッキとなっている。

 最近ではこれに赤を足した「グリクシス・エネルギー」がスタンダードにおいて高い使用率を誇っている。赤を足すことで得られるのは《再燃するフェニックス》や《栄光をもたらすもの》、《反逆の先導者、チャンドラ》など4・5マナ圏の層の厚い攻め手だ。このデッキはこれらのカードの恩恵を受けるよりも、赤のダブルシンボル要求カードが重なることでの事故を嫌って2色にまとめたというところだろうか。

 《スカラベの神》《死の権威、リリアナ》《奔流の機械巨人》と2色でも十分なパワーカードを確保。除去・土地・そしてこれらの勝利手段をしっかりとドローするために《薄暮軍団の盲信者》が採用されているのが特徴だ。

 これと《機知の勇者》で対戦相手に合わせた手札を確保し、盤面をしっかりと作っていく。どちらかといえば通好みなデッキだ。

モダン

Andreas Petersen - 「タイタン・シフト」
グランプリ・マドリード2018 準優勝 / モダン (3人チーム構築戦) (2018年3月10~11日)[MO]
6 《
2 《
4 《踏み鳴らされる地
3 《燃えがらの林間地
1 《隠れた茂み
4 《樹木茂る山麓
1 《血染めのぬかるみ
2 《吹きさらしの荒野
4 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート
-土地(27)-

4 《桜族の長老
4 《血編み髪のエルフ
4 《原始のタイタン
-クリーチャー(12)-
2 《召喚士の契約
4 《稲妻
4 《遥か見
1 《探検
4 《明日への探索
2 《焼けつく双陽
4 《風景の変容
-呪文(21)-
2 《不屈の追跡者
1 《再利用の賢者
3 《強情なベイロス
2 《スラーグ牙
4 《自然の要求
2 《内にいる獣
1 《神々の憤怒
-サイドボード(15)-
 

 続いてはモダンのデッキ。「タイタン・シフト」だ。《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》での勝利を狙ったコンボデッキで、土地が合計7枚以上ある状態で《風景の変容》を唱えてヴァラクートと各種山をサーチし、5枚目以降の山として同時に戦場に出たそれらがヴァラクートの能力を複数回誘発させることにより大ダメージ!

 デッキ内には土地を戦場に出すカードが多数採用され、中でも最も強力なのが《原始のタイタン》。コイツさえ戦場に出てしまえばこっちのもの、能力でヴァラクートでも山でもなんでも持ってきてドカンドカンと噴火させ放題だ。

 もともとパワフルでモダン環境でも上位に君臨する強いデッキだったのだが、先日の禁止改定により《血編み髪のエルフ》が使用可能になったことでパワーアップ。

 簡単にアドバンテージが取れるカードであり、パワー3の速攻で殴ってライフを削ることで勝利への噴火量を少なくするという働きも見せる。このカードが「タイタン・シフト」においてどのぐらい有効に働くか期待していたのだが、決勝ラウンドまで勝ち上がり準優勝したってことは......そういうことだよね。

レガシー

Thomas Enevoldsen - 「4Cレオヴォルド」
グランプリ・マドリード2018 準優勝 / レガシー (3人チーム構築戦) (2018年3月10~11日)[MO]
1 《
1 《
3 《Underground Sea
2 《Volcanic Island
1 《Tropical Island
1 《Badlands
1 《Bayou
4 《汚染された三角州
4 《沸騰する小湖
2 《血染めのぬかるみ
-土地(20)-

4 《死儀礼のシャーマン
4 《悪意の大梟
3 《瞬唱の魔道士
2 《トレストの使者、レオヴォルド
-クリーチャー(13)-
4 《渦まく知識
4 《定業
2 《致命的な一押し
2 《稲妻
1 《思考囲い
3 《トーラックへの賛歌
1 《悪魔の布告
3 《コラガンの命令
4 《意志の力
1 《残忍な切断
2 《精神を刻む者、ジェイス
-呪文(27)-
2 《外科的摘出
2 《狼狽の嵐
1 《青霊破
1 《水流破
1 《赤霊破
2 《紅蓮破
1 《思考囲い
1 《湿地での被災
1 《苦い真理
1 《毒の濁流
1 《最後の望み、リリアナ
1 《反逆の先導者、チャンドラ
-サイドボード(15)-
 

 最後にレガシー。このデッキは「4Cレオヴォルド」と呼ばれているもの。4C=4 Colorで、白以外の4色からなる。《トレストの使者、レオヴォルド》で盤面を強固に支配する、軽いカードで構成されたコントロール要素の強いデッキだ。対戦相手の攻め手を捌き、とにかくアドバンテージを獲得して突き放す...そんなゲームを楽しみたいのであればこのデッキを選ぶべきだ。

 《死儀礼のシャーマン》で対戦相手よりマナの面で優位に立つ。相手のシャーマンは各種除去で封じて、自分だけシャーマンが使える状況になれば最高。4色のマナを安定供給できるようになれば、後はお好きに......手札破壊で攻めるもよし、クリーチャーによる攻めをさまざまな軽量除去で迎撃するもよし、呪文の唱え合いを打ち消しで制してもよし。

 こうなると手札が尽きがちだが、そこで火を噴くのがレオヴォルド。彼がコントロールしている限りは、相手がコチラのパーマネントやプレイヤーに手を出してきたらカードを1枚引くことができる。対戦相手からしたらこれはすごく嫌なことだが、しかし黙っていても負けてしまう。文字通りゲームの支配者となってくれるだろう。

 《精神を刻む者、ジェイス》で能動的に手札を増やしにいくのもイイネ。《コラガンの命令》で《瞬唱の魔道士》《悪意の大梟》なんかを回収すれば、もう相手の心折れてるって!

 

 どのデッキも相手を圧倒するパワーカードを所持しているのが特徴で、好成績を残したのも納得の陣容だ。特にスタンダードとレガシーのデッキは、フィーチャーマッチでもよく見るデッキとなるだろう。モダンはデッキの種類が多いので、ここはそれぞれのチームの好みでバリエーション豊かな顔ぶれになるんじゃないかな。

 3つまとめて駆け足で紹介したが、少しでも誰かの参考になったら幸いだね! 明日からも京都に向けてデッキを紹介していくので、祭りに向けてみんなで熱気を高めていこう!

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