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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:グリクシス・エネルギー(スタンダード)

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:グリクシス・エネルギー(スタンダード)

by 岩SHOW

 青赤緑の3色からなる「ティムール・エネルギー」はエネルギーを得るための主要手段だった緑のカードを2枚失い、エネルギーデッキとしての運用が大変に困難になった。そこで赤と緑を用いた中速クリーチャーデッキとして「ティムール(orグルール)・モンスター」として歩んでいくこととなった。

 これで環境からエネルギーデッキは消滅? いやいや、実はそんなことなどない。エネルギーを消費して何かを得るカードはいまだ健在。そして前環境にはそもそも緑を用いずにこれらエネルギーカードを運用するデッキがすでに存在していた。ティムールなき後、エネルギーデッキといえばコレ!というわけで浮上してきたのがグリクシス(青黒赤)!

eheh_dude - 「グリクシス・エネルギー」
Magic Online Standard PTQ #11145566 27位 / スタンダード (2018年2月3日)[MO] [ARENA]
1 《島》
1 《沼》
2 《山》
3 《異臭の池》
4 《水没した地下墓地》
3 《尖塔断の運河》
3 《泥濘の峡谷》
4 《竜髑髏の山頂》
4 《霊気拠点》

-土地(25)-

4 《光袖会の収集者》
4 《つむじ風の巨匠》
3 《再燃するフェニックス》
3 《栄光をもたらすもの》
2 《スカラベの神》
1 《奔流の機械巨人》

-クリーチャー(17)-
2 《致命的な一押し》
2 《マグマのしぶき》
4 《蓄霊稲妻》
2 《削剥》
2 《本質の散乱》
1 《至高の意志》
3 《ヴラスカの侮辱》
2 《反逆の先導者、チャンドラ》

-呪文(18)-
2 《夢盗人》
1 《奔流の機械巨人》
2 《強迫》
1 《致命的な一押し》
2 《否認》
1 《削剥》
1 《本質の散乱》
1 《ジェイスの敗北》
2 《天才の片鱗》
1 《ヴラスカの侮辱》
1 《川の叱責》

-サイドボード(15)-

 エネルギーという見えないアドバンテージを、実体=パーマネントに変換し、ティムール時代にその強さを見せつけた《つむじ風の巨匠》。

 このヴィダルケン自体の強さは相変わらず、単体除去1枚では落とせない厄介なヤツとして、戦場に出れば仕事を果たしてくれる。

 同じくエネルギーをドローに変換し確固たるアドバンテージをもたらしてくれるのが《光袖会の収集者》。

 こちらはエネルギーを得る手段も兼ねており、この2枚が形成するシナジーはハマってしまえば強烈。ティムールの影に埋もれている時は目立たなかったが、グリクシスだってやれる子だったのだ。

 ここにお馴染み《霊気拠点》と《蓄霊稲妻》、計16枚のエネルギーカードを採用。これらは単体でもカードとして機能するので、「グリクシス・エネルギー」ではあるのだがエネルギーには依存しすぎていないデッキとなっている。あまりここに力を入れすぎると、ドローの噛み合わせ次第では全く機能しないデッキとなってしまったりするので......このぐらいがちょうどよいのだろう。

 緑に対してはクリーチャーの質では負けてしまうが、黒が入ることでクリーチャー除去に関してはお茶の子さいさい。《致命的な一押し》に《ヴラスカの侮辱》、これに赤い除去が合わさり幅広い対象に対処可能となっている。

 特に《ヴラスカの侮辱》は強烈で、これを使いまわせば勝利が近づくため《奔流の機械巨人》が採用されていると言っても決して過言ではない。

 また、ティムールは無理やり黒を足して使っていた《スカラベの神》も、元々黒いデッキなのだから難なく運用可能だ。

 序盤は相討ちブロックに使った《つむじ風の巨匠》を掘り起こし、今度はこれで攻めるという動き......相変わらずクリーチャーデッキ全般にとっての悪夢となるであろう。機械巨人おかわり? OKレッツゴーネクストゲーム。

 《再燃するフェニックス》もこのデッキの後押しをしてくれていることだろう。ティムールが誇った《逆毛ハイドラ》とはまた別のベクトルでしぶとい、対戦相手に対処を迫るカードだ。

 とにかくクリーチャー・カードがどれもアドバンテージを稼ぎ出すことが可能なカードで固められており、ゲームの支配者となりたいあなたの欲求に応えようとしてくれている。プレイングも難しくなく、良いデッキだと思うよ!

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