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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:フェイに呪われた王、コルヴォルド

浅原 晃

 ふぉっふぉっふぉ、本日は「ナボナの日」じゃ。ん? 「ナボナ」をご存じない? あのCMで有名じゃろう、プロ野球選手の王貞治氏がやっていた、お菓子のホームラン王というやつじゃ。今日、12月18日は販売元の亀屋万年堂の創業日で、「ナボナの日」となっておるのじゃな。

 お菓子とゲームはコンボじゃから、こういう日はナボナをもりもりと食べながら、マジックでもやりたいものじゃ。となれば、デッキも食物デッキが良いかのう、打点が高く、良く食べる王となればあいつじゃな、今回紹介するカードはジャンドのサクリファイス王、《フェイに呪われた王、コルヴォルド》にするぞい。

 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》は戦場に出たときと攻撃時にパーマネンの生け贄を要求し、成長しつつドローも進められるクリーチャーじゃ。

 本人の能力以外でも、何かを生け贄に捧げれば成長できるからのう、王を支える家来が頑張るわけじゃな、まあ、具体的には猫がむちゃくちゃ頑張るんじゃ。《大釜の使い魔》を《魔女のかまど》にくべて復活という、いわゆる「猫かまど」の動作の過程で生け贄の動作がたくさん入るため、この《フェイに呪われた王、コルヴォルド》がホームラン、いや、手札と+1/+1カウンターを量産していくのじゃ。

 《寓話の小道》も、いい働きをする土地じゃのう。これに《パンくずの道標》を添えて、生け贄に捧げられるパーマネントを増やして戦う、そんな「ジャンド・サクリファイス」というデッキが最近のミシックチャンピオンシップを制したのは記憶に新しいことじゃろう。

 いろいろなお菓子が現れては消え、現れては消え、そんな中で、50年以上も続いておるナボナは超ロングセラーなお菓子なのじゃ。マジックも、そこまで続くロングセラーになるといいんじゃがな。永遠とは言わずとも、せめて、わしの再登場までは続くといいんじゃが。そう、ナボナを食べながら、切実に思うぞい。

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