READING

読み物

ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

無明の予見者 今日の1枚:平和の執行

浅原 晃
blindseer_banner.png

 私は無明の予見者、名前はまだ無……え、ウルザじゃん? 誰だそれは? ドミナリアのために戦い、最後はレガシーの兵器でヨーグモスを吹っ飛ばして炎上させた、レペゼンドミナリアのイケメンアーティフィサーのウルザなどは全く知らん。私はただ未来を見通し伝えるもの。そして……見えてしまったのだ……2019年の8の月、23日に起こることが。心して聞くがよい、それは……『統率者(2019年版)』の発売だ! え、ダイレクトマーケティングじゃん? 否! 断じて違う、これは予見だ……。

 今回、ウィザーズからもらっ……私の予見で得た、『統率者(2019年版)』のカードはこれ、《平和の執行》だ。

ja_c19_Mandate_of_Peace.png

 このカードにはいくつかの役割がある。まずは《濃霧》としての役割、相手の攻撃をシャットダウンする効果だ。そして、次は相手の呪文を封じる効果。《沈黙》的な使い方だな。戦闘後に何かを召喚するといったセオリーに対してクリーンヒットするだろう。さらには戦闘フェイズの強制終了を利用するパターンもあるな。戦闘時ならスタックに置かれている呪文も追放できるため、状況次第では打ち消しとしても使えなくもない。戦闘終了時効果がデメリットなら、それに対応しての使用も可能だ。また、抑止力としての期待もできる。《平和の執行》があるから、といったことで相手の行動を縛ることも可能なのだ。抑止力としての利用、これが一番、現代の平和っぽいかもしれんな。

 しかし、一番大事なのは、平和とは何かと考えさせられることだ。今日は「広島平和記念日」、かつての戦争の悲劇から平和というもののありがたさを知り、平和が先人たちの努力と積み重ねによって成り立っていることを知る日だ。平和とは何もしないことではない、行動を起こし作り上げるものなのだ。誰かがドミナリアを氷河期にしてしまったのも、時間実験で大事故を起こしたのも、つまりは平和のため、俺は悪くない。忘れてはいけないのはラブ&ピース、そして、『統率者(2019年版)』の発売日は8月23日ということだ。ではまた、次の予見(レビュー)で会おう。

  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索