今日は７月５日じゃから……そうじゃのう、たまには直球で７/５のイカした伝説のクリーチャー、《司令官グレヴェン・イル＝ヴェク》を紹介しようかのう。

　グレヴェン・イル＝ヴェクはかつてのウェザーライト号に立ち塞がったジェラードの宿敵の１人じゃ。やたら、かっこいい佇まいに激しいフレーバーテキスト、６マナで７/５に畏怖と、性格同様に尖った能力で人気のあったカードじゃ。戦場に出た時にクリーチャー１体を生け贄に捧げるデメリットが痛かったために、トーナメントでは活躍しきれなかったものの、記憶に残るカードの１つと言えるじゃろうな。

　また、グレヴェン・イル＝ヴェクが描かれた呪文の中には、トーナメントで大いに活躍したカードもあるから、覚えている人も多いじゃろう。部下の《ヴァティ・イル＝ダル》を自らの船プレデターから投げ落とした場面の《悪魔の布告》や、ライフをパワーに変える《憎悪》はよく使われたカードじゃ、彼の存在感はこうしたところからも見て取れるわけじゃな。マジックの伝説のクリーチャーは魅力的な設定を持っていることが多いのじゃが、このグレヴェン・イル＝ヴェクもそのうちの１人じゃろう。

　ふぉっふぉっふぉ、実はここ２日は明日に繋がるよう、パワーとタフネスを参照してカードを決めておったのじゃ。明日は７月６日じゃからのう、え、それが何かって？ ふぉっふぉっふぉ、それは明日まで秘密じゃぞい。