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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

フレイアリーズの「グッとくる」マジック英雄譚 今日の1枚:解放された者、カーン

浅原 晃
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 ボーラスが倒れた今、残された脅威が気になる? それなら、ひとつはファイレクシアだろう。

 かつて、私たちはファイレクシアと戦い勝利したが、奴らは再び蘇れるよう種を撒いていた。それが、ファイレクシアの油だ。油は次元を侵略し、ファイレクシアへと作り変える。2011年の5月13日、『新たなるファイレクシア』の発売とともにミラディンはファイレクシアとなった。もう、君たちの世界でも8年も前の話だがな……時の経つのは早いものだ。そうだな、今日は新たなるファイレクシアの中心に居た《解放された者、カーン》の話をしようか。

 元々、カーンはウルザが作った銀のゴーレムだった。銀は時間移動にもっとも適していると知ったウルザはカーンを作り、さまざまな問題を時間軸をさかのぼり解決しようとしたのだ。

 しかし、問題もあった、いや、後に残されたと言うべきだろうか。カーンの心臓はザンチャというウルザの旧友だったファイレクシア人のものだった。それによって、カーンはファイレクシアの油を内部に持ってしまっていたのだな。

 それが顕在化したのは『時のらせん』の時だ。ファイレクシアの油はプレインズウォーカーを汚染できないという性質があった。だが、カーンは『時のらせん』で、自らのプレインズウォーカーの灯を犠牲に時の裂け目を修復した。プレインズウォーカーではなくなったカーンはファイレクシアの油の汚染に逆らえず、ミラディンへと渡り、汚染されていった。そして、その中心部で機械の始祖へと完成させられるのは間近だった……

 ……のだが、それを救ったのが、カーンを師と仰ぐプレインズウォーカー、ヴェンセールだった。ヴェンセールは自らの灯を命とともにカーンへと捧げ、カーンをプレインズウォーカーとして再覚醒させ、ファイレクシアの汚染から救ったのだ。

 ファイレクシア打倒こそはならなかったが、望みは繋がったのだな。今でも、カーンはファイレクシア打倒の方法を探しているだろう。ヴェンセールから託された灯とともにな。そうだな、それが、いつか叶うことを私も願っているよ、ふふふ……私も手伝えるなら《破滅的な行為》で次元ごと完全に爆破したいくらいだが……え? 顔が怖い? いやいや、そんなことはないぞ、ふふふ……爆弾……ふふふ……。

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