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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:培養ドルイド

浅原 晃

 もしゃもしゃ、うむ、今日も海苔がうまいのう。本日は全国海苔貝類漁業協同組合連合会が定めた海苔の日じゃ。702年2月6日、海苔が初めて特産品として大宝律令という法律に登場したということで、定められた日じゃな。この団体、何か名前長いし実はシミック連合の一部では? と思ってしまうが、ふぉっふぉっふぉ、さすがにそんなことはないじゃろうな。

 それはさておき、海苔というのはごはんのお供にはもちろん、おにぎりを巻いたり、他の食材をまとめるのにも便利じゃな。ちなみにわしは味付け海苔をそれだけでバクバク食べるのが好きなんじゃ。あれは、無限に食えてしまうのう。

 海苔は糸状体培養(海苔のタネの培養)に始まり、育苗、そして、収穫といった養殖によって手間暇かけて作られておる。海苔好きとしては、海苔職人たちには感謝しかないぞい。ビタミンA、食物繊維やカルシウムなどの栄養価もあるのもうれしいところじゃ。

 培養と言えば、シミック連合がもっとも得意とするところじゃろうな、そこで、今回、紹介するのは新世代のマナクリーチャー《培養ドルイド》じゃ。

 《培養ドルイド》は周りの奇怪な生物たちをしっかりと育てておる、シミック連合の職人とも言ってもよいカードじゃ。すくすくと育つためには、やはり手間暇(マナ)をかけるのは大事じゃからのう。

 また、《培養ドルイド》は+1/+1カウンターが置かれれば、一気に3マナを生めるようになるので、クリーチャーを出荷する際は非常に役に立つのじゃな。そうして、丹精込めて培養し育てた《ハイドロイド混成体》を戦場へと出荷するのが黄金のパターンとして流行しておるんじゃ。今は《ハイドロイド混成体》は出荷した瞬間に利益を生んでくれるので、シミックの職人たちには大人気なのじゃと聞くぞい。

 わしが思うに、トーナメントのラウンド間にも、ちょっとした栄養を摂るのに海苔を食べるのも良いかもしれんぞい。ただし、+1/+1カウンターなどに使うのは注意が必要じゃ。「あの、それ海苔ですよね?」「はい、そうです」「なるほど、海苔だけにカードの上に載ってると」「よくぞお気づきになられました」なんてノリのいい人はそうそうおらんからのう。おや、誰もそんなことせんって? ふぉっふぉっふぉ、まあ、そうじゃな。

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