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クロタカの統率者図書館

第1回:デッキ紹介《怪獣王、ゴジラ》(力の具現、ジローサ)

クロタカ

 読者の皆さん、はじめまして!

 この度、月1回ほど新しい統率者戦の連載コラムを書かせていただくこととなりましたクロタカです。

 ほとんどの読者の方は僕のことをご存知ではないと思いますので、自己紹介をさせていただきたいと思います。

自己紹介

 僕がマジック:ザ・ギャザリングと出会ったのは、1997年発売の『基本セット第5版』が最新セットだったころです。

 当時小学生で「月刊コロコロコミック」を購読していて、マジックの特集を見て「なんだかおもしろそうなゲームだな」と思い、『第5版』のブースターパックを購入したのが始まりでした。

 初めて購入したブースターパックから出たレアカードの《夢魔》にはとても愛着があります。

クロタカ

今でも《》がいっぱい戦場に並ぶとワクワクしちゃいます!

 そこからマジックにハマり、現在までマジックを遊び続けています。

 統率者戦は2012年に初代『統率者』セットを購入し、そこからどハマりして今では統率者戦フォーマットをメインで遊んでいます。

クロタカ

統率者戦は通常4人で戦う多人数戦というところが僕の好みと完全に合致していましたね。

 統率者戦をあまり知らない方のために、統率者戦のルールを簡単に紹介します。

デッキの構成
  • 統率者1枚(伝説のクリーチャー)
  • その他のカード 99枚
  • 基本土地を除き、各カード1枚ずつのみ使用可能
  • 統率者の固有色のカードのみ使用可能
ゲームの進行
  • 多人数戦で、初期ライフは40点
  • いずれかのプレイヤーが同一の統率者から21点以上の統率者ダメージを与えられた場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する
  • 各プレイヤーの統率者を統率領域に置いた状態でゲームを開始する
  • 最後まで生き残ったプレイヤーの勝利となる

 詳しくはルール説明ページをご覧ください。

 統率者戦好きが高じて、統率者戦専門のブログ「クロタカのEDHブログ」(外部リンク)を始めたり、統率者戦専門のYouTubeチャンネル「クロタカEDHチャンネル」(外部リンク)を開設しています。

 他にも統率者戦の対戦動画を投稿しているYouTubeチャンネル「EDH会」(外部リンク)に参加しています。

※EDHとは「Elder Dragon Highlander/エルダー・ドラゴン・ハイランダー」の略称で、統率者戦のかつての呼称です。現在でも統率者戦のことをEDHと呼称する人もいます。

 一番お気に入りの統率者は、統率者戦を始めた時から使い続けている《雪花石を率いる者、ブルーナ》です。

クロタカ

気に入った統率者をずっと使い続けられるのは、統率者戦の大きな魅力だと思います。

 デッキの構築方針は、勝つことよりも楽しむことを第一優先でデッキを構築しています。

 自分がプレイして楽しいのと、さらに対戦相手も楽しんでもらえたら、なお良しです。

クロタカ

対戦が終わった後に「そのデッキいいね!」なんて言ってもらえたら最高ですね!

 このコラムでは、統率者戦のデッキ紹介やオススメカード紹介などを書いていきたいと思います。

 参考までにですが、これはマジック日本公式による統率者戦デッキのレベル分けです。

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 僕は普段こちらのレベルでいうと5~6、たまに7~8くらいのデッキを組むことが多く、この記事では基本的に5~6を目安に作ったデッキを紹介していきます。

統率者紹介

 今回紹介するデッキの統率者は、『イコリア:巨獣の棲処』で衝撃的なデビューを果たした《怪獣王、ゴジラ》(力の具現、ジローサ)です!

{3}{R}{G}
伝説のクリーチャー ― 恐竜
トランプル
あなたがコントロールしているクリーチャーが致死ダメージを受けたかどうかは、それのタフネスではなくパワーで計算する。
7/3

 

 《怪獣王、ゴジラ》は『イコリア:巨獣の棲処』に収録されることが発表されたと同時に統率者としてデッキを組むことを決めました。

 子供時代にゴジラ映画を観て育った世代として、これはデッキを組むっきゃありません!

クロタカ

ボックス購入特典がわからない状態で『イコリア:巨獣の棲処』のボックスを予約していたので、ボックス購入特典が《怪獣王、ゴジラ》になると知ったときはとても嬉しかったです。

怪獣王、ゴジラ》の特徴 その1

 《怪獣王、ゴジラ》は5マナ7/3トランプルと、攻撃面で優れた能力を持っています。

統率者戦では同じ統率者から21点以上のダメージを受けたプレイヤーは敗北するというルールがあり、《怪獣王、ゴジラ》は3回攻撃することで統率者ダメージ21点に到達します。

 なので統率者ダメージを与えて勝利を目指すスタイルにとても向いています。

怪獣王、ゴジラ》の特徴 その2

 《怪獣王、ゴジラ》は以下の能力を持っています。

あなたがコントロールしているクリーチャーが致死ダメージを受けたかどうかは、それのタフネスではなくパワーで計算する。

 

 この能力により擬似的にタフネスが上昇しています。パワー/タフネスが7/3とちょっと心許ないスペックですが、実質7/7なので見た目以上にガッチリボディです。

 パワーを上げればその分タフになるので、《ケッシグの狼の地》や《エンバレス城》などのパワーを上昇させるカードはとても相性が良いです。

 など、ダメージを受けることに対してはタフなのですが、タフネスの値は3のままなのでマイナス修整を与える除去カードには弱いです。

(例)《魔女の復讐》などの−3/−3修整を与える除去カードで倒されてしまいます。

 それでは早速そのあたりを踏まえて、デッキリストをご紹介します。

デッキリスト

「怪獣王、ゴジラ」 製作者:クロタカ
統率者戦 (2020年6月)[MO] [ARENA]
1 《力の具現、ジローサ
-統率者(1)-

13 《
5 《
1 《踏み鳴らされる地
1 《燃えがらの林間地
1 《虹色の眺望
1 《寓話の小道
1 《背骨岩の小山
1 《樹木茂る山麓
1 《根縛りの岩山
1 《隠れた茂み
1 《尖塔の庭
1 《火の灯る茂み
1 《眷者の居留地
1 《ギャレンブリグ城
1 《エンバレス城
1 《ニクスの祭殿、ニクソス
1 《統率の塔
1 《ハンウィアーの要塞
1 《ケッシグの狼の地
1 《無限地帯
1 《苔汁の橋
1 《ならず者の道
1 《イス卿の迷路
-土地(39)-

1 《極楽鳥
1 《エルフの神秘家
1 《ラノワールのエルフ
1 《桜族の斥候
1 《波止場の恐喝者
1 《原初の飢え、ガルタ
1 《搭載歩行機械
1 《イリーシアの女像樹
1 《オテペクの猟匠
1 《桜族の長老
1 《漁る軟泥
1 《結晶の巨人
1 《彼方地のエルフ
1 《運命の神、クローティス
1 《野生の心、セルヴァラ
1 《春花のドルイド
1 《不屈の追跡者
1 《むら気な長剣歯
1 《ウッド・エルフ
1 《ヤヴィマヤのドライアド
1 《獣に囁く者
1 《永遠羽のフェニックス
1 《水晶壊し
1 《鋭い目、ナイレア
1 《ぬめる化け眷者
1 《狩猟の統率者、スーラク
1 《永遠神ロナス
1 《クオーツウッドの壊し屋
1 《レギサウルスの頭目
1 《歓楽の神、ゼナゴス
1 《進歩の災い
1 《原初の嵐、エターリ
1 《巨大猿、コグラ
1 《草分けるアイベックス
1 《絢爛なビヒモス
1 《舌長ハイドラ
1 《ヴェリュス山の恐怖
1 《さまよう怪物、イダーロ
1 《頂点のアルティサウルス
1 《タイタノス・レックス
-クリーチャー(40)-
1 《汚損破
1 《英雄的介入
1 《森の知恵
1 《混沌のねじれ
1 《耕作
1 《偏向はたき
1 《破滅の終焉
1 《ナイレアの介入
1 《ぼやかす薄霧
1 《星の嵐
1 《サルカンの封印破り
1 《原初の狩人、ガラク
1 《圧倒する暴走
1 《野生語りの帰還
1 《巫師の天啓
1 《辺境地横断
1 《火山の捧げ物
1 《リシュカーの巧技
1 《冒涜の行動
1 《グレートヘンジ
-呪文(21)-

 

各カードの役割分類

除去(11)
ドロー、ドロー調整(11)
マナ加速(15)
サーチ(2)
クリーチャー強化(11)
単体で強いクリーチャー(5)
墓地対策(2)
除去対策(3)
戦闘ダメージ軽減(2)
その他(3)

※土地のほとんどはマナを生む効果なので割愛しました。

デッキコンセプト

 《怪獣王、ゴジラ》や「ゴジラ」シリーズの怪獣たち、恐竜・クリーチャーなどで攻勢を仕掛け、最終的には《怪獣王、ゴジラ》で統率者ダメージ21点を与えて殴り勝つことを目指してデッキを構築しています。

現在の構成に至った経緯

 もともと「ゴジラ」テーマの統率者デッキを組みたいと思っていたので、《怪獣王、ゴジラ》を統率者に決めて、固有色の赤緑で入れられるゴジラシリーズカードをすべて採用することにしました。(《装甲暴龍、アンギラス》、《完全生命体、デストロイア》、《逃れ得ぬ災厄、ゴジラ》など)

※ゴジラシリーズカードの《不思議な卵》(《モスラの巨大な繭》)は、変容クリーチャーが2枚しかデッキに入っていないので、残念ながら不採用としました。

 《怪獣王、ゴジラ》はクリーチャー・タイプが恐竜であり、恐竜・クリーチャーは見た目がまさに怪獣なので、恐竜・クリーチャーを含む恐竜シナジーカードを多めに採用。(《むら気な長剣歯》、《レギサウルスの頭目》、《クオーツウッドの壊し屋》など)

 さらに《怪獣王、ゴジラ》と相性が良い速攻付与カードやパワーを上昇させるカードを採用して、ファッティな怪獣たちで殴りかかる《怪獣王、ゴジラ》デッキが完成しました。

クロタカ

歓楽の神、ゼナゴス》は速攻付与とパワー上昇の両方で活躍してくれる最高のカードです!

怪獣王、ゴジラ》デッキの良いところ

怪獣大戦争ができる!

 せっかく統率者戦をやるなら、ファッティな怪獣たちをいっぱい出して怪獣大戦争をしてみたいですよね!

 このデッキには「ゴジラ」シリーズのカードや、恐竜を含む怪獣っぽいクリーチャーをいっぱい入れているので、存分に怪獣大戦争感を味わうことができます!

 ファッティな怪獣クリーチャーは大体コストが重たく出しづらいのですが、《オテペクの猟匠》や《鋭い目、ナイレア》でクリーチャー呪文のコストを軽減して怪獣クリーチャーを唱えやすくしています。

 また、《極楽鳥》などの通称マナクリーチャーや、《耕作》などの土地加速カードを多めに採用しているので、通常より早いタイミングで怪獣クリーチャーを唱えることができます。

クロタカ

耕作》は『基本セット2021』にショーケース版が収録されています。これはぜひともゲットしたいですね!

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アーティファクト対策カードがあまり効かない

 このデッキは前述した《極楽鳥》などのマナクリーチャーや、《耕作》などの土地加速カードでマナ加速ができるので、《太陽の指輪》などの通称「マナ・アーティファクト」を採用していません。

 統率者戦のデッキには《太陽の指輪》などの強力なアーティファクトが入っていることが多いため、それらを対策するためにアーティファクト破壊カードがよく採用されています。

 このデッキはアーティファクトをほとんど採用していないので、《汚損破》などのアーティファクト破壊カードによる被害を最小限に抑えることができます。

 逆にこちらのデッキが《汚損破》、《進歩の災い》、《巨大猿、コグラ》などでアーティファクトを破壊して、有利な盤面を築けるようにしています。

クロタカ

ゴジラは映画で頻繁に高層ビルや戦車などを破壊しているので(《怪獣王、ゴジラ》のアートでも高層ビルを破壊していますね)、アーティファクト破壊はイメージにピッタリだと思っています。

パワー参照カードを有効に使える

 《怪獣王、ゴジラ》はパワーが7と高いので、この高パワーを活かせるパワー参照カードを多めに採用しています。

クロタカ

どれも《怪獣王、ゴジラ》が戦場にいる時にプレイできれば、大量のアドバンテージを得ることができるので、とても気持ちがいいです!

ピックアップカード

結晶の巨人》(決戦兵器、メカゴジラ)

 ゴジラシリーズカードの中で僕の一番のお気に入りが《決戦兵器、メカゴジラ》です。もうすべてがカッコ良過ぎですよね!

クロタカ

子供の頃からメカゴジラが好きだったということもあり、《決戦兵器、メカゴジラ》は拡張アートフォイル版をゲットしました!

 能力はカウンターを無作為に選んで置くというもので、安定感には欠けますが、その分ゲームをするたびに違った展開を楽しめるナイスなカードだと思っています。

 もしかしたらカウンターを全部置いて、4/4、飛行、先制攻撃、接死、呪禁、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒を持つ最強兵器が爆誕するかもしれません!

 メカゴジラと言えば、現在キャンペーンでブースターボックスを購入すると、ボックス購入特典プロモで《搭載歩行機械》(戦闘要塞、メカゴジラ)がゲットできますね!

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 さらにゴジラをはじめとした東宝怪獣たちをあしらった基本土地5種セット『Secret Lair Drop Series: The Godzilla Lands』をゲットできれば、デッキ内のゴジラ率を高めることができます!

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サルカンの封印破り

 《サルカンの封印破り》はパワーが4、5、6のクリーチャー呪文を唱えると対象に4点ダメージ、パワーが7以上のクリーチャー呪文を唱えると、対戦相手と対戦相手がコントロールしているすべてのクリーチャーとプレインズウォーカーに4点ダメージを与えられるエンチャントです。

 《怪獣王、ゴジラ》 のパワーは7なので、《サルカンの封印破り》がある時に唱えれば、対戦相手に甚大な被害を与えることができます!

クロタカ

さながらゴジラの放射熱線(ゴジラが口から吐き出すビーム)をぶっ放している気分になれます!

 このデッキにはパワー4、5、6のクリーチャーが合計14枚、パワー7以上のクリーチャーが合計6枚入っているので(《怪獣王、ゴジラ》を含む)、かなりの高確率で《サルカンの封印破り》を誘発させることができます。

『基本セット2021』から採用するなら?

 次にピックアップする3枚のカードは、新セットの『基本セット2021』に収録されている注目のカードたちです。今回の《怪獣王、ゴジラ》デッキには入っていませんが、発売したあとにはオススメの3枚です!

焦熱の解放

 《焦熱の解放》は自分がコントロールしている発生源の与えるダメージが3倍になる、豪快な効果を持つエンチャントです!

 《焦熱の解放》がある状態で《怪獣王、ゴジラ》が攻撃してダメージを与えると、7の3倍で21点のダメージとなり、ワンパンで対戦相手を倒すことができます!

クロタカ

これはもうバーニングGスパーク熱線(ゴジラ最強の放射熱線)をぶっ放してるようなものですね!

 《焦熱の解放》には他にも《サルカンの封印破り》などとエキサイティングなシナジーがあり、いろいろと構築意欲がそそられる素晴らしいカードです。

長老ガーガロス

 《長老ガーガロス》は『基本セット2021』に収録されている期待の怪獣です!

 能力すべてが《怪獣王、ゴジラ》デッキに欲しかったものを兼ね備えています。

  • まず警戒、到達で苦手な飛行クリーチャーからの攻撃をガッチリ守ってくれます
  • トランプルでブロッカーを乗り越えてダメージを与えることができ、《クオーツウッドの壊し屋》がいれば恐竜・トークンを生成することもできます
  • 攻撃とブロック時の誘発型能力はどれも強力ですが、特に3点ライフ回復と1枚ドローがありがたいです
  • このデッキは速攻を付与するカードを多く採用しているので、戦場に出したターンに攻撃を仕掛けることも可能です

クロタカ

是非ともゴジラたちと一緒に大怪獣総攻撃に加わってほしいグレートな怪獣です。

原初の力

 《原初の力》はクリーチャーを強化しつつ、格闘で除去もできる攻防一体となったナイスなカードです。

 マナ・コストで支払った{X}の分だけ+X/+X修整を受けるので、後半戦になれば《怪獣王、ゴジラ》を強化して統率者ダメージ21点に迫るダメージを与えることも可能です!

クロタカ

原初の力》のアートにはイクサラン次元のエルダー・恐竜《原初の飢え、ガルタ》が描かれています。
怪獣王、ゴジラ》も同じ恐竜なのでフレイバー的相性も良いですね。(デッキにもちゃんと《原初の飢え、ガルタ》が入っています!)

デッキの回し方で意識するポイント

積極的に攻撃する!

 このデッキには戦闘ダメージを与える以外の勝ち手段をほとんど採用していないので、チャンスがある時は積極的に攻撃していきましょう。

 攻撃機会を増やすために、デッキ内には速攻を付与できるカードを多めに採用しています。(《オテペクの猟匠》、《狩猟の統率者、スーラク》、《ハンウィアーの要塞》など)

 また、攻撃すると対戦相手のクリーチャーの攻撃をブロックできなくなってしまうのですが、そのような時のために《ぼやかす薄霧》や《イス卿の迷路》で攻撃を防げるようにしています。

 飛行クリーチャーからの攻撃に対しては《舌長ハイドラ》を出すことで、それらのクリーチャーを除去しつつ、後続もブロックすることができます。

勝ちパターン紹介

怪獣王、ゴジラ》を強化してハンマーフック!

 《怪獣王、ゴジラ》を強化して、1~2回の攻撃で統率者ダメージ21点を与えて勝利するパターンです。

 《永遠神ロナス》、《草分けるアイベックス》、《圧倒する暴走》、《歓楽の神、ゼナゴス》、《ヴェリュス山の恐怖》のどれかをプレイすることで、14点の統率者ダメージを与えることができます。

 もし上記カード2枚を同時にプレイできれば、《怪獣王、ゴジラ》の打点が28になり、一撃で対戦相手を倒すことができます!

クロタカ

さながらゴジラの尾を水平に振り回す必殺技「ハンマーフック」をお見舞いした気分になれます!

破滅の終焉》でFINAL WARS!

 《破滅の終焉》はX=10以上で唱えると、自分の墓地かライブラリーからクリーチャーを戦場に出し、自分がコントロールするすべてのクリーチャーに+X/+X修整と速攻を付与することできます。

 X=10にするためには12マナも必要になるのでなかなか達成できないのですが、《野生の心、セルヴァラ》、《絢爛なビヒモス》、《ニクスの祭殿、ニクソス》などを使えばX=10でプレイすることも可能です!

※《絢爛なビヒモス》のクリーチャータイプは、トカゲから恐竜に変更されています。

 事前に《タイタノス・レックス》(原始の王者、ゴジラ)をサイクリングして、《破滅の終焉》で墓地から戦場に戻せば、最高に「ゴジラ」デッキらしいFINAL WARSを仕掛けることができます!

クロタカ

破滅の終焉》はアートに恐竜が描かれているので、フレイバー的にも怪獣たちのFINAL WARS感が出ていてナイスですね。


 今回の統率者戦デッキ紹介はこれでおしまいです。

 今後また新しいデッキやオススメカードを紹介していく予定です。

 それではまた、次回のコラムでお会いしましょう。お楽しみに!

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