GAME PLAY
RULES
- ルール文書 -マジックを健全に保つ鍵の一つは多様性です。イベントでプレイヤーが選択できる強いデッキが、必ず複数存在することが極めて重要です。なぜでしょうか? もしもプレイで使い物になるデッキが1種類しかなかったら、プレイヤーはそのデッキを使うか、それともそのデッキ専用に対策したデッキを使うかの二者択一を迫られ、イベントはたちまち停滞してしまうでしょう。そもそも、プレイヤーによって好みのデッキは様々です。有効なプレイの選択肢が多数あれば、多くのイベントに多くのプレイヤーが集まるでしょう。
マジック・イベントの環境を多様で健全なものに維持する一助として、禁止および制限リストが考案されました。それぞれのリストには、一切認められないカードか、あるいは、非常に制限された形でだけ認められるカードが記されています。
注意すべき重要な点がいくつかあります。まず、両リストは構築フォーマットだけに適用し、リミテッド・フォーマットには適用しないという点です。次に、禁止および制限リストはフォーマットごとに規定されるという点です。このため、モダン・フォーマットで禁止されているカードでも、スタンダード・フォーマットでは使用可能なこともあります。
禁止/制限カードとは?
選んだフォーマット用の禁止リストに含まれているカードは、デッキにもサイドボードにも入れてはいけません。そのカードをデッキに入れた場合、そのフォーマットのいかなる認定イベントでも、そのデッキをプレイすることはできません。制限リストに含まれている場合であれば、デッキとサイドボードを合わせてそのカードを1枚のみ入れることができます。
通常、カードが禁止(あるいは制限)されるのは、そのカードによってプレイ環境をひどく歪めてしまうようなデッキやプレイスタイルが生じる場合です。どういうことでしょうか? もしもそのカードが通常通り使用可能だったとしたら、競技で勝ちたいプレイヤーは必ずそのカードを使うか、そのカードだけを狙った対策をするか、どちらかしかなくなってしまうような場合です。
一部のカードは、単純に、該当するフォーマットで使うには強力すぎることが確認されたという理由で禁止されています。セットのリリース以前に何百時間も費やして徹底的なプレイテストを行っていますが、マジックは複雑なため、新しいカードと古いカードとの全ての相互作用を正確に予測することはほとんど不可能なのです。
フォーマット一覧(クリックで該当箇所に移動)
スタンダード
2024年7月26日ローテーション
以下のカードはスタンダード・フォーマットにおいて禁止されています。
- なし
パイオニア
2024年12月16日改定
以下のカードはパイオニア・フォーマットにおいて禁止されています。
- 《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》
- 《欄干のスパイ》
- 《血染めのぬかるみ》
- 《表現の反復》
- 《守護フェリダー》
- 《死者の原野》
- 《溢れかえる岸辺》
- 《地質鑑定士》
- 《真実を覆すもの》
- 《湧き出る源、ジェガンサ》
- 《大いなる創造者、カーン》
- 《隠された手、ケシス》
- 《豊穣の力線》
- 《夢の巣のルールス》
- 《運命のきずな》
- 《王冠泥棒、オーコ》
- 《むかしむかし》
- 《汚染された三角州》
- 《傲慢な血王、ソリン》
- 《時を解す者、テフェリー》
- 《地底街の密告人》
- 《死の国からの脱出》
- 《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
- 《夏の帳》
- 《歩行バリスタ》
- 《荒野の再生》
- 《吹きさらしの荒野》
- 《軍団のまとめ役、ウィノータ》
- 《樹木茂る山麓》
モダン
2024年12月16日改定
以下のカードはモダン・フォーマットにおいて禁止されています。
- 《色めき立つ猛竜》
- 《古えの居住地》
- 《アーカムの天測儀》
- 《出産の殻》
- 《猛火の群れ》
- 《黄泉からの橋》
- 《金属モックス》
- 《雲上の座》
- 《暗黒の深部》
- 《死儀礼のシャーマン》
- 《時を越えた探索》
- 《戦慄の復活》
- 《ウギンの目》
- 《死者の原野》
- 《激情》
- 《ギタクシア派の調査》
- 《垣間見る自然》
- 《ゴルガリの墓トロール》
- 《大焼炉》
- 《悲嘆》
- 《甦る死滅都市、ホガーク》
- 《超起源》
- 《湧き出る源、ジェガンサ》
- 《クラーク族の鉄工所》
- 《夢の巣のルールス》
- 《精神的つまづき》
- 《マイコシンスの格子》
- 《神秘の聖域》
- 《有翼の叡智、ナドゥ》
- 《王冠泥棒、オーコ》
- 《むかしむかし》
- 《思案》
- 《罰する火》
- 《炎の儀式》
- 《教議会の座席》
- 《第二の日の出》
- 《煮えたぎる歌》
- 《師範の占い独楽》
- 《猿人の指導霊》
- 《頭蓋骨絞め》
- 《花盛りの夏》
- 《一つの指輪》
- 《ティボルトの計略》
- 《宝船の巡航》
- 《伝承の樹》
- 《梅澤の十手》
- 《豆の木をのぼれ》
- 《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
- 《囁きの大霊堂》
- 《暴力的な突発》
- 《空を放浪するもの、ヨーリオン》
レガシー
2024年12月16日改定
以下のカードは、レガシー・フォーマットにおいて禁止されています。
- 「策略」のカード・タイプを持つ25種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 「アンティ」に関する9種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 人種や文化に対し攻撃的なアート、テキスト、名前、またはそれらの組み合わせを持つカード。リストは現在作成中のものです。一覧はこちらからご確認ください。
- ゲーム中に「ステッカー」「アトラクション」を使用するカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 《Ancestral Recall》
- 《アーカムの天測儀》
- 《天秤》
- 《Bazaar of Baghdad》
- 《ブラック・ロータス》
- 《チャネル》
- 《Chaos Orb》
- 《死儀礼のシャーマン》
- 《Demonic Consultation》
- 《悪魔の教示者》
- 《時を越えた探索》
- 《戦慄衆の秘儀術師》
- 《大地の知識》
- 《表現の反復》
- 《Falling Star》
- 《Fastbond》
- 《閃光》
- 《大あわての捜索》
- 《ギタクシア派の調査》
- 《ゴブリン徴募兵》
- 《悲嘆》
- 《噴出》
- 《隠遁ドルイド》
- 《伝国の玉璽》
- 《Library of Alexandria》
- 《夢の巣のルールス》
- 《魔力の墓所》
- 《マナ吸収》
- 《魔力の櫃》
- 《記憶の壺》
- 《精神的つまづき》
- 《精神錯乱》
- 《Mishra's Workshop》
- 《Mox Emerald》
- 《Mox Jet》
- 《Mox Pearl》
- 《Mox Ruby》
- 《Mox Sapphire》
- 《神秘の教示者》
- 《ネクロポーテンス》
- 《ドルイドの誓い》
- 《王冠泥棒、オーコ》
- 《超能力蛙》
- 《敏捷なこそ泥、ラガバン》
- 《師範の占い独楽》
- 《Shahrazad》
- 《頭蓋骨絞め》
- 《太陽の指輪》
- 《露天鉱床》
- 《適者生存》
- 《Time Vault》
- 《Time Walk》
- 《Timetwister》
- 《修繕》
- 《トレイリアのアカデミー》
- 《宝船の巡航》
- 《死の国からの脱出》
- 《吸血の教示者》
- 《苛立たしいガラクタ》
- 《Wheel of Fortune》
- 《白羽山の冒険者》
- 《意外な授かり物》
- 《レンと六番》
- 《ヨーグモスの取り引き》
- 《ヨーグモスの意志》
- 《黎明起こし、ザーダ》
ヴィンテージ
2024年8月26日改定
以下のカードは、ヴィンテージ・フォーマットにおいて禁止されています。
- 「策略」のカード・タイプを持つ25種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 「アンティ」に関する9種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 人種や文化に対し攻撃的なアート、テキスト、名前、またはそれらの組み合わせを持つカード。リストは現在作成中のものです。一覧はこちらからご確認ください。
- ゲーム中に「ステッカー」「アトラクション」を使用するカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 《Chaos Orb》
- 《Falling Star》
- 《Shahrazad》
以下のカードは制限されています。つまり、デッキとサイドボードを合わせて1枚しかこれらのカードを入れることはできません。
- 《Ancestral Recall》
- 《天秤》
- 《Black Lotus》
- 《渦まく知識》
- 《虚空の杯》
- 《チャネル》
- 《Demonic Consultation》
- 《悪魔の教示者》
- 《時を越えた探索》
- 《閃光》
- 《ギタクシア派の調査》
- 《ゴルガリの墓トロール》
- 《噴出》
- 《伝国の玉璽》
- 《大いなる創造者、カーン》
- 《Library of Alexandria》
- 《ライオンの瞳のダイアモンド》
- 《磁石のゴーレム》
- 《水蓮の花びら》
- 《魔力の墓所》
- 《魔力の櫃》
- 《記憶の壺》
- 《精神的つまづき》
- 《商人の巻物》
- 《精神の願望》
- 《僧院の導師》
- 《Mox Emerald》
- 《Mox Jet》
- 《Mox Pearl》
- 《Mox Ruby》
- 《Mox Sapphire》
- 《神秘の炉》
- 《神秘の教示者》
- 《覆いを割く者、ナーセット》
- 《ネクロポーテンス》
- 《太陽の指輪》
- 《露天鉱床》
- 《アメジストのとげ》
- 《Time Vault》
- 《Time Walk》
- 《Timetwister》
- 《修繕》
- 《トレイリアのアカデミー》
- 《宝船の巡航》
- 《三なる宝球》
- 《ウルザの物語》
- 《吸血の教示者》
- 《苛立たしいガラクタ》
- 《Wheel of Fortune》
- 《意外な授かり物》
- 《ヨーグモスの意志》
パウパー
2024年6月6日改定
以下のカードはパウパー・フォーマットにおいて禁止されています。
- ゲーム中に「ステッカー」「アトラクション」を使用するカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 《アーラコクラの隠密》
- 《アーカムの天測儀》
- 《エイトグ》
- 《眷者の装飾品》
- 《騒鳴の嵐》
- 《フェアリーの大群》
- 《雲上の座》
- 《頭蓋囲い》
- 《頭蓋槌》
- 《目くらまし》
- 《大霊堂の信奉者》
- 《巣穴からの総出》
- 《失墜》
- 《大あわての捜索》
- 《電位式リレー》
- 《ギタクシア派の調査》
- 《ぶどう弾》
- 《噴出》
- 《満潮》
- 《トーラックへの賛歌》
- 《激励》
- 《僧院の速槍》
- 《神秘の聖域》
- 《流浪のドレイク》
- 《予言のプリズム》
- 《陥没孔》
- 《滞留者の相棒》
- 《奮起させるバード》
- 《時間の亀裂》
- 《宝船の巡航》
- 《アンダーダークの探検者》
- 《物騒なバトルレイジャー》
統率者戦
2024年9月23日改定
以下のカードは統率者戦・フォーマットにおいて禁止が「推奨」されています。禁止推奨カードを使用する際は事前にコミュニティの同意を得ることが求められます。
- 「策略」のカード・タイプを持つ25種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 「アンティ」に関する9種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
- 人種や文化に対し攻撃的なアート、テキスト、名前、またはそれらの組み合わせを持つカード。リストは現在作成中のものです。一覧はこちらからご確認ください。
- 《Ancestral Recall》
- 《天秤》
- 《生命の律動》
- 《ブラック・ロータス》
- 《陰謀団の先手ブレイズ》
- 《チャネル》
- 《Chaos Orb》
- 《合同勝利》
- 《波止場の恐喝者》
- 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
- 《上位の空民、エラヨウ》
- 《Falling Star》
- 《Fastbond》
- 《閃光》
- 《けちな贈り物》
- 《不屈の巡礼者、ゴロス》
- 《グリセルブランド》
- 《船殻破り》
- 《エメリアの盾、イオナ》
- 《宝石の睡蓮》
- 《カラカス》
- 《トレストの使者、レオヴォルド》
- 《Library of Alexandria》
- 《限りある資源》
- 《呪文追い、ルーツリー》
- 《魔力の墓所》
- 《Mox Emerald》
- 《Mox Jet》
- 《Mox Pearl》
- 《Mox Ruby》
- 《Mox Sapphire》
- 《有翼の叡智、ナドゥ》
- 《一望の鏡》
- 《パラドックス装置》
- 《原始のタイタン》
- 《クルフィックスの預言者》
- 《繰り返す悪夢》
- 《ラノワールの使者ロフェロス》
- 《Shahrazad》
- 《星の揺らぎ》
- 《隔離するタイタン》
- 《森林の始源体》
- 《Time Vault》
- 《Time Walk》
- 《修繕》
- 《トレイリアのアカデミー》
- 《企業秘密》
- 《激動》
- 《ヨーグモスの取り引き》