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世界選手権11

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(翻訳記事) スタンダード・メタゲームブレイクダウン

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Rashad Miller / Translated by Kenji Tsumura



 365名のプレイヤーが、サンフランシスコで行われる世界選手権2011・初日の席に着いた。スタンダードは、この4日制のイベントで最初にプレイされたフォーマットだ。終わりの近づく今シーズンの中で、どのようなメタゲームになったのだろうか?

デッキタイプ人数
「緑白トークン」6316.80%
「イリュージョン」5915.73%
「赤単」5013.33%
「太陽拳」3810.13%
「赤緑《ケッシグの狼の地》」3810.13%
「白単《鍛えられた鋼》」195.07%
「青黒コントロール」195.07%
「エスパー(青白黒)コントロール」143.73%
「青白人間」143.73%
「青白コントロール」133.47%
「《出産の殻》」112.93%
「グリクシス(青黒赤)コントロール」82.13%
「《純鋼の聖騎士》」51.33%
「感染」41.07%
「テゼレイター」41.07%
「青赤《秘密を掘り下げる者》」41.07%
「青白トークン」30.80%
「Delver-Go」20.53%
「青白-Blade」20.53%
「青白赤コントロール」20.53%
「《燃え立つ復讐》」10.27%
「Grand Heart-chitect」10.27%
「赤青緑人間」10.27%

 「緑白トークン」デッキは、実に63名ものプレイヤーを焚きつけた。このデッキは《ラノワールのエルフ》や《アヴァシンの巡礼者》のようなマナクリーチャーによって加速され、《刃の接合者》と《霊誉の僧兵》を使って無数のクリーチャーを戦場に設置する。後に《ガヴォニーの居住区》を用いてこれらのクリーチャーを巨大化させ、対戦相手にとどめを刺すというわけだ。

 その次に最も多くプレイされたデッキもまた攻撃的なものだった。59名のプレイヤーが選んだ「イリュージョン」デッキは、壊れやすい「幻影」クリーチャーたちを《非実在の王》や低コストながら強力な除去呪文でバックアップしていき、対戦相手のテンポを崩す。また、このデッキに大量に含まれるインスタントは、《秘密を掘り下げる者》も「名誉イリュージョン」としてデッキに加えることも許可してくれる。

 続くデッキも攻撃的なもので、それは50名のプレイヤーが使用した「赤単」デッキだ。このデッキは《無謀な浮浪者》や《流城の貴族》のような速くて脅威的なクリーチャーと、《火葬》、《電弧の痕跡》や《霊炎》のような優れた火力を組み合わせたデッキだ。《燃え上がる憤怒の祭殿》の破壊力は、このアーキタイプを「良い」ものから「偉大な」ものへと引き上げている。

 アーキタイプ別トップ5を完成させるためには、共に38名のプレイヤーが使用した「太陽拳」と「赤緑《ケッシグの狼の地》」が必要だ。結局はどちらのデッキも長期戦で勝つために構築されたデッキで、前者は「青黒コントロール」の要素である《破滅の刃》や《禁忌の錬金術》を用いて墓地を肥やしながら生き残り、そして《堀葬の儀式》や《太陽のタイタン》といった黒と白の強力なカードで対戦相手にとどめを刺す。後者は《ヴィリジアンの密使》や《真面目な身代わり》で時間を稼ぎながら、《原始のタイタン》をキャストするためにマナ加速をしていく。《ケッシグの狼の地》と《墨蛾の生息地》が組み合わされば、衝撃的な10個の「毒」カウンターを1回のアタックで届けることができるだろう。

 これらのアーキタイプは、サンフランシスコの上位5つにすぎない。他にも「白単《鍛えられた鋼》」、「青黒コントロール」、「エスパー(青白黒)コントロール」、「青白人間」、「青白コントロール」らを含む6つのアーキタイプが、2桁を超えるプレイヤーによって使用された。残る12種類のアーキタイプは、37個のローグ・リストから成り立っている。その中のいずれかは、使用者が日曜日の決勝ラウンドに進出する助けとなってくれるのだろうか? その答えは日曜日に明らかになる。

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RESULTS

対戦結果 順位
18 18
17 17
16 16
15 15
14 14
13 13
T4
T3
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
T2
T1
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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