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Red Bull Untapped 2021 日本大会

インタビュー

優勝者インタビュー:打席に立ち続けた変革者 手塚 陽

伊藤 敦

 

 

 誰もが優勝するとまでは予想していなかった「シミック・マーフォーク」を駆り、頂点に立った者がいた。

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 Red Bull Untapped 2021 日本大会王者、手塚 陽。今大会の優勝者に、早速インタビューをさせてもらった。

マジックとの出会い

――手塚さんはどのようにしてマジックを始められたのでしょうか?

手塚「最初は小学生のとき、『メルカディアン・マスクス』~『インベイジョン』くらいのときに友だちに誘われてはじめたのがきっかけです。ただ中学に入ってよくある周りがやらなくなったパターンで一度やめて、大学に入ってこれも大学生あるあるで暇だったので再開しました。それが『ローウィン』くらいのときですね」

手塚「ただ再開してしばらくはMagic Onlineだけでやっていて、『イニストラード』くらいからリアルでも復帰して今に至る、という感じです」

トーナメントへの準備

――今回の大会に向けては、どのような準備をされましたか?

手塚「それは予選と決勝のどちらに対して、という意味でしょうか? 予選という意味だと、ほとんど練習してないです。原根(健太)さんの配信を見てただけですね。リストは昔使って2000ドルを獲得したときからちょっと変えたくらいで、当時はなかった《消えゆく希望》を、『お、これいいじゃん』と思って入れたくらいです」

――では、今日の決勝に向けては準備されたということでしょうか?

手塚「いや、今日に向けても特にはやってなかったですね(笑) そもそも練習が嫌いで、脳内でやるタイプなので。ただサイドボードプランだけは考えてきたので、自分にしてはやった方かなと思います」

実際に参加してみて

――トーナメントに実際参加してみた感想としてはいかがでしたか?

手塚「良かったと思います。決勝に残ると2週間後に同じデッキを使うことになるのだけ微妙かなという感じですが、全体的にオンラインで気軽に参加できてすごくやりやすかったです。進行も余裕をもってやられてた感じがありましたね」

――印象に残ったシーンなどはありましたか?

手塚初日5勝3敗から優勝したのが一番印象的でしたね。60位くらいだったんですけど、それもあってルール上2日目全部(ゲーム1が)後手だったんでさすがに無理かなーと思ってて。でも勝って、そしたら今日も全部後手で、さすがに勝たんやろなと思ったんですけどね」

――全部後手でも勝てたのは、どういった要因によるものとお考えでしょうか?

手塚「初日に下ブレを引いたおかげでしょうね。システム的には初日は下ブレ許容なんで、その分2日目以降で上ブレました」

マーフォークというデッキ選択

――今回「シミック・マーフォーク」というデッキを選択されましたが、マーフォークに何か思い入れがあったのでしょうか?

手塚「いえ、特にないですね。放送のインタビューでも答えましたが、原根さんの放送で全く紹介されていなかったのを見て狙い目だなと思って使ったというだけです」

手塚「あと僕、集合した中隊》っていうカードが嫌いなんですよ。ただ嫌いなんですけど、マーフォークの《集合した中隊》は強い。何せランド20なんで。《海辺の斥候》の存在がデカいですね。普通のデッキだとたくさんクリーチャーを入れても《ラノワールのエルフ》とかがハズレになっちゃうんですけど、マーフォークは『ロード』がめちゃくちゃいて、そうした小型も無駄にならない。《集合した中隊》嫌いな自分でも使いたくなるくらいのデッキです」

今後の目標について

――今後の目標について教えていただければと思います。

手塚「ポルトガルはそもそも行けるかわからないので、ひとまず日本選手権で優勝したいですね」

――最後に、応援してくれた方や読んでくれた方にメッセージなどあればお聞かせください。

手塚みんな、マジックやりましょう! やってれば勝つんで。打席に立って振るだけなんで。大会に出るのが大事だと思います」


 

 打席に立ち続けていれば、いつか夢はかなう。手塚はそれを実証してくれた。

 レッドブルを手に取り、MTGアリーナで大会に参加して、手塚のように日常を変革してみてほしい。

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